うみかぜ公園の釣り場はファミリーフィッシングに最適!横須賀随一の人気ポイントを360度写真付きで紹介

うみかぜ公園の概要

うみかぜ公園は神奈川県横須賀市の海沿いの設けられた市営の公園です。敷地面積は52,000平方メートルと規模の大きな公園で、園内には

  • 遊具広場
  • 芝すべり
  • 3on3バスケットコート
  • スケボーエリア
  • マウンテンバイクコース
  • 壁打ちテニスコート
  • バーベキュー広場
  • 親水護岸
  • 水の丘噴水(じゃぶじゃぶ池)

など、スポーツやアウトドアが楽しめるたくさんの設備が揃っています。週末ともなると県外からもたくさんの人が訪れる人気のレジャースポットです。

目の前には東京湾が広がっていて、沖合1km付近には観光地としても有名な『猿島』が浮かんでいるのが見えます。公園の名前の通り潮風がふき夏場でも比較的涼しさを感じられる公園です。

また、親水護岸のエリアを除き海沿いの護岸では釣りを楽しむこともでき、横須賀エリアではトップクラスの人気を誇る釣りスポットにもなっています。釣りのハイシーズンとなる夏~秋にかけては何時に行っても釣座が埋まっているほどの人気で、場所取りの競争率が非常に高い釣り場です。

うみかぜ公園の釣り場

うみかぜ公園-釣り場の全体像

うみかぜ公園-釣り場の全体像

うみかぜ公園の釣り場は、全長600メートルの護岸のうち親水護岸の部分を除いた約400メートルの護岸がメインの釣りポイントとなっています。足場は良く全面柵が設置されていますのでファミリーフィッシングにも最適な釣り場です。

釣り場は大きく分けて

  1. 駐車場裏
  2. 護岸中央付近
  3. ノジマモール裏
  4. 護岸右端の小突堤

の4つとなっています。

一直線上の護岸で同じように見えますが、それぞれ少しずつ環境が異なり狙える魚種も変わってくるのがうみかぜ公園の特徴といえます。ただ、先述した通りシーズン中は混雑が予想されポイントを自由に選べないことが多いので、色んな仕掛けを用意して入れたポイントに応じて狙う魚種を変えるのもおすすめです。

1.駐車場裏

駐車場やトイレからも近く、一番人気のあるポイントです。特に海に向かって右側のポイントはタチウオを狙いやすいポイントとして知られていて、夜中でも混雑必須のポイントとなっています。

タチウオ狙いの場合、朝マヅメや夕マヅメの活性の高いタイミングでは手返しの良いルアーで狙い、夜釣りは電気ウキで狙うのがおすすめです。なお、日中はほとんど釣れませんので、夕マヅメと夜釣りに狙いを絞ってタチウオ釣りを楽しみましょう。

このポイントでは、初心者にお勧めのサビキ釣りも可能ですが、うみかぜ公園はサビキ釣りでもある程度投げたほうが釣果アップに繋がります。足元ではなく浮きサビキやぶっこみサビキでできるだけ遠投するのがお勧めです。

うみかぜ公園は大型のサバが釣れることでも知られていますが、遠投カゴ釣りが釣果に繋がりやすいので、遠投しやすいタックルを用意しましょう。青物が回ってくることもありますので、ジグサビキもお勧めです。

また、このポイントは他に比べて比較的根がかりも少ないので、ぶっこみ釣りでシロギスやメゴチ、カレイなどの底物を狙うのも有効です。釣り初心者やファミリーであればぶっこみ釣りと足元での釣りを組み合わせて、五目釣りも楽しめるでしょう。

2.護岸中央付近

背後にバスケットコートやスケボーエリアがあるポイントです。こちらも駐車場やトイレから近く、ファミリーにも人気のあるポイントとなっています。

駐車場裏のポイントと狙える魚種はあまり変わりませんが、手前側に根があるため根がかりしやすいのが難点です。

ある程度遠投することで根を回避できますので、こちらも遠投できるタックルが有利となります。

遠投がまだ慣れていない方は底物狙いのぶっこみ釣りなどは避け、浮きを使った投げサビキや足元でのサビキ釣りなどでアジやサバ、イワシを狙うのがお勧めです。サビキ釣りも遠投できたほうが有利ですが、時合のタイミングに合えば足元でも釣果が期待できます。

また、ヘチ際でクロダイの釣果実績もありますので、ヘチ釣りも良いでしょう。胴付き仕掛けでカワハギやメバル、カサゴなどを狙うのも有効です。

3.ノジマモール裏

海に向かって左側、ノジマモールの建物裏にあたるポイントです。他のポイントに比べてタチウオや青物の釣果実績は低いものの、ノジマモールが風よけになっていて強風の日でも釣りがしやすいというメリットがあります。

なお、ノジマモール裏は正確に言うとうみかぜ公園外となりますが、公共の遊歩道となっていて特に釣り禁止となっていない護岸です。うみかぜ公園の護岸と同様、人気の釣り場となっていてハイシーズン中はびっしりと釣り人で埋まってしまいます。

「2.護岸中央付近」に比べると根がかりは少なく、ぶっこみ釣りも可能です。筆者がこのポイントで釣りをした際、ぶっこみサビキにて小アジが入れ食いとなったこともあります。朝マヅメや夕マヅメなどの時合のタイミングでは、小さなお子さんでも数釣りが楽しめるでしょう。

4.護岸右端の小突堤

メインの釣り場となる護岸の東側には釣り禁止の親水護岸があり、更に東へ進んだ親水護岸の東端に、釣りができる小さな突堤があります。

釣り人が2~3組くらいしか入れないキャパの小さなポイントで、またトイレなどからも遠いのが難点ではありますが、全面転落防止の柵が設置されていて子連れのファミリーでも釣りは可能です。

根が多いポイントとなっていて、カサゴやメバルなどの根魚を狙って釣りができる他、排水があるためシーバスのポイントとしても知られています。

また、沖に向かってある程度遠投できれば、カゴ釣りで型の良いサバも狙えます。

うみかぜ公園で釣れる魚

釣り上げられたタチウオ

  • メバル
  • カサゴ
  • シーバス
  • クロダイ

  • アジ
  • イワシ
  • サバ
  • コノシロ
  • サッパ
  • シロギス
  • ハゼ
  • メゴチ
  • タチウオ
  • マダコ
  • シーバス
  • クロダイ

  • アジ
  • イワシ
  • サバ
  • コノシロ
  • サッパ
  • ショゴ
  • ワカシ
  • シロギス
  • ハゼ
  • メゴチ
  • タチウオ
  • カワハギ
  • シーバス
  • クロダイ

  • カレイ
  • ムラソイ
  • メバル
  • カサゴ

うみかぜ公園へのアクセス

横浜横須賀道路の『横須賀インターチェンジ』から車で10分ほどの道のりです。横須賀ICを降りたあと『本町山中有料道路』を通るのですが、こちらの道路は料金徴収期間が満了となり令和4年3月21日から無料で通行できるようになります。(神奈川県公式サイト

駐車場

うみかぜ公園には収容台数182台の規模の大きな専用駐車場(有料)が備わっています。普通車の駐車料金は

  • 7時~22時
    最初の1時間:320円
    その後30分毎:160円
    最大640円
  • 22時~7時
    1時間:100円

となっています。

電車

最寄り駅は京浜急行電鉄本線の『県立大学駅』で、駅からうみかぜ公園までは徒歩10~15分ほどで。電車釣行にも向いている釣りスポットです。

うみかぜ公園近くの釣具屋・コンビニ

釣具屋:つり具の上州屋 横須賀中央店

うみかぜ公園から車で2分、徒歩でも5~6分の場所にある釣具屋さんです。チェーン展開する大型の店舗で品揃えが豊富です。特にタチウオの仕掛けが充実していて、うみかぜ公園ではタチウオが人気のターゲットとなっているのがわかります。

  • 住所:神奈川県横須賀市日ノ出町2-13-20
  • 電話番号:046-822-3285
  • 営業時間:日によって異なるため公式サイトにてご確認ください
  • 定休日:年中無休
  • 公式サイト

釣具屋:タックルベリー 横須賀根岸店

うみかぜ公園から車で10分ほどの場所にある釣具屋さんです。チェーン展開する大型の店舗で品揃えが豊富です。中古釣具の買取や販売も行っています。

  • 住所:神奈川県横須賀市根岸町5-17-21
  • 電話番号:046-854-9228
  • 営業時間:11時~21時
  • 定休日:年中無休
  • 公式サイト

コンビニ:セブン-イレブン 横須賀日の出町3丁目店

うみかぜ公園から徒歩3分ほどの場所にあるコンビニです。

  • 住所:神奈川県横須賀市日の出町3-20-2
  • 電話番号:046-822-4330

うみかぜ公園近くのその他釣りスポット

海辺つり公園

海辺つり公園はうみかぜ公園から東に車で5分ほどの場所にある、護岸沿いに設けられた公園です。全長約500メートルほどの釣りができる護岸を有し、うみかぜ公園と同じく横須賀市内でトップクラスの人気を誇る釣りスポットとなっています。

護岸は全面柵が設置されていて、子連れファミリーでも比較的安心して釣りが楽しめる環境が揃っています。

足元から水深があり、足元でのサビキ釣りでは定番のアジやイワシ、サバなどが狙えるほか、夕マヅメから夜にかけてはタチウオ釣りも人気で、シーズンとなる夏から秋の夜は電気ウキが並んでいます。

ただし、うみかぜ公園とことなり開園しているのが5時~22時までとなっていますので、夜通しの夜釣りはできませんので注意が必要です。

海辺つり公園については、以下の記事でも詳しく紹介したしますので合わせてご覧ください。
横須賀の海辺つり公園でファミリーフィッシング!360度写真付きでレポートします。

猿島

猿島は、うみかぜ公園の護岸から見える東京湾最大の自然島です。無人島ですが横須賀市の三笠ターミナルから毎日フェリーが出ていて、片道10分の船旅で渡ることができます。うみかぜ公園から三笠ターミナルまでは車で5分となっています。

島内には海水浴場やバーベキュー場がある他、釣りができるポイントもあるため観光やレジャーと一緒に釣りを楽しむことが可能です。

釣り場は海水浴場にもなる『砂鉄の浜』と、磯場になっている『オイモノ鼻』の2箇所となっています。子連れファミリーでも釣りがしやすいサーフからは、ぶっこみ釣りでシロギスを狙ったり、ルアーでシーバスやマゴチ、ヒラメなどを狙ったりすることができ、少々足場の悪い磯ではクロダイやメジナなどが人気のターゲットです。

なお、島内には釣具のレンタルサービスもあり、手ぶらで行って釣りができます。海水浴やバーベキューもできますので、他のレジャーと合わせて釣りを楽しめるのが魅力のひとつとなっています。

猿島の詳細については、以下の記事でご確認ください。
猿島は釣りも楽しめる!狙える魚種やポイントなどを360度写真付きで紹介します

その他神奈川県の釣りスポット

うみかぜ公園のある神奈川県には、まだまだたくさんの人気釣りスポットがあります。うみかぜ公園のような海沿いの公園だけでなく、港の防波堤やサーフエリア、磯場など環境も様々です。

以下の記事では神奈川県内の数ある釣りスポットの中から、ファミリーフィッシングも向いている釣り場を中心に多数紹介しています。うみかぜ公園ほど混雑しない穴場な釣りスポットもありますので、神奈川県での釣行の際にはぜひ参考にしてください。
神奈川県の釣り場31選!ファミリーでも楽しめるスポットを中心に360度写真付きで紹介

以下の記事では、横須賀市内に絞って釣り場を紹介しています。横須賀市内での釣行の際にご参考ください。
横須賀市内の釣り場13選!ファミリーにもオススメなポイントや狙える魚種を360度写真付きで紹介

うみかぜ公園のまとめ

うみかぜ公園の釣り場としての魅力として「24時間開放されていて夜釣りにも向いている」という部分があげられます。特にタチウオ狙いであれば夜のほうが釣果があがりやすく、タチウオポイントとして人気があるのもうなずけます。

ただし、24時間開放されていていつ行っても混雑しているため、近くの海辺つり公園のように夜明け前から並べば釣座が確保できる。という保証がありません。シーズン中は夜中でも混雑しているので釣座の確保は運次第と言えるでしょう。

なお、もし釣座が確保できなかったファミリーの場合は、親水護岸で磯遊びに切り替えるのもお勧めです。遊泳は禁止されていますが、水の中まで入ってカニとりなどもできますので、お子さんは十分楽しむことができます。

また、うみかぜ公園の周辺にはショッピングモールも複数ありますので、釣り好きのお父さんと子供は釣りを楽しみ、お母さんはショッピングを楽しむということができるのも、うみかぜ公園の魅力と言えるでしょう。

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