東京なのにどこか懐かしい。文教都市・国立の魅力とは

東京都のほぼ中央に位置する国立市は、JR中央線の国立駅を中心に広がる小さな街です。面積はわずか8.15平方キロメートルと、東京都内でも指折りの小規模自治体ですが、その小ささに反して観光スポットが凝縮されています。
国立の最大の特徴は、1926年に計画的に設計された「学園都市」という成り立ちにあります。鉄道会社が土地を整備し、道路や街区をあらかじめ計画したうえで開発されたため、今でも国立駅を頂点とした放射状・格子状の美しい街並みが残っています。こうした計画都市の構造は都内では非常に珍しく、街を歩くだけで「設計された美しさ」を感じられます。
1952年には東京都内で初めて「文教地区」に指定され、一橋大学をはじめとする教育機関が集まる学術的な雰囲気も国立ならでは。商業施設の看板規制など景観を守るルールが今も続いており、チェーン店が立ち並ぶ都内の他のエリアとは一線を画した、落ち着いた街の顔を保っています。
そして忘れてはならないのが、豊かな自然環境です。国立市の南側には「ハケ」と呼ばれる崖線(段丘崖)が東西に走っており、そこから湧き出る清水が小川を形成し、雑木林や湿地が今も残っています。賑やかな駅前から少し歩くだけで、まるで別世界のような自然の風景に出会えるのが、国立散歩の醍醐味のひとつです。
コンパクトながら、歴史・文化・自然・学問の薫りが凝縮された国立市。都内からのアクセスも抜群で、半日から1日かけてじっくり歩き回るのにぴったりの街です。
国立の観光スポット
歴史・文化を感じる
旧国立駅舎
国立観光の出発点といえば、まずここを訪れたいところです。国立駅南口のロータリーに佇む赤い三角屋根が印象的な旧国立駅舎は、1926年(大正15年)に建てられた初代駅舎を、2020年に創建当時とほぼ同じ姿で再築・復原した建物です。設計は帝国ホテルの建設にも携わった河野傳によるもので、左右非対称の大屋根と半円アーチ窓が特徴的なデザインは「英国レッチワースの住宅をイメージした」ともいわれています。
建物内は、国立の街づくりの歴史を紹介する展示室、観光案内や国立ゆかりのお土産を販売するまち案内所、そして誰でも自由に演奏できるストリートピアノが置かれた広間の3つのエリアで構成されています。NHKの番組でも取り上げられたことがあるこのピアノは、訪れるたびに地域の人々が思い思いに演奏しており、観光客でも気軽に楽しめる雰囲気です。まち案内所ではマンホールカードの配布も行っているので、コレクターの方はぜひチェックしてみてください。
一橋大学 国立キャンパス
旧国立駅舎から大学通りをまっすぐ南へ歩くと、やがて正面に現れるのが一橋大学の国立キャンパスです。経済・商・法・社会の4学部を擁する国立の名門大学で、政財界に多くの人材を輩出してきた日本屈指の社会科学系大学として知られています。
キャンパスの見どころは、なんといってもロマネスク様式の歴史的建築群です。国の登録有形文化財に指定されている兼松講堂や東本館は、赤レンガと石造りを組み合わせた重厚なデザインで、まるでヨーロッパの大学を訪れたかのような気分にさせてくれます。構内は基本的に一般の方も散策可能で、四季折々の緑に囲まれたキャンパスを歩くだけでも十分楽しめます。
谷保天満宮
JR南武線の谷保駅から徒歩約3分の場所に鎮座する谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は、901年(昌泰4年)の創建とされる東日本最古の天満宮です。湯島天神・亀戸天神とならび「関東三大天神」の一つに数えられ、学問の神様・菅原道真公を祀る由緒ある神社として、多くの受験生や参拝者が訪れます。
約6,000坪に及ぶ広大な境内は、東京都の天然記念物に指定された社叢(しゃそう)に覆われており、都内とは思えないほど豊かな自然環境が保たれています。また、1908年(明治41年)には有栖川宮威仁親王のご先導のもと、日本初の自動車による遠乗会(ドライブツアー)がここを目的地として催されたことから、「交通安全発祥の地」としても知られています。境内で梅の花が咲き誇る2月頃は特に訪れる価値があります。
南養寺
谷保天満宮に隣接する南養寺(やほさんなんようじ)は、1347年(正平2年)に創建された臨済宗建長寺派の禅寺です。鎌倉の建長寺から招かれた禅僧・仏崖可授(ぶつがいかじゅ)を開山として、当時この地を治めた立川氏の入道・宗茂が帰依して建立したとされています。
本堂は1804年(文化元年)の建立で、かつては茅葺き屋根でしたが昭和年間に銅板葺きに改修されています。境内には大日秘殿観音堂なども置かれており、静かで落ち着いた空気が漂います。谷保天満宮と合わせて立ち寄れる立地にあるので、歴史散歩のルートに組み込んでみてください。
三田氏館跡(城山公園)
多摩川に向かって張り出した青柳段丘の台地上に位置する三田氏館跡(城山公園)は、中世の城館跡として東京都の旧跡に指定された歴史スポットです。「三田城」や「谷保の城山」とも呼ばれ、中世豪族・三田氏の居城と推測されていますが、鎌倉御家人の津戸三郎為守が城主であったとする史料も存在するなど、その詳細には諸説あります。
館跡の中心部は現在も私有地のため立ち入りはできませんが、周囲は城山公園として整備されており、高さ約4.5mの土塁の跡や空堀の痕跡を道沿いに見学することができます。コナラやブナ、クヌギが茂るこんもりとした小さな森は、自然好きにとっても心地よい散策スポットです。
青柳稲荷神社
多摩川サイクリングロード沿いに静かに佇む青柳稲荷神社は、1671年(寛文11年)の多摩川大洪水をきっかけに生まれた神社です。現在の府中市内にあった「青柳島」が洪水で流失し、島の住民たちが現在地へ移住して新たな村を築いた際、村の氏神として創建されました。歴史的な経緯から地域の人々に長く親しまれており、谷保天満宮に次ぐ古社として地元では知られています。境内は静かで、参拝客も少なく、喧騒を離れてひっそりと歴史に触れたい方にはぴったりのスポットです。
城山さとのいえ(旧青柳村民家)
城山公園に隣接する城山さとのいえは、江戸時代に建てられたとされる古民家を活用した農業体験・交流施設です。茅葺き屋根の古民家が現役で残るこの場所では、地域の農家から仕入れた新鮮な野菜の販売も定期的に行われており、地元の方の姿も多く見られます。稲刈りや農業体験など、都市では失われつつある営みに触れられる場として、地域に根ざした温かい雰囲気があります。城山公園の散策と合わせて立ち寄ってみてください。
景観・自然を楽しむ
大学通り

国立観光のメインストリートといえば、やはり大学通りです。国立駅南口からまっすぐ南へ約1.3km伸びるこの通りは、4車線の車道の両脇に自転車道と幅広い歩道が整備された、都内でも珍しいゆとりある設計の並木道です。「新東京百景」にも選ばれており、国立市のシンボルとして長く親しまれています。
四季それぞれに表情が変わるのも大学通りの魅力です。春(3月下旬〜4月上旬)には約170本の桜が咲き誇り、淡いピンク色のアーチが通り一面を覆います。秋(11月頃)になると今度はイチョウが黄金色に色づき、「天下市」と呼ばれるイベントも開催されます。冬にはクリスマスイルミネーションが点灯し、年間を通じて賑わいを見せます。どの季節に訪れても、それぞれの風情を楽しめるのが国立らしいところです。
さくら通り
大学通りを南へ歩いて突き当たったところから、東西に約1.8kmにわたって延びるのがさくら通りです。大学通りに比べると道幅が少し狭いぶん、春に両側の桜が満開になると枝が頭上を覆うように咲き乱れ、まるで桜のトンネルに包まれているような感覚になります。大学通りの桜とはひと味違う、より密度の高い花見体験ができるとして、地元の人にも観光客にも人気のスポットです。
国立駅から大学通りを南下し、さくら通りを東西に歩いてから谷保駅か矢川駅に抜けるルートは、国立の自然を楽しむ定番の散歩コースになっています。
谷保第三公園
さくら通り沿いに位置する谷保第三公園は、毎年春に開催される「くにたちさくらフェスティバル」の会場として知られる公園です。グラウンドや広場を備えた開放的な空間で、桜の季節には公園内からも美しい花見が楽しめます。フェスティバルでは模擬店や体験型イベントなどが催され、毎年多くの来場者で賑わいます。花見の時期に国立を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってみてください。
ママ下湧水公園
矢川駅から徒歩約12分の住宅街の中に突如現れるママ下湧水公園は、「ハケ」とも呼ばれる青柳崖線の崖下から湧き出す清水が流れる、国立きっての自然スポットです。「ママ」とはこの地域の言葉で「崖」を意味し、「ママ下湧水」とはすなわち「崖下の湧き水」。昭和初期まではこの湧水を使ってわさびが栽培されていたほど、水量が豊富で水質も清らかです。
透き通った流れの中には小魚や川エビが棲んでおり、子どもたちに大人気のスポットでもあります。都内の住宅地のすぐそばとは思えないほど静かで、せせらぎの音を聞きながらのんびり過ごせる、知る人ぞ知る癒しの場所です。
矢川おんだし
ママ下湧水公園からさらに少し歩いたところにあるのが、矢川おんだしです。「おんだし」とは「押し出し」が転じた言葉で、崖線の上から流れてきた矢川が崖下へと流れ出し、ママ下湧水などの清水川と合流して府中用水(谷保分水)へ注ぎ込む地点のことを指します。
二列の流れがほぼ直角に合流する独特の景観は、ジブリ映画の世界観を思わせると訪れた人に言われるほど美しく、ハケと農地が織りなす昔ながらの風景が今も残っています。ママ下湧水公園とセットで訪れたい、国立南部の隠れた名スポットです。
矢川緑地保全地域
矢川駅から徒歩約7〜8分のところにある矢川緑地保全地域は、面積約2.1ヘクタールと小規模ながら、1977年(昭和52年)に東京都の自然保護条例に基づいて保全地域に指定された貴重な緑地です。周囲が住宅地として開発されてもこの一帯だけは手つかずの自然が守られており、スダジイ・コナラ・ケヤキ・カツラなどの雑木林と南側の湿地帯が共存する、野鳥のサンクチュアリになっています。
立川崖線から湧き出す湧水がこの豊かな生態系を支えており、季節ごとにさまざまな野鳥や植物に出会えます。散策路も整備されているので、自然観察を楽しみたい方にはとくにおすすめのスポットです。
谷保緑地
谷保天満宮の南側に広がる谷保緑地は、多摩川に近い国立市南部に残された緑地です。季節によってヒガンバナやアジサイが咲き、春と秋に特に美しい表情を見せます。谷保天満宮の参拝と合わせて、周辺をのんびりと散策するのにちょうどいい場所です。
城山歴史環境保全地域
三田氏館跡(城山公園)を中心に広がる城山歴史環境保全地域は、歴史的遺産と自然環境が一体となって保護された地域です。コナラ・ブナ・クヌギなどの落葉樹が茂る雑木林には野鳥が多く飛来し、地域ボランティアによって草刈りや枯木の処理などの保全活動が続けられています。歴史スポットとしての城山公園を訪れながら、その周囲に広がる武蔵野の自然をあわせて楽しめるのが、このエリアの魅力です。
美術館・博物館
くにたち郷土文化館

矢川駅から徒歩約10分の場所にあるくにたち郷土文化館は、国立市の歴史・民俗・美術・自然を総合的に学べる施設です。環境への配慮から施設の80%以上が地下に設けられた珍しい構造で、地上はガラス張りの外観が印象的です。常設展示は無料で観覧できるのも嬉しいポイントです。
常設展示室では「ハケが育んだ国立の通史」をテーマに、原始・古代から現代まで時代の流れに沿って展示が構成されています。見どころのひとつは、国立市内で唯一国指定重要文化財に指定された縄文時代の「大形石棒」。市内の緑川東遺跡から出土したもので、迫力ある実物を間近で見ることができます。ほかにも多摩川と崖線(ハケ)の自然を紹介する「ハケゾーン」や、国立の祭りや暮らしを伝える「くらしゾーン」など、コンパクトながら内容の濃い展示が揃っています。年数回開催される企画展も見応えがあり、訪れるたびに新しい発見があります。
宇フォーラム美術館
国立駅南口から大学通りを南へ歩いて約20分、閑静な住宅街の中にひっそりと佇む宇(う)フォーラム美術館は、1987年に前衛美術家・平松輝子によって設立された個性派の美術館です。「美術とは森羅万象の宇宙を描くこと」という信念から「宇(宇宙の宇)」という名が付けられました。
日本で初めてアクリル絵の具を使った作品を発表した平松輝子の作品約3,000点を中心に、海外の現代美術作品も含めた幅広いコレクションを所蔵しています。白を基調とした外観はシンプルに見えますが、内部は想像より広く、現代美術・抽象絵画の世界に静かに向き合える空間です。大学通りを散歩しながら足を延ばして訪れるのにぴったりの、国立らしい文化スポットです。
ショッピングを楽しむ
nonowa 国立
国立駅に直結したnonowa 国立は、国立観光の拠点として最初に立ち寄りたいショッピング施設です。国立駅の高架下を活用した「EAST」と「WEST」、そして2024年3月に新たにオープンした南口の「SOUTH」の3エリアで構成されています。
EASTには書籍や雑貨、飲食テナントが揃い、文教都市らしいセンスのよい店舗が並んでいます。WESTは食料品を中心とした構成で、国立の人気洋菓子店の支店も入るなど地元色の強いエリアです。2024年にオープンしたSOUTHは、JR東日本グループ初の木造商業ビルとして注目を集めており、「地球と、地域と、身体に心地よいソーシャルグッドリビング」をテーマに環境への配慮を随所に取り入れています。国立の桜の木を加工した照明など、国立らしさを意識した店舗づくりも見どころのひとつです。
ぽぽろショッピングセンター
国立駅南口から大学通りを少し南へ歩いたところにあるぽぽろショッピングセンターは、レンガ造りの外観が大学通りの雰囲気にもよく馴染む商業施設です。規模は大きくありませんが、日用品から飲食まで幅広いテナントが揃っており、散策の途中に立ち寄るのにちょうどよい場所です。大学通りを歩きながら気軽に寄れる立地で、地元の人にも長く親しまれています。
ムッサ21
谷保・矢川エリアにある富士見台団地の1階に広がるムッサ21は、団地に暮らす人々の生活に長年寄り添ってきた商店街です。個性的なのが、一橋大学などの学生が運営するショップが入っていること。国立産の野菜や地域の物産品を扱う「とれたの」、学生が経営全般を担うカフェなど、地域と大学が連携した街の活性化の取り組みが約20年にわたって続いています。通路にはピアノが置かれており、独特のゆったりとした空気が流れる、ほかにはない不思議な雰囲気の商店街です。
国立ダイヤ街商店街
矢川駅から徒歩約5分の場所にある国立ダイヤ街商店街は、国立駅周辺の洗練されたエリアとはひと味違う、昭和レトロな雰囲気が漂うアーケード商店街です。約50メートルの短いアーケードが3本並ぶこぢんまりとした構成ですが、靴店・精肉店・お茶屋など個人店が今も元気に営業しており、テレビ東京の人気番組「出没!アド街ック天国」でも紹介されたことがあります。国立市の大通り沿いにはない、庶民的で人情味あふれる空気が味わえるスポットとして、散策好きにはぜひ訪れてほしい場所です。
その他
国立温泉 湯楽の里
国立市南部、多摩川沿いの商業施設「フレスポ国立南」内にある国立温泉 湯楽の里は、国立観光の締めくくりにぴったりの日帰り温泉施設です。最大の魅力は、多摩川に面した立地を活かした展望露天風呂。視界を遮るものがなく、晴れた日には富士山や多摩の山々を眺めながら湯に浸かることができます。都内の日帰り温泉でこれほどの開放感を味わえる施設はなかなか珍しく、ニフティ温泉の年間ランキングでも上位に入るほどの人気を誇っています。
露天風呂のほか、源泉かけ流しの湯、肌がしっとりとする塩分豊かな天然温泉、高濃度炭酸泉、ドライサウナとスチーム塩サウナの2種類のサウナなど、設備も充実しています。食事処やリラクゼーションも併設されているので、1日ゆったりと過ごすことができます。国立市内を散策した後、ここで疲れを癒して帰るのが、国立観光の理想的な締め方かもしれません。最寄りは矢川駅ですが、国立駅からもバスでアクセスできます。
国立駅へのアクセス
国立市の玄関口となる国立駅は、JR中央線(快速)が乗り入れています。東京の主要ターミナル駅からのアクセスが非常に良く、乗り換えなしでスムーズに来られるのが大きな魅力です。
主なターミナル駅からの所要時間は以下のとおりです。新宿駅からは約33〜35分(JR中央線快速で直通)、東京駅からは約40分(JR中央線快速で直通)、吉祥寺駅からは約16分(JR中央線快速で直通)です。渋谷駅からは新宿駅でJR埼京線または山手線に乗り換えて、合計約35〜40分ほどで到着します。
また、国立市の南部エリア(谷保天満宮・くにたち郷土文化館・ママ下湧水公園など)を訪れる際は、JR南武線の谷保駅・矢川駅が便利です。立川駅でJR南武線に乗り換え、谷保駅まで約6分、矢川駅まで約4分でアクセスできます。
国立駅周辺の市内移動には、市が運行する小型循環バス「くにっこ」も活用できます。駅から離れたエリアへも手軽に移動できるので、広く市内を巡りたい方は活用してみてください。
最後に

国立市は、歩けば歩くほど新しい発見がある街です。計画的に整備された美しい並木道、100年近い歴史を誇る桜の木々、崖線から湧き出す清水、中世の城館跡、そして東日本最古の天満宮——。これだけ多彩なスポットが、8平方キロメートルほどのコンパクトな街に凝縮されているのは、本当に驚きです。
国立観光の魅力は、「目的地に向かって移動する」というよりも、街そのものを散歩することにあります。大学通りをのんびり歩きながら一橋大学の建築に目を向け、さくら通りを抜けて谷保天満宮へ立ち寄り、そのまま湧水沿いの小道を辿る——そんなふうに、地図を片手にぶらぶらと歩くだけで、豊かな時間が自然と流れていきます。
新宿から約35分、東京駅から約40分というアクセスの良さも嬉しいところ。気軽に日帰りで訪れられる距離なのに、「東京にこんな街があったのか」という驚きを必ず感じさせてくれます。都内の喧騒から少し離れて、ゆったりとした休日を過ごしたいと思ったとき、ぜひ国立市を目的地の候補に加えてみてください。

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