浜比嘉ビーチはファミリーにお勧め！穴場なビーチを360度写真付きで紹介します

2021.10.01

浜比嘉ビーチの概要

浜比嘉ビーチは沖縄県うるま市の「浜比嘉島」にある人工ビーチです。離島にあるビーチですが、海中道路と浜比嘉大橋を渡り、沖縄本島から車で行くことができます。

浜比嘉島にある他のビーチは天然のビーチで、浜比嘉島の中では唯一の人工ビーチとなっています。防波堤も設置されていて、比較的安心して海水浴が楽しめるビーチです。

バナナボートなどのアクティビティはありませんが、綺麗な砂浜をしたり防波堤で釣りをしたりと、海水浴以外のマリンレジャーも楽しめます。

浜比嘉ビーチのそばには無料の駐車場が備わっている他、パーラー（簡易商店）やシャワー（有料）もありますので、観光客が日帰りで海水浴を楽しむのにも向いているビーチとなっています。

浜比嘉島

果報バンタから見える浜比嘉島

果報バンタから見える浜比嘉島

浜比嘉ビーチのある浜比嘉島は、沖縄本島の東海岸側にある勝連半島から約3キロメートル先の太平洋上に浮かぶ島です。面積約2.09㎢の島に500人ほどが暮らす小さな島で、手付かずの自然や沖縄らしいのんびりとした時間の流れなど、古き良き沖縄の姿が残っています。

なお、沖縄本島と海中道路で繋がる平安座島と「浜比嘉大橋」で繋がっていて、本島から気軽に車で行ける離島の一つです。

島は大きく「浜」と「比嘉」という地区（大字）に分かれていて、浜には浜集落、比嘉には比嘉集落と兼久集落と複数の集落があります。なお、今回紹介する浜比嘉ビーチは島の北西部、浜地区にあるビーチです。

浜比嘉島には琉球を創ったと言われている女神「アマミキヨ（アマミチュー）」とその夫である「シネリキヨ（シルミチュー）」が暮らしていたという言い伝えがあり、沖縄県民からは神の島として知られています。

島内には30を超える拝所（ウガンジュ）があり、沖縄通の観光客からはパワースポットとしても人気が高い島となっています。

浜比嘉ビーチの魅力

浜比嘉ビーチは那覇市街から距離がありアクセスに少々時間を要してしまいますが、それを超える魅力がたくさんあります。

真っ白いサラサラの砂浜

白い砂浜

浜比嘉ビーチは島内唯一の人工ビーチということもあって、真っ白いでサラサラとした砂質のビーチとなっています。砂浜の幅などの広さも他ビーチに比べて広いのが特徴の一つです。

天然のビーチに比べると透明度という点では多少劣ってしまうかもしれませんんが、天然のビーチだと足元が岩礁混じりとなっていてマリンシューズでないと危険ですが、浜比嘉ビーチならビーチサンダルでも楽しめるでしょう。

波が穏やかでファミリー向け

浜比嘉ビーチには、ビーチの両サイドと中央に防波堤が設置されていて、波が穏やかなビーチとなっています。海底は基本砂地で遠浅なので、子連れファミリーが海水浴をするのに向いているビーチです。

逆にシュノーケリングにはあまり向いていませんので、シュノーケリングをしたい場合は島内にあるムルク浜に行くことをお勧めします。

穴場

那覇市街地や、人気の高い本島西海岸側から距離があるためか、浜比嘉ビーチまで足を伸ばす海水浴客は少なく、穴場なビーチとなっています。

ハイシーズンでも人で溢れかえることはありませんので、気兼ねなくのんびりと海水浴を楽しむことが可能です。

バーベキューもキャンプもできる

バーベキューのイメージ写真

浜比嘉ビーチでは海水浴のほか、バーベキューも楽しめます。人もあまり多くない上、砂浜も広いのでバーベキューをするのにもかなり向いているビーチです。

ただし、現地に機材のレンタルサービスはありませんので、全て自分で持ち込む必要があります。機材がない場合は近くの「ムルク浜」でバーベキュー機材のレンタルサービスがありますので、ムルク浜に行くと良いでしょう。

また、浜比嘉ビーチではキャンプも可能です。夜は都会にはない満点の星空を見ることができるスポットでもありますので、キャンプもお勧めです。

浜比嘉ビーチの注意点

浜比嘉ビーチは人工ビーチではありますが、監視員はいませんのでお子さんと一緒に海水浴を楽しむ際は、目を離さないよう十分注意しましょう。

また、ハブクラゲ除けのネットも設置されていませんので、クラゲを見かけたら触らずに海から上がるようにしてください。

浜比嘉ビーチへのアクセス

車

那覇空港から浜比嘉ビーチまでは高速道路を利用しても1時間強の道のりです。カーナビなどの予測だと下道でもあまり大差ない時間が表示されますが、沖縄の道は渋滞することが多いので、時間節約のため高速道路を利用したほうが良いでしょう。

最寄りのインターチェンジは「沖縄北IC」で、ICを下りた後は県道36号線、33号線、37号線を経由して海中道路まで進みます。海中道路で平安座島に入った後、平安座島の南から伸びる浜比嘉大橋を渡れば浜比嘉島に到着です。

駐車場

浜比嘉ビーチには無料の駐車場が備わっています。浜比嘉大橋を渡り浜比嘉島に入ったらすぐに右折し、道なりに3～4分進むと左手に浜比嘉ビーチの駐車場があります。駐車場には公衆トイレも備わっています。

バス

浜比嘉ビーチまで路線バスを利用して行くことも可能です。

  1. 「那覇バスターミナル」から27番・52番・80番の屋慶名バスターミナル行きに乗り「JAおきなわ与那城支店前」下車
  2. 「JAおきなわ与那城支店前」にて平安座総合開発のバスに乗り換え、「浜漁港前」で下車
  3. 「浜漁港前」からビーチまでは徒歩4～5分

なお、②の平安座総合開発のバスは1日6～7往復と便数が少ないため注意が必要です。「JAおきなわ与那城支店前」から浜比嘉ビーチまでタクシーで10分弱なので、時間を節約したい場合はタクシーも合わせて利用すると良いでしょう。

浜比嘉ビーチの口コミ

浜比嘉島のその他ビーチ

ムルク浜

ムルク浜は浜比嘉ビーチから車で5分ほどの場所にある天然のビーチです。浜比嘉島とは逆側の、島の東海岸に位置しています。

ホテル浜比嘉リゾートが管理するビーチとなっていますが、宿泊客以外でも駐車料金（500円）を払えば誰でもビーチを利用することができます。なお、駐車料金にはシャワーやトイレを利用する料金も含まれています。

天然のビーチで透明度が高く、また魚が集まりやすい岩礁混じりの海底となっていますのでシュノーケリングに向いているビーチです。

また、バナナボートやマリンジェット、シュノーケリングツアーなどのアクティビティも充実しています。

ムルク浜について、以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
▶ムルク浜は透明度抜群の天然ビーチ！浜比嘉島の穴場スポットを360度写真付きで紹介

兼久ビーチ

兼久ビーチは浜比嘉ビーチから車で10分弱の場所にあるビーチです。管理されていない天然のビーチのため、シャワーや更衣室はありませんが、自然のままの海で海水浴を楽しむことができます。

設備が整っていないため観光客が気軽に海水浴をするのは難しいですが、「クバ島」と呼ばれる巨石群がある独特の景観となっていて、砂浜を散策するだけでも価値のあるビーチです。

なお、クバ島は沖縄貝塚時代後期末の土器や石器などが発見された遺跡となっています。

兼久ビーチの詳細については、以下の記事をご確認ください。
▶兼久ビーチは超穴場なシュノーケリングスポット！浜比嘉島の透明度抜群の海を360度写真付きで紹介

浜比嘉ビーチのまとめ

浜比嘉ビーチは波も穏やかで遠浅なのがファミリーでの海水浴に向いているのですが、干満差の大きい大潮などの干潮時はかなり浅くなってしまいます。潮汐表も確認して、満潮付近に海水浴が楽しめるように調整することをお勧めします。

なお、浜比嘉ビーチの真っ白い砂浜は照り返しもきつく、油断するとすぐにヒリヒリと痛むほど日焼けをしてしまいます。日焼け止めなどの対策をして海水浴を楽しんでください。

最後に、監視員がいないためかゴミを浜に捨てていく人がいます。綺麗な海を守るためにもゴミをポイ捨てせずに、必ず持ち帰りましょう。

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