舎人公園で野鳥観察のススメ。都内で気軽にバードウォッチングができるスポットを360度写真付きで紹介

舎人公園の概要

舎人公園は東京都足立区の北西部、埼玉との県境にもほど近い場所にある都立公園です。

敷地面積は約63ヘクタールと規模な大きな公園で、園内には日暮里舎人ライナーの高架がある尾久橋通りと、それと垂直に交わる舎人公園通りが走り、4つのエリアに分かれています。

尾久橋通りを境に西側のエリアは

  • 野球場
  • 陸上競技場
  • テニスコート
  • ドッグラン
  • プレイグラウンド

などスポーツ関連の施設が充実していています。

また、逆の東側のエリアには

  • キャンプ場
  • バーベキュー場
  • ソリゲレンデ
  • じゃぶじゃぶ池

などのアウトドア施設のほか

  • 自然観察園
  • 水鳥の池
  • 大池
  • ショウブ田
  • お花見広場

など、野鳥や植物などを観察できる施設が揃っていて、スポーツにアウトドア、自然観察など幅広いレジャーが楽しめる公園となっています。

舎人公園は野鳥観察にも最適!

舎人公園の特に東側のエリアはたくさんの木々が植樹されている他、大池や水鳥の池などの水辺もあり、野鳥が生息しやすい環境が整っています。水辺があることでサギの仲間や越冬するために訪れたカモ類などたくさんの野鳥が訪れます。そのため、見られる野鳥の種類が豊富なバードウォッチングスポットとしてとても人気の高い野鳥観察スポットです。

バードウォッチングでは定番のカワセミも生息している他、見応えのあるオオタカが狩りに訪れることもあります。また、園内には約1000本の桜も植樹されていて、開花の時期にはメジロなどが花の蜜を吸いにやってくるので、お花見と野鳥観察を同時に楽しむことも可能です。

園内に電車の駅もあり、アクセスしやすいため気軽に野鳥観察ができるのも魅力のひとつとなっています。

自然観察園

舎人公園の東側エリアの南側に、自然観察園も設けられています。自然観察園にはバードサンクチュアリによくある野鳥観察のための小窓も設置されていて、野鳥観察にも最適なスポットです。

また、舎人公園では自然観察園を活用して、定期的に『自然観察会』が開催されています。ボランティアの方が色々とレクチャーしてくれますので、バードウォッチングが初めての方は参加してみると良いでしょう。予約は不要で気軽に参加できるのが魅力的です。

自然観察会の開催日については、公式サイトのお知らせをチェックしてください。

舎人公園で見られる野鳥

留鳥(一年を通して出会える鳥)

留鳥とは繁殖や子育て、越冬などを一定の場所で行う鳥です。渡り鳥のような季節に応じて生息する場所を変える鳥ではありませんので、季節にかかわらず出会える鳥です。ただし、小さい鳥は木の葉っぱが散って枝だけになっている方が見つけやすいなど探しやすさは季節ごとに違いがあります。

  • アオサギ
  • ウグイス
  • エナガ
  • オオタカ
  • オナガ
  • カルガモ
  • カワウ
  • カワセミ
  • カワラバト
  • カワラヒワ
  • キジバト
  • コゲラ
  • コサギ
  • シジュウカラ
  • スズメ
  • ダイサギ
  • ツミ
  • ハクセキレイ
  • ハシブトガラス
  • ハシボソガラス
  • バン
  • ヒヨドリ
  • ムクドリ
  • メジロ
  • モズ

カワセミ

枝にとまっているカワセミ

カワセミはバードウォッチングをする方にとって人気の高い鳥の一種です。カワセミを漢字で書くと『翡翠』と書くのですが、宝石のヒスイはカワセミからその名が付けられています。カワセミ自体も別名『飛ぶ宝石』とも言われるほど美しい色を持つ鳥です。

体調は約17センチほどで体の大きさの割にクチバシが長いのが特徴的です。背中側は美しいコバルトブルーで、お腹側は鮮やかなオレンジ色となっています。

池や川の水辺の枝などにとまって獲物を探し、獲物が見つかるとスーッと水中に飛び込み小魚を捕まえます。枝などがない場合はホバリングした状態で獲物を探すこともあります。

コゲラ

枝にとまっているコゲラ

コゲラは日本でもっともよく見られるキツツキの仲間です。体長は15センチほどで日本に生息するキツツキの仲間では最も小さいキツツキとして知られています。

背中は焦げ茶色に白いまだら模様が特徴的で、オスのみ後頭部に赤い羽毛がありますが野外では目視できないほど小さいため、オスメスを見分けるのは難しい鳥です。

雑食性で昆虫や木の実を食べています。キツツキらしく木に穴を開けて隠れている昆虫を捕食することもあります。

留鳥ですが、葉の落ちた冬場に見つけやすい野鳥となっています。

漂鳥

漂鳥とは日本国内で季節に応じて生息場所を変える鳥です。それに対し、移動する距離が長く日本と国外とを行き来する鳥は渡り鳥と呼ばれています。

漂鳥は暖かい季節には北の地域や標高の高い場所に生息し、寒い季節になると南の地域や低地に移動して越冬します。

舎人公園では基本、晩秋から冬、春の初頭にかけて出会える可能性が高い鳥たちです。

  • アオジ
  • オオバン
  • カイツブリ
  • クイナ
  • シメ
  • ハイタカ
  • マガモ

オオバン

水面を泳ぐオオバン

オオバンはツル目クイナ科の水鳥です。体長は40センチ弱あり、クイナの仲間では最大となっています。真っ黒い体に真っ白いクチバシとおでこというシンプルな配色が特徴的です。

足には水かきがあり水面を泳ぐのが得意です。水面近くにある水草の葉や種子を食べたり、潜水して水生植物の茎を食べたりします。また、雑食性で時には魚や昆虫を捕食することもあります。

夏鳥

夏鳥とは、暖かい春~夏の季節に日本国内に飛来し繁殖活動を行い、秋には日本を離れ国外で越冬する渡り鳥たちのことです。

  • アカハラ
  • オオヨシキリ
  • キビタキ
  • コチドリ
  • ツバメ
  • ヒクイナ

アカハラ

木の枝にとまるアカハラ

アカハラは成長だと全長24センチほどになる比較的大きな野鳥です。胸からお腹辺りまでオレンジ色の羽毛に覆われているのが名前の由来となっています。

明るく開けた場所で地上に降りてミミズや昆虫などを捕食します。

真夏の繁殖期には標高の高い場所で繁殖を行うため、舎人公園でアカハラを探す場合は春がお勧めです。

コチドリ

地面に降りてきたコチドリ

コチドリは体長約16センチほどの、日本に生息するチドリの仲間では最も小さい野鳥です。成鳥は頭部と背中が茶色、腹が白色で、首周りと顔の一部が黒と特徴的な色となっています。また、目の周りには黄色い輪があるのも特徴です。

動物食の鳥で、昆虫やミミズなどを食べる他、浅い水辺に入って水中の昆虫を捕食することもあります。

日本では夏鳥で、夏に本州や九州、四国などで繁殖を行い、越冬のため冬は海外へと渡ります。

冬鳥

冬鳥は秋から冬にかけて日本国内に訪れ越冬する渡り鳥です。春には日本を離れて北へ移動し、繁殖や子育てを行い、また寒い季節に日本に戻ってきます。

  • アメリカヒドリ
  • オカヨシガモ
  • オナガガモ
  • カンムリカイツブリ
  • キンクロハジロ
  • コガモ
  • ジョウビタキ
  • シロハラ
  • タシギ
  • ツグミ
  • ハシビロガモ
  • ヒドリガモ
  • ユリカモメ

キンクロハジロ

水面に浮かぶキンクロハジロ

キンクロハジロは体長40~45センチほどの、カモ目カモ科に属する野鳥です。

カモの仲間ですが名前にカモは入っておらず、目の周りが黄色、頭部や背中、胸が黒、腹や翼の一部が白というオスの見た目が名前の由来となっています。なお、メスはオスに対して地味な色で体全体が茶褐色です。

夏場にシベリアやヨーロッパの北部など北の地域で繁殖活動を行い、冬に日本等に飛来して越冬します。水に潜って小魚を捕食したり、飛び立つ際に水面を除草するなど見るものを楽しませてくれる野鳥となっています。

ツグミ

地上に降りているツグミ

ツグミは全長約24センチの野鳥です。体調はムクドリと同じくらいですが、ムクドリに比べてスマートな体型となっています。

羽の部分は茶褐色で、お腹や胸側は白と黒のまだら模様が特徴。まだら模様が濃くはっきりとしている個体がオスで、逆に薄い個体がメスです。

地面に降りて餌となる昆虫を探す際に、両足でピョンピョン跳ねるように移動する姿から古くは跳馬とも呼ばれていました。

舎人公園へのアクセス

舎人公園の場所(地図)

電車

最寄り駅は日暮里・舎人ライナー『舎人公園駅』です。舎人公園駅は舎人公園内にあり、釣り場となる大池までも徒歩3~4分となっています。

駐車場

舎人公園には第1~第3までの3つの専用駐車場(有料)が備わっています。釣り場となる大池は『第2駐車場』が最寄りの駐車場です。

駐車料金は、第1~第3まで同一の料金で

  • 最初の1時間:300円
  • 以後20分ごと:100円
  • 入庫後24時間最大料金:1,200円(最大料金は繰り返し適用)

となっています。

舎人公園の野鳥に関するみんなのツイート

東京都内のその他バードウォッチングスポット

舎人公園のある東京には、まだまだたくさんのバードウォッチングスポットがあります。大都会であるにも関わらず、野鳥が生息できる自然が残された場所も点在していて、観察できる野鳥も意外に豊富です。

以下の記事では、東京都内にあるバードウォッチングスポットを厳選して紹介しています。

東京都内の野鳥観察スポット20選!バードウォッチングに最適な公園などを360度写真付きで紹介します

都内なのでアクセスの便は良く、また基本は公園など遊歩道が整備された歩きやすい場所となっていますので、バードウォッチング初心者でも気軽に野鳥観察を楽しめる環境ばかりです。

東京都内で野鳥観察をする場合は、ぜひご参考ください。

舎人公園の基本情報

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