東京都内の野鳥観察スポット21選!バードウォッチングに最適な公園などを360度写真付きで紹介します

コンクリートジャングルとも言われる大都会東京ですが、一部の公園など緑や水辺が残された場所も多く意外にも様々な種類の野鳥が生息していたり、渡り鳥が飛来してきたりするのをご存知でしょうか。

普段はスズメやハト、カラスくらいしか見かけないかもしれませんが、木々の多い公園や雑木林で注意深く探せば、様々な種類の野鳥を見つけることができます。

環境保全が叫ばれ始めて久しいですが、池や川の環境も少しずつ改善され、餌となる小魚が増えたことでカワセミが戻ってきた池も増えています。

この記事では、東京都内にありながらも野鳥がたくさん集まるバードウォッチングスポットの中から、初心者でも楽しみやすい環境が整った場所を厳選して紹介いたします。

駅から近くアクセスの便の良い公園など、気軽にバードウォッチングを楽しめるスポットもたくさんありますので、これからバードウォッチングを始めてみたい方などもぜひご参考ください。

葛西臨海公園

葛西臨海公園は江戸川区の海沿いに設けられた80ヘクタール以上もある大きな公園です。ラムサール条約にも登録されている東京唯一の干潟があり、水鳥の宝庫として知られています。

一般客も入ることができる西なぎさでは、越冬のため飛来したカモ類やカイツブリの仲間など、たくさんの種類の水鳥を観察できるスポットとなっています。

また、干潟以外にも園内には鳥類園ゾーンがあり、カワセミなど様々な野鳥を観察することができます。鳥類園ゾーンのウォッチングセンターには『NPO法人生態教育センター』のスタッフがいて、野鳥に関するレクチャーを受けることもでき、バードウォッチング初心者にもお勧めなバードウォッチングスポットです。

駅からも近くアクセスしやすいのも魅力のひとつと言えるでしょう。

葛西臨海公園の基本情報

  • 住所:東京都江戸川区臨海町六丁目
  • 電話番号:03-5696-1331(葛西臨海公園サービスセンター)
  • 料金:無料(水族館は有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:コアジサシ、コチドリ、シロチドリ、チュウサギ、ヨシゴイ、ウミアイサ、オナガガモ、カンムリカイツブリ、クロツラヘラサギ、コガモ、ジョウビタキ、スズガモ、セグロカモメ、タシギ、ツグミ、ハシビロガモ、ヘラサギ、ホオジロガモ、ミヤコドリ、ユリカモメ、アオジ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オオバン、カイツブリ、ビンズイ、マガモ、アオサギ、イソシギ、イソヒヨドリ、エナガ、オオタカ、カワセミ、ゴイサギ、コサギ、シジュウカラ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウヒ、ハクセキレイ、バン、ヒバリ、アオアシシギ、アジサシ、ウズラシギ、オオソリハシシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、クロハラアジサシ、コアオアシシギ、ソリハシシギ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、ヤツガシラ…など

水元公園

水元公園は葛飾区にある敷地面積が96万平方メートル以上もある大きな公園です。水元という名前の通り、園内は約255,000平方メートルが池が占めており、都内最大の水郷公園となっています。

大きな池や湿地帯があることに加え、周辺には林や草原などの自然が多く残されていて野鳥が生息しやすい環境が揃っています。

園内にはバードサンクチュアリが設けられていて、サンクチュアリ内に立ち入ることはできませんが野鳥観察舎があり、観察用の小窓からサンクチュアリ内の野鳥を観察することができます。

また、園の西端近くにはカワセミがよく飛来してくる『かわせみの池』という池があり、こちらにも野鳥観察舎が設置されていて、バードウォッチングの人気スポットとなっています。

水元公園の基本情報

  • 住所:東京都葛飾区水元公園3-2
  • 電話番号:03-3607-8321(水元公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、アカゲラ、エナガ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、バン、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、アオジ、オシドリ、カイツブリ、シメ、マガモ、ルリビタキ、キクイタダキ、アカハラ、オオヨシキリ、オオルリ、キビタキ、コマドリ、サンコウチョウ、チュウサギ、ヒクイナ、ヤブサメ、アトリ、アメリカヒドリ、オオジュリン、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、スズガモ、タシギ、タヒバリ、ツグミ、ハシビロガモ、マヒワ、ヨシガモ…など

水元公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
水元公園で野鳥観察のススメ。23区内最大のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

石神井公園

石神井公園は練馬区にある広さ20万平方メートルの規模の大きな公園です。東西大きく2つのエリアに分けられますが、西側のエリアには『三宝寺池』、東側エリアには『石神井池』とどちらのエリアにも大きな池がある公園となっています。

いずれのエリアも池周辺には木々が植樹されていてたくさんの野鳥が集まりますが、特に三宝寺池のある西側エリアは鬱蒼とした森のような環境となっていて、観察できる野鳥の種類も比較的多いスポットです。人気のカワセミを探すなら、三宝寺池がお勧めです。

なお、石神井公園は最寄り駅となる『石神井公園駅』から徒歩5分とアクセスの良さも魅力のひとつとなっています。また、石神井池はボート場にもなっていて、ボートをレンタルして水鳥になった気分で野鳥観察を楽しむことも可能です。

石神井公園の基本情報

  • 住所:東京都練馬区石神井台1-26-1
  • 電話番号:03-3996-3950(石神井公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、エナガ、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、シジュウカラ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ミソサザイ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、カイツブリ、シメ、ビンズイ、マガモ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、キビタキ、アカハラ、アトリ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、スズガモ、ツグミ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、マヒワ、…など

石神井公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
石神井公園で野鳥観察のススメ!都内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

昭和記念公園

昭和記念公園は東京都立川市と昭島市にまたがるとても規模の大きな公園です。敷地面積は165万平方メートル以上あり、都内にある公園の中ではトップクラスです。

広い園内にはスポーツ施設やレストラン、昭和天皇記念館など様々な施設がある他、様々な木々が植樹された雑木林や芝生広場など、緑溢れる公園となっています。また、大きな池や湿地帯もあり、野鳥が生息するのに最適な環境が揃っています。

冬には越冬するために昭和記念公園に訪れる渡り鳥も多く、公園の南側にある『水鳥の池』ではカモ類をはじめたくさんの水鳥を観察ることが可能です。なお、水鳥の池はボートのレンタルもあり、ボートに乗ってバードウォッチングを楽しむこともできます。

また、昭和記念公園にはバードサンクチュアリも設けられていて、バードウォッチングの観察所では毎月第3日曜日に『野鳥観察会』が行われています。ボランティアの方による解説などを聞きながら野鳥観察ができますので、バードウォッチング初心者の方は参加して見るのもお勧めです。

昭和記念公園の基本情報

  • 住所:東京都立川市緑町3173
  • 電話番号:042-528-1865(公園管理センター)
  • 料金:有料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、オオタカ、オナガ、ガビチョウ、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、バリ、ヒヨドリ、ホオジロ、ムクドリ、メジロ、モズ、カイツブ、クイナ、クロジ、コガラ、シメ、トラツグミ、ノスリ、ハイタカ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、イカル、アカハラ、オオルリ、キビタキ、オカヨシガモ、オナガガモ、カシラダカ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、トモエガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ…など

昭和記念公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
昭和記念公園の野鳥と観察ポイント!都内最大規模のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

新宿御苑

新宿御苑は新宿区と渋谷区にまたがる敷地面積約58万平方メートルの大きな公園です。新宿駅から徒歩10分という都心にありながら、園内はたくさんの木々が生い茂る自然溢れれる公園となっています。

水鳥が生息するために必要な池もあり、都心から気軽に行くことができるバードウォッチングスポットとしても人気の公園です。

園内には100種類・約1,000本の桜が植樹され、お花見のスポットとしても知られています。梅や桜の開花時期にはメジロなどが花の蜜を吸いに集まり、お花見と同時にバードウォッチングも楽しむことができます。

2021年には迷鳥である『ロクショウヒタキ』が訪れたことで、バードウォッチャーを賑わせたことのあるバードウォッチングスポットでもあります。

なお、新宿御苑では定期的にフォトコンテストが開催されていて、新宿御苑の野鳥の写真を撮影して参加することが可能です。フォトコンテストという目的を持ってバードウォッチングを楽しむのも良いでしょう。

新宿御苑の基本情報

  • 住所:東京都新宿区内藤町11番地
  • 電話番号:03-3350-0151(新宿御苑サービスセンター)
  • 料金:有料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、メジロ、ヤマガラ、アオジ、オシドリ、カイツブリ、トラツグミ、マガモ、ルリビタキ、キビタキ、チュウサギ、ツバメ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ホシハジロ…など

新宿御苑の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
新宿御苑で野鳥観察のススメ!都心からアクセスしやすいバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

明治神宮

明治神宮は東京都渋谷区にある神社です。神域の総面積は73万平方メートルで都内最大規模で、初詣参拝客数は毎年全国1位を誇ります。

都心の真ん中にある神社ですが、『人工の森』に囲まれていてとても自然が豊かな場所となっているのが特徴のひとつです。一歩中に入ると静けさを感じるほど周辺とは一線を画すエリアとなっていて、訪れる野鳥の種類も豊富です。

普段、都心部ではなかなか目にすることのないルリビタキやカワセミ、オオタカなど様々な種類の野鳥に出会うことができます。

また、入園料が必要ですが『御苑』があり、御苑内には南池と呼ばれる池(水辺)もあります。入園料が必要なため比較的人は少なめで、警戒心の強い野鳥も観察しやすいスポットとなっています。

明治神宮の基本情報

  • 住所:代々木神園町1-1(カーナビは「代々木1-1-2」を入力)
  • 電話番号:03-3379-5511(御苑の電話番号)
  • 料金:無料(一部有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 境内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ツミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ、アオジ、オシドリ、クロジ
    シメ、トラツグミ、ハイタカ、ルリビタキ、アカハラ、キビタキ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ホシハジロ…など

明治神宮の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
明治神宮は野鳥の宝庫!都内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

井の頭公園

井の頭公園は武蔵野市と三鷹市に跨る大きな公園です。住みたい街として人気の『吉祥寺』のシンボルとして、多くの都民から親しまれています。

神田川の源流として知られる井の頭池を中心に自然溢れる公園であることに加え、園内でも標高差のある地形となっているため、観察できる野鳥の種類が多いのも井の頭公園の魅力のひとつです。

園内には観察窓のあるバードサンクチュアリ(小鳥の森)も設けられている他、自然文化園(動物園)も併設されていて、飼育されている鳥ではありますが様々な珍しい鳥を間近で観察することもできます。

井の頭公園の基本情報

  • 住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31
  • 電話番号:0422-47-6900
  • 料金:無料(自然文化園は有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、エナガ、オオタカ、カイツブリ、カケス、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、ヤマセミ、アオジ、トラツグミ、ルリビタキ、アカハラ、キビタキ、メボソムシクイ、アトリ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ヒドリガモ、ヨシガモ…など

井の頭公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
井の頭公園は野鳥の宝庫!アクセスもしやすい都内屈指のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

八王子城跡

八王子城跡は八王子市元八王子町にある史跡公園です。標高445メートルの城山にあり、木々が生い茂る山林自体が公園となっています。

鬱蒼とした森のような場所ですが、御主殿に続く古道が整備されていてハイキングやバードウォッチングも楽しむことが可能です。

なお、八王子城跡では『サンコウチョウ』が繁殖のために訪れることで知られています。サンコウチョウのオスは体の3倍ほど長い尾羽根を持っている野鳥で、その姿はとても幻想的で、バードウォッチャーにとって憧れの野鳥となっています。

なお、サンコウチョウのオスの尾羽が長いのは繁殖期のみで、春から初夏にかけてのみ長く、繁殖活動が終わり海外へと渡る秋頃には長い尾羽根は無くなってしまいます。

八王子城跡の基本情報

  • 住所:東京都八王子市元八王子町3-2664-2
  • 電話番号:042-663-2800(八王子城跡ガイダンス施設)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、ガビチョウ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ、ヤマドリ、トラツグミ、ルリビタキ、イカル、アカハラ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、サンコウチョウ、ヤブサメ、ジョウビタキ…など

八王子城跡の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
▶八王子城跡

小宮公園

小宮公園は八王子市にある『ひよどり山』と呼ばれる標高154メートルほどの小高いエリアに作られた都立公園です。

園内にはクヌギやコナラの雑木林の他、湧き水の流れる小川や池があり野鳥が生息しやすい環境が揃っていて、たくさんの野鳥を観察することができます。そのため、公園内の遊歩道には『かわせみの小道』『えながの小道』『しろはらの小道』『さんこうちょうの小道』など、野鳥にちなんだ名前がつけられています。

なお、小宮公園では定期的にレンジャーによる自然解説や、ボランティアによる『野鳥観察会』が開催されていますので、バードウォッチング初心者の方がバードウォッチングデビューするのにも最適なスポットです。

小宮公園の基本情報

  • 住所:東京都八王子市暁町2-41-6
  • 電話番号:042-623-1615(小宮公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、オオタカ、カケス、カルガモ、カワセミ、キジ、キセキレイ、セグロセキレイ、ツミ、ハクセキレイ、ミソサザイ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、ルリビタキ、キビタキ、クロツグミ、ホトトギス、カシラダカ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、マミチャジナイ、ミヤマホオジロ…など

小宮公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
小宮公園は野鳥の宝庫!都内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

浮間公園

浮間公園は板橋区舟渡と北区浮間にまたがる規模の大きな公園です。荒川の河川改修に伴ってできた『浮間ヶ池』を中心に整備されました。

浮間ヶ池が公園の敷地面積の40%を占めており、その池の周辺は芝生広場があったり、ケヤキやメタセコイア、サクラなどの木が植樹されていたりと緑豊かな公園となっています。

園内の浮間ヶ池には越冬するためにカモ類が渡ってくる他、アオサギやゴイサギ、バードウォッチングに人気のカワセミも訪れ、バードウォッチャーを楽しませてくれます。

なお、都内では珍しいササゴイが営巣するスポットとしても知られています。ササゴイの飛来が確認されるとたくさんのバードウォッチャーで賑わいます。

浮間公園の基本情報

  • 住所:東京都板橋区舟渡2-15-1
  • 電話番号:03-3969-9168(浮間公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、オナガ、カルガモ、カワセミ、ゴイサギ、コゲラ、コサギ、ダイサギ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、モズ、オオバン、カイツブリ、オオヨシキリ、キビタキ、ササゴイ、アメリカヒドリ、オカヨシガモ、オナガガモ、セグロカモメ、ツグミ、ヒドリガモ、ヨシガモ…など

浮間公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
浮間公園で野鳥観察のススメ。都内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

野川公園

野川公園は、調布市、三鷹市、小金井市にまたがる敷地面積約40万平方メートルの大きな都立公園です。園内を東八道路が横断していて、北側エリアと南側エリアとに分かれています。

もともと国際基督教大学のゴルフ場だった場所に作られた公園で、現在でも芝生エリアが広く残っている他、サクラやクスノキやカエデ、ヒマラヤスギといった木々が植樹され緑豊かな公園となっています。

また、園内には公園の名前にもなっている野川が流れています。この野川は都内に多いコンクリートで固められた人工的な川ではなく、自然の小川を再現したような作りで野鳥観察には最適と言えるでしょう。

なお、野川公園にも野鳥の生息環境を保全するために人の立ち入りを制限したバードサンクチュアリが設けられています。

野川公園の基本情報

  • 住所:東京都三鷹市大沢6-4-1
  • 電話番号:0422-31-6457(野川公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、エナガ、オオタカ、カワウ、カワセミ、シジュウカラ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ハクセキレイ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、アオジ、ルリビタキ、オオヨシキリ、コチドリ、チュウサギ、ヨシゴイ、アトリ、オナガガモ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ニシオジロビタキ、ヒドリガモ…など

野川公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
野川公園は野鳥観察に最適!いろんな種類の鳥に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

光が丘公園

光が丘公園は練馬区と板橋区に跨る、敷地面積60万平方メートルの大きな都立公園です。広い園内には『野球場』『テニスコート』『陸上競技場』などのスポーツ施設の他、『デイキャンプ場』『バーベキュー広場』などのアウトドア施設もあり、都民のレジャースポットとしても人気の高い公園となっています。

また、園内はイチョウ並木や背の高いヒマラヤスギ、ソメイヨシノをはじめとした各種サクラの木も多く、池などの水辺も設けられていて野鳥が集まりやすい環境が揃っています。公園全域がバードウォッチングスポットとなっていて、数多くの野鳥と出会うことができる公園です。

芝生広場の南側にはバードサンクチュアリも設けられていて、野鳥観察施設も備わっています。野鳥観察施設は基本土日祝日の『9時~16時半』が開園時間となっていて、その時間内は野鳥に詳しいスタッフが常駐していて、野鳥に関する質問などが行なえます。

また、野鳥観察施設には望遠鏡も備わっていて、バードウォッチング初心者でも手軽に本格的な野鳥観察を楽しむことが可能です。

光が丘公園の基本情報

  • 住所:東京都練馬区光が丘4-1-1
  • 電話番号:03-3977-7638(光が丘公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アカゲラ、イソシギ、エナガ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、メジロ、モズ、アオジ、オオバン、カイツブリ、マガモ、ルリビタキ、オオルリ、キビタキ、コマドリ、ササゴイ、センダイムシクイ、アトリ、オナガガモ、クサシギ、ジョウビタキ、シロハラ…など

光が丘公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
光が丘公園は野鳥の宝庫!都内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

舎人公園

舎人公園は足立区にある、敷地面積約63万平方メートルの規模の大きな公園です。園内には野球場や陸上競技場などのスポーツ施設のほか、キャンプ場やバーベキュー場、ソリゲレンデなどのレジャー施設も充実しています。

また、

  • 自然観察園
  • 水鳥の池
  • 大池
  • ショウブ田
  • お花見広場

などもあり、自然観察やバードウォッチングにも最適な公園となっています。舎人公園にはオオタカが飛来してくることもあり、運が良ければオオタカが狩りをするシーンを見ることができるかもしれません。

なお、公園の東側エリアに設けられた自然観察園にはバードサンクチュアリでよく見かける野鳥観察のための小窓が設けられています。

自然観察園では定期的に『自然観察会』が開催され、ボランティアの方が色々とレクチャーしてくれます。バードウォッチングが初めての方は参加してみると良いでしょう。この自然観察会は予約ナシで気軽に参加できるのでお勧めです。

舎人公園の基本情報

  • 住所:東京都足立区舎人公園1-1
  • 電話番号:03-3857-2308(舎人公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、コサギ、シジュウカラ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、モズ、アオジ、ハイタカ、マガモ、オナガガモ、ジョウビタキ、ツグミ、ハシビロガモ、ヒドリガモ…など

舎人公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
舎人公園で野鳥観察のススメ。都内で気軽にバードウォッチングができるスポットを360度写真付きで紹介

砧公園

砧公園は世田谷区にある敷地面積約39万平方メートルの都立公園です。園内は大きく自然豊かな西側エリアと、スポーツ施設が充実した東側エリアに分けられます。

以前豊かな西側エリアには野鳥の生息環境を保全するために設けられたバードサンクチュアリがあったり、水辺である谷戸川が流れていたりと野鳥が集まりやすい環境が整っています。

バードウォッチングは公園の東側、大蔵門から入って徒歩2~3分の場所にあります。バードサンクチュアリには野鳥を観察するための施設が設けれていて、施設には『野鳥観察のポイント』や『見られる野鳥の種類(解説)』などの案内板が設置されています。

また、砧公園では定期的に『野鳥観察会』も開催されていて、野鳥ボランティアの方の解説を聞きながらバードウォッチングを楽しむことも可能です。バードウォッチング初心者でも楽しみやすい環境が整っているお勧めの公園です。

砧公園の基本情報

  • 住所:世田谷区砧公園1-1
  • 電話番号:03-3700-0414(砧公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、ウグイス、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、ツミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、アオジ、シメ、ルリビタキ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、エゾビタキ…など

砧公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
砧公園での野鳥観察のススメ。バードウォッチング初心者でも楽しみやすいスポットを360度写真付きで紹介

薬師池公園

薬師池公園は東京都町田市野津田町にある広さ約14万平方メートルの市立公園です。周辺んの町田リス園、ダリア園、ぼたん園などで構成される『四季彩の杜』の中心となっています。

園内は緑に包まれているほか、薬師池やハス田などの水辺も多く野鳥が生息するのに適した環境を持っています。バードウォッチャーに人気のカワセミの他、都内では珍しいオシドリが飛来してくることもあります。

なお、公園は多摩丘陵にあり起伏に富んだ地形を持つ公園で、景観もとても美しく新東京百景にも選ばれています。バードウォッチングだけでなく、園内をお散歩するだけでも楽しめる公園となっています。

薬師池公園の基本情報

  • 住所:東京都町田市野津田町3270
  • 電話番号:042-724-4399(町田市公園緑地課)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、ウグイス、エナガ、オナガ、ガビチョウ、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、ゴイサギ、コゲラ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、アオジ、オシドリ、シメ、トラツグミ、、マガモ、ルリビタキ、アカハラ、キビタキ、トモエガモ、ホシハジロ…など

薬師池公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
薬師池公園での野鳥観察のススメ。多種多様な鳥に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

日比谷公園

日比谷公園は千代田区、皇居の南側にある広さ16万平方メートルの大きな公園です。周辺は背の高いビルが立ち並ぶビジネス街となっていますが、日比谷公園内は緑に溢れ、都会のオアシスとしてビジネスマンなどに親しまれています。

園内にはモミジバスズカケノキやイチョウ、サクラなどが植樹されている他、水辺となる『雲形池』『心字池』『噴水池』などの池もあり、野鳥が集まりやすい環境となっています。

なお、複数の駅や路線が使え、また駅から公園までも近くアクセスしやすいバードウォッチングスポットとなっています。園内は歩きやすい遊歩道が全域に整備されていますので、バードウォッチング初心者にもお勧めのスポットです。

日比谷公園の基本情報

  • 住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
  • 電話番号:03-3501-6428(日比谷公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、ゴイサギ、コサギ、シジュウカラ、ダイサギ、ツミ、ハクセキレイ、ムクドリ、メジロ、モズ、オオバン、カイツブリ、マガモ、アカハラ、オオルリ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、ツグミ、ヨシガモ…など

日比谷公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
日比谷公園で野鳥観察のススメ。都会の真ん中にあるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

善福寺公園

善福寺公園は杉並区にある敷地面積約78,000平方メートルの都立公園です。園の中心には善福寺川の水源となる『善福寺池』があり、池が敷地の半分を占めています。

善福寺池は上の池と下の池の2つに分かれており、上の池はボート場となっている他、上の池と下の池を結ぶ水路では水遊びを楽しむことも可能です。

上の池、下の池ともに周辺は濃い緑に覆われていて、自然あふれる公園となっています。野鳥も多く生息していて、一年を通してたくさんの野鳥に出会えます。

なお、カルガモが毎年のように繁殖していますので、春から初夏にかけては親鳥の後ろをついて回るかわいい雛を見ることができます。

善福寺公園の基本情報

  • 住所:東京都杉並区善福寺3-9-10
  • 電話番号:03-3396-0825(善福寺公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:なし
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、エナガ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、キセキレイ、ゴイサギ、ダイサギ、ツミ、ヒヨドリ、メジロ、アオジ、カイツブリ、コガラ、メボソムシクイ、オナガガモ、ジョウビタキ、ツグミ、ハシビロガモ、エゾビタキ…など

善福寺公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
善福寺公園で野鳥観察のススメ。たくさんの種類に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

代々木公園

代々木公園は渋谷区にある、敷地面積54万平方メートルもある大きな公園です。若者文化の発祥地として知られる原宿駅や渋谷駅からも近くにありながら、広い園内いはたくさんの木々が植樹されていて、野鳥観察も楽しめる公園となっています。

また、公園の北側エリアにはバードサンクチュアリも設けられています。代々木公園のバードサンクチュアリは日本で初めて作られたバードサンクチュアリです。サンクチュアリ内には入ることができませんが、周辺を散策して野鳥観察を楽しむことができます。

なお、代々木公園は北側エリア(A地区)と南側エリア(B地区)とに分かれていますが、バードウォッチングを楽しむ場合は雑木林や噴水池などのある北側エリアがお勧めです。

代々木公園の基本情報

  • 住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
  • 電話番号:03-3469-6081(代々木公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、エナガ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ムクドリ、メジロ、アオジ、カイツブリ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ…など

代々木公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
代々木公園で野鳥観察のススメ。アクセスしやすく気軽にバードウォッチングが楽しめるスポットを360度写真付きで紹介

桜ヶ丘公園

桜ヶ丘公園は多摩市連光寺にある広さ約34万平方メートルの都立公園です。多摩丘陵自然公園内にあり、標高の高い場所と低い場所との高低差は数10メートルととても起伏に富んだ地形が特徴のひとつとなっています。

自然林が広がる緑豊かな公園で、たくさんの種類の野鳥が訪れる一大バードウォッチングスポットです。

鬱蒼とした木々が立ち並ぶ自然林ですが、歩きやすい遊歩道も整備されていて、お年寄りやバードウォッチング初心者でも野鳥観察を楽しみやすい環境となっています。

ただし、水辺が少ないためカワセミやカモ類、サギの仲間などにはなかなか出会えません。

桜ヶ丘公園の基本情報

  • 住所:東京都多摩市連光寺5-15
  • 電話番号:042-375-1240(桜ヶ丘公園サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、ウグイス、エナガ、オオタカ、オナガ、カケス、カワラヒワ、キジ、コゲラ、コジュケイ、ソウシチョウ、ツミ、ハクセキレイ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、アカウソ、シメ、トラツグミ、ルリビタキ、アカハラ、キビタキ、キマユムシクイ、ツツドリ、ホトトギス、ジョウビタキ、ツグミ、マヒワ…など

桜ヶ丘公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
桜ヶ丘公園で野鳥観察のススメ。ルリビタキなど人気の鳥に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

皇居とその周辺

皇居は千代田区千代田にある天皇および皇族の住まいです。『江戸城』があった場所で、現在でもお堀や石垣、二重橋などお城の面影が残っています。『皇居外苑』や旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸の跡地などが一般公開されていて、東京を代表する観光名所にもなっています。

大都会の真ん中に位置していますが、皇居やその周辺にはとても緑が多く、またお濠などの水辺も豊富で野鳥観察にも最適なスポットです。

お濠などの水辺が豊富なためカモ類はもちろん、サギの仲間やカワウなどの他、お濠で飼育されているコブハクチョウなどにも観察できます。水鳥の他にも夏はキビタキ、冬はシロハラなどの渡り鳥も飛来します。

皇居とその周辺の基本情報

  • 住所:東京都千代田区皇居外苑
  • 電話番号:03-3213-0095(皇居外苑管理事務所)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、エナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コサギ、コブハクチョウ、ダイサギ、ハクセキレイ、バン、メジロ、アオジ、オオバン、カイツブリ、マガモ、キビタキ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、ツグミ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ユリカモメ、ヨシガモ…など

皇居とその周辺の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
皇居とその周辺で野鳥観察のススメ。都内の人気バードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

和田堀公園

和田堀公園は杉並区にある、善福寺川沿いに作られた細長い形の公園です。全長は約2キロメートル、上流に隣接する都立善福寺川緑地と合わせると約4.2キロメートルもあります。

広い園内には野球場などのスポーツ施設の他、サイクリング広場やバーベキュー広場などもあり、地域住民の人気のレジャースポットとなっています。

また、川沿いには雑木林が広がっているほか、和田堀池という人工池もあり一年を通して多くの野鳥が訪れるバードウォッチングスポットでもあります。

川沿いのヒマラヤスギの林では、オオタカが営巣することでも知られ、オオタカの営巣があると一部立入禁止となるなど、野鳥の生息環境保全にも力を入れています。

和田堀公園の基本情報

  • 住所:東京都杉並区成田西1-30-27
  • 電話番号:03-3313-4247(善福寺川緑地サービスセンター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、ゴイサギ、コゲラ、ハクセキレイ、カイツブリ、ルリビタキ、キビタキ、コサメビタキ、キンクロハジロ、ツグミ、ヨシガモ、エゾビタキ、カラフトムシクイ…など

和田堀公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
和田堀公園で野鳥観察のススメ。初心者にもお勧めなバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

最後に

今回紹介した場所以外にも、東京にはまだまだたくさんの野鳥観察スポットがあります。近所の小さな公園でも気にして探してみると意外にも多くの種類の野鳥が訪れていることに気がつくでしょう。

なお、バードウォッチングや野鳥の写真を撮る際には、

  • 巣を見つけても近づかない
  • 野鳥を追い回さない
  • 餌付けは行わない
  • ストロボは焚かない
  • 野鳥の生息環境を勝手に変えない

などの最低限のマナーを守りましょう。

また、東京都内のバードウォッチングスポットは、今回紹介したように公園など他の方も利用する場所となっています。他の利用者に迷惑がかかってしまわないよう配慮することも忘れずに、バードウォッチングを楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました