上野で暇つぶしするならここ!ジャンル別おすすめスポットを360度写真付きで紹介します

上野ってどんな街?

上野駅前の風景

東京都台東区に位置する上野は、JR山手線をはじめ多数の路線が乗り入れるターミナル駅であり、古くから「北の玄関口」として親しまれてきたエリアです。新幹線や在来線、地下鉄が集まる交通の要所でありながら、駅から少し歩くだけで緑豊かな公園や歴史ある寺社、活気あふれる商店街まで揃っているのが上野の大きな魅力だと感じています。

上野の象徴ともいえるのが、日本で最初の公園として指定された上野恩賜公園です。園内には動物園や美術館、博物館といった文化施設がぎゅっと集まっており、江戸時代には徳川家ゆかりの寛永寺の境内であったという歴史的背景も持っています。桜の名所としても全国的に知られており、季節ごとに表情を変える景観を楽しめるのも魅力のひとつです。

また、上野といえばアメヤ横丁に代表される下町情緒あふれる商店街も外せません。食べ歩きやお買い物を楽しむ人々でいつも賑わっていて、観光客はもちろん、地元の方の生活にも根付いた活気のある雰囲気を味わえます。一方で、湯島天神や谷中エリアなど、少し足を延ばせば静かに散策できるスポットも点在しており、賑やかさと落ち着きの両方を味わえるのも上野ならではだと思います。

こうした多彩な顔を持つ上野は、乗り換えの合間や待ち合わせ前のちょっとした時間から、半日ゆっくり過ごしたいときまで、幅広いシーンで頼れる街です。この記事では、上野駅から徒歩圏内で楽しめる暇つぶしスポットを、ジャンルごとにたっぷりご紹介していきます。

上野の暇つぶしスポット

動物園や博物館などの施設

上野公園内には、大人から子どもまで楽しめる文化施設がぎゅっと集まっています。展示替えも多いため、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。まずは定番の施設から順番にご紹介していきますね。

上野動物園

上野駅から徒歩5分ほどでアクセスできる上野動物園は、1882年に開園した日本で最も歴史のある動物園です。パンダをはじめ、ライオンやゾウ、キリンなど約300種の動物たちに会うことができ、東園・西園の2つのエリアに分かれた広い園内は、じっくり見て回ると2時間近くかかることもあります。お子さん連れの方はもちろん、一人でふらっと立ち寄っても十分に楽しめるスポットです。

東京国立博物館

1872年創設という、日本で最も歴史の長い博物館が東京国立博物館です。日本や東洋の文化財を数多く収蔵しており、国宝や重要文化財も多数展示されています。本館では縄文時代から江戸時代までの日本美術の流れを時代ごとに紹介しているので、歴史が好きな方であれば時間を忘れて見入ってしまうはずです。上野駅公園口から徒歩10分ほどの立地で、上野公園散策の途中に立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。

国立科学博物館

「かはく」の愛称で親しまれている国立科学博物館は、自然史と科学技術史に関する国立唯一の総合科学博物館です。恐竜の化石や動物の標本、宇宙科学に関する展示など、500万点以上の資料の中から約25,000点が常設展示されており、大人でも十分に知的好奇心を刺激されます。館内には全天球型のスクリーンで地球や宇宙をテーマにした映像を上映する「シアター36○」もあり、プラネタリウムのような没入感のある映像体験も楽しめます。上野駅公園口からは徒歩5分ほどとアクセスも良好です。

国立西洋美術館

フランスの実業家・松方幸次郎氏のコレクションを基礎として1959年に開館したのが国立西洋美術館です。ロダンの彫刻をはじめ、中世から20世紀にかけての西洋美術の名品を鑑賞することができます。建物自体もル・コルビュジエが設計した世界文化遺産であり、美術鑑賞だけでなく建築ファンにもおすすめできるスポットです。上野駅公園口から徒歩10分程度で到着します。

上野の森美術館

1972年に開館した上野の森美術館は、常設展示を持たず、話題性の高い企画展や公募展を中心に展開しているのが特徴です。コンパクトな館内で気軽に立ち寄れるため、「少し時間が空いたのでアートに触れたい」という時にちょうど良いボリューム感だと感じています。上野駅公園口からは徒歩5分ほどで、上野公園に入ってすぐの場所にあるので迷わず行けるのも安心材料です。

ショッピング

上野は買い物スポットも実に多彩です。昔ながらの商店街から駅直結の商業施設まで、目的や気分に合わせて選べるのが上野の魅力だと感じています。ここでは徒歩圏内で回れる主要なショッピングスポットをご紹介します。

アメヤ横丁(アメ横)

上野駅から徒歩2〜5分ほどでアクセスできるアメヤ横丁、通称「アメ横」は、上野を代表する商店街です。食品から衣料品、雑貨まで多種多様なお店が軒を連ねており、活気ある呼び込みの声を聞きながら歩くだけでも楽しい気分になれます。食べ歩きグルメも豊富なので、小腹が空いたときのちょっとした休憩にもぴったりです。

上野中通り商店街(通称:うえちゅん)

上野中通り商店街

アメ横に並行して伸びる上野中通り商店街は、地元では「うえちゅん」の愛称で親しまれています。アメ横に比べると食料品店は少なめで、スポーツ用品店などが目立つのが特徴です。アメ横ほどの混雑がなく、落ち着いてぶらぶら歩けるのも魅力のひとつだと感じています。上野駅からは徒歩3分ほどでアクセスできます。

谷中銀座商店街

谷中銀座商店街

谷中銀座商店街は、昔ながらの下町情緒が色濃く残る商店街です。上野駅からは徒歩20〜25分ほどとやや距離がありますが、夕焼けが美しく見える「夕やけだんだん」と呼ばれる階段や、街のシンボルである猫たちに出会えるのんびりとした雰囲気が魅力です。時間に余裕があるときに、少し足を延ばして訪れてみる価値のあるスポットです。

エキュート上野

エキュート上野は、上野駅の公園口と同じ階にある駅ナカのショッピングモールです。レストランやドラッグストア、ユニクロなどが入っており、改札内にあるため電車の待ち時間にもさっと立ち寄れる便利さがあります。天候を気にせず過ごせるのも嬉しいポイントです。

アトレ上野

JR上野駅に直結した商業施設がアトレ上野です。ショッピングだけでなくカフェやレストランも充実しており、電車の乗り換えついでに気軽に買い物や食事を楽しめる立地の良さが魅力です。雨の日でも濡れずにアクセスできるのも心強いところです。

上野の森さくらテラス

上野公園の入口付近にある商業施設が上野の森さくらテラスです。上野駅からは徒歩3分ほどとアクセスも良く、公園散策の前後に立ち寄りやすい立地にあります。カフェやショップが集まっており、ちょっとした休憩スポットとしても重宝します。

多慶屋

上野駅から徒歩10〜15分ほど、御徒町方面にある多慶屋は、食品から化粧品、家電、医薬品まで幅広い商品を扱う大型ディスカウントショップです。訪日観光客からも人気が高く、独自のディスカウント価格で掘り出し物が見つかることも多いので、掘り出し物探しが好きな方にはぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

公園

上野には広大な上野恩賜公園を中心に、規模の異なるさまざまな公園や庭園が点在しています。散歩好きとしては、季節の移ろいを感じながら歩けるこのエリアは何度訪れても飽きません。ここでは代表的な公園をご紹介します。

上野恩賜公園

上野駅公園口を出てすぐ目の前に広がるのが上野恩賜公園です。1873年に日本で最初の都市公園として指定された歴史ある公園で、東京ドーム約11個分という広大な敷地には、動物園や博物館、美術館などの文化施設が点在しています。春には約1,200本の桜が咲き誇る花見の名所としても知られており、季節ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力です。ベンチも多く配置されているので、ちょっと腰を下ろして休憩したいときにも重宝します。

上野公園こども広場

上野動物園の正門すぐ横にあるのが上野公園こども広場です。すべり台やブランコがセットになったコンビネーション遊具が設置されており、歩き始めたばかりのお子さんでも遊びやすい小さなすべり台やロッキング遊具も揃っています。遊具周りはゴムチップが敷かれているため足元も安全で、小学生くらいのお子さんを連れて博物館や美術館を巡る合間に「少し体を動かしたい」というタイミングにぴったりの場所です。我が家でも息子を連れて上野公園を訪れた際には、このあたりで一息つかせてもらうことがよくあります。動物園や美術館めぐりの合間の暇つぶしとして、お子さん連れの方には特におすすめしたいスポットです。

不忍池

不忍池

上野公園の南側に広がる不忍池は、江戸時代から蓮の名所として親しまれてきた天然の池です。夏には池の一部を覆い尽くすほどの蓮が咲き誇り、冬には鴨などの水鳥が飛来する姿を見ることができます。手漕ぎボートやスワンボートを楽しめる「ボート池」もあり、のんびりと水辺の景色を眺めながら散策するのにぴったりの場所です。上野駅からは徒歩5分ほどでアクセスできます。

旧岩崎邸庭園

上野駅から徒歩10〜15分ほど、池之端エリアにある旧岩崎邸庭園は、三菱財閥の岩崎家が所有していた邸宅の跡地です。洋館と日本庭園が同居する独特の景観が魅力で、明治期の雰囲気をそのまま残す静かな空間でゆっくりと過ごすことができます。入園には料金がかかりますが、賑やかなアメ横周辺とは対照的な落ち着いた時間を求めている方には、特におすすめしたいスポットです。

神社・寺院

上野公園周辺には、規模の大きな神社仏閣から、こぢんまりとした穴場スポットまで、historyを感じられる寺社が数多く点在しています。参拝がてらのんびり境内を歩くだけでも、心が落ち着く時間を過ごせるはずです。

上野東照宮

1627年創建の上野東照宮は、徳川家康を祀る神社で、出世や勝利、健康長寿にご利益があるとされています。金色に輝く社殿は「金色殿」とも呼ばれ、その荘厳な佇まいは一見の価値があります。冬には約160株もの冬ぼたんが咲き誇る「上野東照宮 冬ぼたん」というイベントも開催されており、季節ごとに異なる魅力を楽しめます。上野駅からは徒歩10分ほどでアクセスできます。

寛永寺

寛永寺は、徳川家の菩提寺として江戸時代初期に建立された由緒あるお寺です。かつては上野公園一帯がすべて寛永寺の境内であったとされるほど広大な敷地を誇っており、上野戦争の舞台になったことでも知られています。現在も境内には歴史を感じさせる建造物が点在しており、落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しめます。上野駅からは徒歩15〜20分ほどの距離です。

花園稲荷神社・五條天神社

上野公園内に隣接して鎮座しているのが花園稲荷神社五條天神社です。花園稲荷神社は縁結びの神様として知られ、朱色の鳥居が連なる参道が印象的で、まるで異世界に迷い込んだような気分にさせてくれます。一方の五條天神社は医薬祖神として親しまれており、健康祈願や病気平癒祈願に訪れる参拝者が多いのが特徴です。境内が地続きになっているため、まとめて参拝できるのも便利なポイントです。上野駅公園口からは徒歩3〜7分ほどでアクセスできます。

下谷神社

上野駅から徒歩6分ほどの場所にある下谷神社は、都内でも歴史の古い稲荷神社のひとつとされています。こぢんまりとした境内は観光客も比較的少なく、静かに参拝したい方にぴったりのスポットです。アメ横などの賑やかなエリアからも近いので、買い物の合間にふらっと立ち寄るのもおすすめです。

湯島天神(湯島天満宮)

学問の神様として名高い湯島天神は、正式名称を湯島天満宮といい、受験生や観光客で賑わう東京屈指のパワースポットです。境内にはおよそ300本の梅が植えられており、2月の見頃を迎える頃には多くの人で賑わいます。上野駅からは徒歩15分ほどとやや距離がありますが、25分圏内であれば十分に足を延ばせる範囲です。

上野大仏

上野大仏

上野公園内、公園口から徒歩1〜2分ほどの場所にあるのが上野大仏です。かつては像高6メートルの立派な大仏でしたが、地震や火災による被害を4度も受けた末、現在は顔の部分だけがレリーフとして残されています。「これ以上落ちない」ということから合格祈願に訪れる参拝者も多く、ユニークな逸話とともに楽しめる小さなスポットです。

その他

ここまでご紹介してきた施設や公園、神社仏閣以外にも、上野には雨の日や涼みたいときに重宝するスポットがあります。ジャンルにとらわれず、暇つぶしの選択肢として覚えておくと便利な施設をご紹介します。

国際子ども図書館

上野公園内、上野駅公園口から徒歩10〜15分ほどの場所にあるのが国際子ども図書館です。国立国会図書館の支部図書館として児童書を中心に扱っており、誰でも気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。かつて帝国図書館として使われていた建物をそのまま活用しているため、特徴的な外観や大階段など、本を読まずとも館内を眺めているだけで楽しめる空間になっています。雨の日の暇つぶしや、涼を求めたいときにもぴったりの施設です。

台東区立中央図書館

上野駅から徒歩15〜18分ほど、西浅草エリアの台東区生涯学習センター内にあるのが台東区立中央図書館です。蔵書数は約38万冊と台東区立図書館の中でも最大規模を誇り、作家・池波正太郎の資料を集めた「池波正太郎記念文庫」も併設されています。閲覧席も充実しているので、腰を据えてじっくり本を読んだり調べものをしたりしたいときに重宝するスポットです。

TOHOシネマズ 上野

上野フロンティアタワーの7階から10階に入っているのがTOHOシネマズ 上野です。上野駅からは徒歩15分ほどかかりますが、東京メトロ銀座線「上野広小路駅」や都営大江戸線「上野御徒町駅」からは徒歩1分というアクセスの良さも魅力です。8スクリーン、約1,400席を備えたシネマコンプレックスで、ハリウッド大作や邦画はもちろん、アニメ作品の上映にも力を入れています。天候に左右されず、2時間前後まとまった時間を過ごしたいときの暇つぶしにぴったりの選択肢です。

上野駅へのアクセス

上野駅は東京を代表するターミナル駅のひとつで、乗り入れている路線の多さも大きな特徴です。JR東日本の新幹線(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線)をはじめ、山手線、京浜東北線、上野東京ライン、常磐線、高崎線、宇都宮線(東北本線)が乗り入れており、地下鉄では東京メトロの銀座線・日比谷線も利用できます。さらに、京成本線の「京成上野駅」も上野公園のすぐそばに位置しているため、成田空港からのアクセスも良好です。これだけ多くの路線が集まっているのは、東京の中でも上野くらいだと思います。

都内の主要ターミナル駅からのアクセスも良好です。東京駅からは山手線で乗車時間わずか7分ほどとあっという間に到着します。新宿駅からは、山手線を利用してぐるりと回る場合でおよそ25分ほど、神田駅で東京メトロ銀座線などに乗り換えるルートを使えば20分前後で到着することもできます。渋谷駅からは、東京メトロ銀座線を利用すればおよそ27分、JR山手線であれば新宿経由で30分ほどが目安です。

いずれのルートも乗り換え1回程度で済むことが多く、都内のどこからでも比較的アクセスしやすい立地だと感じています。新幹線や在来線での長距離移動の合間はもちろん、都内での買い物やお出かけの途中に「ちょっと上野に寄ってみようか」という気軽さで訪れられるのも、上野の大きな魅力のひとつです。

最後に

アメ横

ここまで、上野駅から徒歩圏内で楽しめる暇つぶしスポットを、動物園や博物館などの施設、ショッピング、公園、神社・寺院、そしてその他のジャンルに分けてご紹介してきました。改めて振り返ってみると、これだけコンパクトなエリアの中に、これほど多彩な過ごし方が詰まっている街も珍しいのではないかと感じています。

電車の乗り換え待ちのようなほんの30分程度の空き時間であれば、アメ横をぶらぶら歩いたり、上野恩賜公園のベンチで一息ついたりするだけでも十分に上野らしさを味わえます。一方で、半日ほどまとまった時間が取れるのであれば、動物園や博物館を巡ったあとに、少し足を延ばして湯島天神や谷中銀座商店街まで散策してみるのもおすすめです。雨の日であれば、図書館や映画館、駅直結の商業施設などの屋内スポットを組み合わせれば、天候を気にせず一日中過ごすこともできてしまいます。

個人的には、こうして「賑やかさ」と「静けさ」が同じエリアの中に共存しているところに、上野という街の一番の魅力があると思っています。アメ横の活気ある雰囲気を楽しんだすぐあとに、花園稲荷神社の静かな境内で一息つけるような、そんな振れ幅の大きさは、他の街ではなかなか味わえない体験です。

この記事が、上野で過ごす時間をより充実したものにするための一助になれば嬉しく思います。次に上野を訪れる際は、ぜひ今回ご紹介したスポットの中から気になる場所を選んで、自分だけの上野散策を楽しんでみてください。

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