葛西臨海水族園を360度写真レポート│マグロだけじゃない!魅力が満載

葛西臨海水族園の概要

葛西臨海水族園は、東京都江戸川区の葛西臨海公園内にある、都内では最大規模の水族園です。上野動物園の開園100周年を記念し、新上野水族館を引き継ぐ形で1989年(平成元年)にオープンしました。

開園初年度の年間入場者数は355万人にものぼり、当時としてはダントツで日本1の入場者数を誇っていました。現在でもその人気は衰えておらず、平均すると日に3,000人の方が訪れています。

オープン当時、世界初となったクロマグロの展示が話題となり、今でも葛西臨海水族園といえばクロマグロ、というイメージがありますが、ナーサリーフィッシュ(コモリウオ)という珍しい魚の飼育にも世界で初めて成功していて、マグロ以外にも魅力がたくさん詰まった水族園です。

葛西臨海水族園の基本情報

住所

東京都江戸川区臨海町6-2-3

営業時間・休園日

  • 営業時間 9:30~17:00
    ※最終入園は16時まで
    ※ゴールデンウィークは18時まで延長
    ※お盆は20時まで延長
  • 休園日:水曜日(水曜日が祝日の週は木曜日が休園日となります)
    年末年始(12月29日~1月1日)

入場料金

  • 一般:700円
  • 65歳以上:350円
  • 中学生:250円
  • 小学校6年生まで、都内在住・在学の中学生(生徒手帳持参):無料
  • 身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方:無料

その他、団体割引や年間パスポートなどもあります。詳しくは公式HPをご覧ください。

葛西臨海水族園の見どころ

マグロ水槽

葛西臨海水族園の最大の目玉といえば、やはり世界で初めて展示に成功させた「クロマグロ」です。ドーナツ型の大型水槽を群れで回遊する姿は圧巻です。

同じ水槽内には、クロマグロ以外にも同じ回遊魚系のハガツオやスマなどが一緒に泳いでいますが、クロマグロの迫力は圧倒的。何時間でも飽きずに観ていられそうです。

謎の大量死

葛西臨海水族園にとって最大の目玉であるクロマグロの水槽ですが、2014年12月から魚が次々と死んでしまい、2015年3月にはマグロ1匹だけになってしまうという悲しい出来事がありました。

専門家協力のもと調査を行い、

  • 証明の明るさの変化
  • 繁殖行動などで異常な動きをする魚によるストレス
  • ウイルスや細菌の感染
  • 酸素や窒素の濃度が飽和状態になってしまった

という4つが複合的な要因が重なったことによる大量死だったと結論づけていますが、どれが直接的な原因なのかは不明のままのようです。

謎の大量死事件のあとのマグロ水槽は、2015年3月にアカシュモクザメを投入。その後も段階的に4月にタカサゴ、5月にハガツオ21匹とスマ29匹を投入。そして2015年6月21日にクロマグロ約80匹を投入して復活しました。

2020年現在、今のところは大量死が再発することなく展示が続けられていて、巨体がものすごいスピードで回遊する姿を間近で見ることができます。

クロマグロはどこから?

葛西臨海水族園のクロマグロですが、どこからやってきたのか?疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

水族館にいる魚たちは、基本は

  • 飼育員が海に潜って直接採集した個体
  • 漁師さんから提供された個体
  • 水族館で繁殖された個体

が多いのですが、葛西臨海水族園のクロマグロについては高知県などの養殖場で育ったクロマグロです。毎年6月中旬ごろに養殖場から運ばれ、追加投入されているようです。

給餌の時間帯

クロマグロの給餌は、毎日14時30分から行われているようなので、その時間に合わせて行くのがおすすめです。

アオリイカの展示(東京の海コーナー)

泳ぐアオリイカ

泳ぐアオリイカ

食卓ではたまに見かけるイカですが、実際に泳いでいる姿を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。葛西臨海水族園では、毎年アオリイカやコウイカの展示が行われていて、まるで宇宙人のような姿をして泳ぐイカの姿を間近で観察することができます。

アオリイカやコウイカといえば、釣りの対象としても人気の高い生き物です。筆者もその一人ですが、エギングの釣果アップを狙う方は、一度泳いでいる姿をじっくり観察してみるのも良さそうですね。

なお、アオリイカやコウイカは春から初夏にかけて繁殖の時期となります。水槽内で産卵もするようなので、タイミングが合えば貴重な産卵シーンを見ることができるかもしれません。

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アオリイカの水槽は、上からも観ることができます。

タチウオ(深海の生物コーナー)


出典:https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=25202

葛西臨海水族園では、飼育がとても難しいと言われているタチウオの展示も行っています。飼育が難しいだけに、他の水族館ではあまり見られない魚です。

日本刀の太刀に似ていることがその名がつけられたタチウオですが、深海を思わせる暗い水槽の中で銀色に輝く姿は神秘的で、一見の価値があります。

こちらも東京湾では釣りの対象魚として人気の高い魚です。細長い体を縦に立てて漂うように泳ぐ姿を見ておくと、タチウオ釣りも更に楽しくなりそうですね。

ペンギン

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葛西臨海水族園の屋外には、日本最大規模のペンギン展示施設があります。飼育しているペンギンの種類もフンボルトペンギン、コガタペンギン、オウサマペンギン、ミナミイワトビペンギンの4種類いて、他の水族館に比べて多くのペンギンを観察することができます。

ただし、オウサマペンギンとミナミイワトビペンギンは暑さに弱いため、夏の時期は空調のある飼育室にいて展示中止となってしまいますので、注意が必要です。ペンギンの観察がメインの場合は秋~冬がおすすめです。

ペンギンの展示施設は、陸でよちよち歩いているペンギンを観察できる他、ガラス越しに水中を泳ぐペンギンを観察することもできます。

ペンギンの給餌の時間は毎日10時30分と15時となっていますので、タイミングをみてペンギンプールに行くと良いでしょう。

葛西臨海水族園のイベント

ガイド付きツアー

葛西臨海水族園では1日2回、スタッフさんのガイド付きツアーが開催されています。「泳ぎ」「身を守る」「食べる」など、毎回テーマに沿ったツアーとなっているようです。

また、土日祝日には普段は入ることができない水槽の裏側や、魚たちのエサを準備する調餌室などを見学することもできます。

2020年7月現在は、新型コロナの影響でガイドツアーは中止となっていますが、再開されたらぜひ参加したいツアーです。

タッチンフィーリン

タッチンフィーリンはその名の通り魚に触れることのできる子供たちに大人気のイベントです。園のスタッフさんといっしょに

  • イヌザメ
  • ネコザメ
  • アカエイ
  • ホシエイ

の4種類のサメとエイに触って生態を学ぶことができます。

もともとは開園20周年を記念した特設イベントだったようですが、とても好評だったため常設のイベントとなっていて、平日は12回、土日祝日は16回というスケジュールで毎日開催されています。

今でも人気のため、参加するには前もって整理券を受け取っておく必要があります。

整理券の入手方法や詳しいスケジュールについては公式HPをご確認ください。

無料公開日

葛西臨海水族園には、なんと無料で入園できる日が年に数回設けられています。混雑してしまいますが、お得に鑑賞したい人は以下の日程を参考にしてください。

  • 5/4(みどりの日):全員無料
  • 5/5(こどもの日):中学生が無料
  • 9/15~9/21(老人週間):60歳以上の方と、付添の方1名まで無料
  • 10/1(都民の日):全員無料
  • 10/10(開園記念日):全員無料

例年、無料公開日はかなり混雑してしまうようなので、ゆっくり鑑賞したい方はあえてこの日を避けたほうが良いでしょう。

葛西臨海水族園へのアクセス

電車・バス

最寄り駅はJR京葉線の「葛西臨海公園駅」で、駅から葛西臨海水族園までは徒歩5分となっています。

東京メトロ東西線の「葛西駅」「西葛西駅」から葛西臨海公園への都バスも走っていますので、東西線を利用している方はバスが便利です。

車・駐車場

車で行く場合は、首都高速湾岸線「葛西IC」が最寄りのインターです。(インターをおりてすぐの場所です)

葛西臨海水族園じたいに駐車場はありませんので、葛西臨海公園第1駐車場(収容台数181台)を利用することになります。

普通車の駐車料金は、

  • 最初の1時間「300円」
  • それ以降は「20分ごとに100円」
  • 平日のみ最大料金があり、入庫後12時間最大「1,200円」

と、都内にしてはかなり良心的な値段設定となっています。

ただし、行楽シーズンは朝から満車になってしまうことが多いため、公式HPでは電車やバスなどの公共交通機関の利用を促しています。満車で入庫待ちに時間を取られるより、電車などで行ったほうがスムーズに入園できそうです。

水上バス

葛西臨海水族園には、東京の観光名物となりつつある水上バスで行くことも可能です。

  • 「お台場海浜公園」から発着している東京水辺ラインで「葛西臨海公園」下船
  • 「両国」から発着している東京水辺ラインで「葛西臨海公園」下船

という2つのルートがあります。

時間に余裕があるのであれば、水上バス観光もセットで楽しむもおすすめです。

その他、葛西臨海水族園の360度写真

チケット売り場

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葛西臨海水族園のチケット売り場の様子です。この日は祝日だったのですが、15時くらいの遅い時間の入園だったので、だいぶ空いていました。

空の広場

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葛西臨海水族園への入口のある「空の広場」です。ガラスドームを中心に、その周りの大部分が池となっています。池は海とつながっているように見え、開放感のある作りとなっています。

ガラスドームは地上30.7メートルの高さがあり、真上から見ると8角形のとなっています。葛西臨海水族園のシンボルとなっていて、とくに夕方以降の照明が灯っている時間帯はとてもキレイです。

ガラスドームの中

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ガラスドームの中には、水族館へと下っていくエスカレーターがあります。

しおだまり

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潮溜まりを模したコーナーもあります。タッチンフィーリンのようにネコザメなどの魚はいませんが、貝やナマコ、ウニなどがいて実際に触ることができます。

海藻の林

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葛西臨海水族園は海藻が主役の水槽もあります。北米の西海岸を模した「海藻の林」では、ジャイアントケルプなどの海藻が生い茂った海の中を観察することができます。

ジャイアントケルプは、成長すると長さがなんと60メートル以上にもなるそうです。

特設展示場

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東京の海というコーナーの近くには特設展示状があります。この日は「海のゆりかご」と題された特設展示が開催されていました。

特設展示のそばから、上部通路へと続く怪談があります。上部通路は「東京の海」など水槽を上から観察することができる通路です。

レストラン「シーウィンド」

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葛西臨海水族園には「シーウィンド」というレストランもあります。メニューはハンバーグやカレー、スパゲッティなどお子さんが喜びそうなラインナップ。中でも目玉商品は「マグロカツカレー」「マグロカツスパゲッティ」です。皆さん、マグロの回遊する姿を見たあとは、やはりマグロが食べたくなるのでしょうか。

葛西臨海水族園のまとめ

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葛西臨海水族園には、イルカショーやアシカショーなどといった派手な演出はありませんが、クロマグロやタチウオなど、他ではあまり見かけない魚を鑑賞することができます。

また、葛西臨海水族園のある葛西臨海公園には磯遊びや釣りができる場所もありますので、水族館を堪能したあと、本物の海で生き物を探してみるのもおすすめです。ザリガニ釣りの要領で小さなカニを釣って遊べるなど、小さなお子さんでも楽しめるスポットが沢山あります。

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