超穴場「玻名城ビーチ」で簡単シュノーケリング!360度写真レポート&バーチャル体験

玻名城の郷ビーチ

玻名城ビーチ01 https://tokyo360photo.com/hanashiro-beach – Spherical Image – RICOH THETA

今回紹介する「玻名城の郷ビーチ」は、沖縄南部の八重瀬町にある観光客がほとんど来ない超穴場なビーチです。

更衣室や海の家なんてものはありませんので、ビーチとしての設備や環境はイマイチな海ですが、

  • 珊瑚が作った潮溜まりで、熱帯魚と一緒に泳げる
  • 那覇市内から車で40分くらいで行けちゃう

という利点があります。

「昼間だけ海でお手軽シュノーケリング、夜は那覇の街に繰り出したい」という方にはオススメなスポットです。

玻名城ビーチ02 https://tokyo360photo.com/hanashiro-beach – Spherical Image – RICOH THETA

上の360度写真の通り、砂浜には大き目な石がゴロゴロ転がっていて、裸足で遊ぶことはできません。特に岩場(潮溜まり)のほうはビーチサンダルでも危険です。足を覆うスポーツサンダルやマリンシューズなどが最低限必要です。

小さなお子さんでも安心

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玻名城の郷ビーチの海は、上の360度写真の通り、コンクリートで囲まれた部分と、珊瑚の岩場にできた潮溜まりとに隔てられています。

コンクリートで囲まれたプール部分はもちろん、潮溜まりも基本的には外海と隔離されているので、干潮時であればほとんど波の影響を受けません。小さなお子さんでも安心して、熱帯魚と一緒に泳げるというのもオススメポイントの一つです。

開発途中で放置?

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「ビーチ」という名前がついてはいますが、他のビーチのように観光地化されたビーチではありません。

地元の人の話によると、「誰かがビーチとして開発(整備)しようとしたけど、途中でやめちゃったんじゃない?」とのこと。

確かに、海をコンクリートで四角く囲み、人工的な海のプールとなっている場所があったり、コインシャワーやトイレといった設備は一応備わっています。ただし、監視員は誰一人おらず、海の家や売店、バナナボートやグラスボートなどのレジャー施設は一切ありません。だからこそ、観光客が訪れない穴場ビーチになっているというわけです。

 

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昔はオーシャンビューのレストランだったと思われる建物ですが、今では廃墟と化しています。危険なので入らないようにしましょう。

海に作られた人工的なプール

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コンクリートで囲まれた場所は、潮の流れが遮られているせいか、あまり綺麗な水ではありません。

ただし、全体を通して浅く、また先述した通り波の影響を受けませんので、小さい子が遊ぶ場所としてはオススメです。潮溜まりに比べるとだいぶ少ないですが、一応熱帯魚も泳いでいます。(逆に大人の人が泳げるほど深くないので、大人にはまったくオススメできません。潮通しもよくないため、海水もあまりキレイではありません。)

珊瑚が作る潮溜まり

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コンクリートで囲まれた人工的なプールの外側には、沖縄の方言で「イノー」と呼ばれる潮溜まりが広がっています。

 

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珊瑚の岩によって無数の潮溜まりに隔てられていて、それぞれ大きさや深さが違います。場所によっては大人でも足が届かないほどの深さです。

深さはあっても、外海とは隔てられているため波の影響はほとんどなく、浮き輪などがあれば安心してシュノーケリングを楽しめます。

 

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どのイノー(潮溜まり)にも、沖縄らしい熱帯魚がたくさん泳いで、熱帯魚と一緒に泳ぐことができる自然のプールです。

ちなみに、食べられるか?(美味しいか?)は微妙なところですが、釣りをすると入れ食い状態です。糸と針と練り餌さがあれば簡単に小さな熱帯魚を釣ることができます。

 

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珊瑚の化石だけでなく、生きた珊瑚も見ることができます。

注意点

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お手軽に熱帯魚を観察しながらシュノーケリングを楽しめますが、注意点もあります。

岩の上はもちろん、潮溜まりの中にもゴツゴツとした岩がありますので、注意せずに泳いでいると、水の中の岩に足をぶつけて怪我をしてしまうことがあります。水の中だと、岩の間にウニもいます。熱帯魚に夢中になりすぎないよう気をつけましょう。

また、潮溜まりでシュノーケリングができるのは干潮時のみです。潮が満ちてくるとイノーは海の底に沈んでしまいます。夢中になりすぎて浜に戻れなくなってしまわないよう、干潮の時間帯をきちんと把握して楽しんでください。

玻名城ビーチのまとめ

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今回紹介した玻名城ビーチは、観光雑誌などには載っておらず、地元の人でもその存在を知らない人も多い穴場スポットです。夏真っ只中のオンシーズンでも、平日に行くとプライベートビーチ状態で楽しむことができます。

冒頭で書いた通り、簡易シャワーとトイレがあるだけでビーチとしての施設は本当に最低限のみ。さらに人工的なプール部分は水も綺麗ではありません。ですが、それらを差し引いても、熱帯魚のいる潮溜まりで手軽にシュノーケリングができるメリットは大きく、オススメなビーチです。

観光客で溢れるビーチに飽きた方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

玻名城の郷ビーチの基本情報

  • 住所:沖縄県島尻郡八重瀬町字玻名城
    ※サザンリンクスゴルフクラブのすぐそばです
  • ビーチの利用料金:無料
  • 駐車場:あり(5台)
    ※少し離れた場所にもう少し広めの駐車場もあります
  • トイレ:あり
  • シャワー:あり(有料)

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