浜比嘉島のビーチ3選!シュノーケリングも楽しめる透明度抜群な離島の海を360度写真付きで紹介

浜比嘉島の概要

浜比嘉島の海

浜比嘉島は沖縄県うるま市にある離島です。沖縄本島中部の勝連半島(与勝半島)の東側、約3km先の太平洋上に位置しています。

平安座島や宮城島など8つの島からなる「与勝諸島」の1つで、他の平安座島、宮城島、伊計島と同じく海中道路および橋で繋がっているため、沖縄本島から車で気軽に行くことができる離島となっています。

面積は約2.09平方kmの小さな島で、西側の「浜」と東側の「比嘉」という2つの地区(大字)に分けられます。浜地区には浜集落、比嘉地区には比嘉集落と兼久集落と3つの集落で構成され、人口は500名ほどです。

浜比嘉島へ渡る「浜比嘉大橋」が貫通したのは1997年2月7日のことで、今でも手つかずの自然や沖縄らしいのんびりとした時間の流れが色濃く残っていて、古き良き沖縄の姿を体感できる観光スポットとして知られています。

また、ぐるりと海に囲まれた浜比嘉島には海水浴やシュノーケリングができるビーチが点在していて、沖縄県民のレジャースポットとしても人気の高い島です。

浜比嘉島のお勧めビーチ3選

浜比嘉ビーチ(ふるさと海岸)

浜比嘉島の玄関口となる浜比嘉大橋を渡ってすぐに右折し、車で2~3分ほどの場所にあるのが浜比嘉ビーチです。駐車場に車を駐めて、道沿いに植えられた防風林を抜けると目の前には真っ白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がっています。

浜比嘉島では唯一の人工ビーチとなっていて、砂質はサラサラで砂浜の広さ(幅)も島内の他ビーチに比べて広くなっています。

ビーチの両端と中央部に防波堤が設置されいるため、他ビーチよりも波は穏やかです。また、海底は基本砂地となっていて遠浅なので、子連れファミリーには一番人気のビーチとなっています。

無料の駐車場と公衆トイレがあるのも嬉しいポイントの一つです。また、近くの商店(パーラー)には有料ですがシャワーもあります。

島の西側に位置しているため、夕日が見れる絶景スポットとしても知られているビーチです。

浜比嘉ビーチについては、以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
浜比嘉ビーチはファミリーにお勧め!穴場なビーチを360度写真付きで紹介します

ムルク浜

浜比嘉島の東側にある天然のビーチです。天然のビーチですが「ホテル浜比嘉リゾート」が管理していて、シャワーや更衣室、トイレなどの設備が揃っています。なお、駐車料金(500円)を支払えば、宿泊客以外でもビーチで海水浴を楽しめる他、シャワーやトイレなどの設備も利用可能です。

また、ムルク浜はバナナボートやマリンジェットなどのアクティビティも充実している他、バーベキュー機材のレンタルサービスなどもあり、ただ泳ぐだけの海水浴ではなく様々なマリンレジャーを楽しむことができます。

天然のビーチなので透明度が抜群によく、シュノーケリングのスポットとしても人気があります。浜から近い場所で簡易的なシュノーケリングを楽しむこともできますし、バナナボートで「南浮原島」まで行ってシュノーケリングを行えるツアーもありますので、ムルク浜に行く場合はぜひシュノーケリングにも挑戦すると良いでしょう。

ムルク浜の詳細については、以下の記事をご確認ください。
ムルク浜は透明度抜群の天然ビーチ!浜比嘉島の穴場スポットを360度写真付きで紹介

兼久ビーチ

兼久ビーチも天然のビーチで、自然のままの海で海水浴や磯遊びが楽しめる海岸となっています。ムルク浜と同様に透明度が高く、知る人ぞ知るシュノーケリングスポットです。

残念ながらシャワーや更衣室などの設備はありませんが、その分海水浴客は少なくかなり穴場なビーチとなっています。ハイシーズン中でもプライベートビーチ気分を味わえるでしょう。

また、兼久ビーチには大きな岩が点在していて独特な景観となっていますので、泳がずに海辺を散策するだけでも楽しむことができます。設備が無いので観光客が気軽に海水浴をするのは難しいですが、浜比嘉島に訪れた際はぜひ足を運んで景色を眺めるだけでも価値あるビーチです。

兼久ビーチには沖縄貝塚時代後期末の遺跡が見つかった「クバ島」があり、干潮時には久場島まで歩いて渡ることができます。あえて干潮時に行ってクバ島に渡ってみたり、潮溜まりで磯遊びするのもお勧めです。

兼久ビーチについては、以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
兼久ビーチは超穴場なシュノーケリングスポット!浜比嘉島の透明度抜群の海を360度写真付きで紹介

浜比嘉島にあるビーチの見どころ

穴場

浜比嘉島のビーチに共通して言えることですが、那覇市街や観光地として人気の沖縄本島東海岸側から少し距離があるため、観光客は少なくいずれのビーチも穴場なビーチとなっています。

ハイシーズン中でもビーチが人で溢れかえることはなく、ゆったりと海水浴を楽しみたい人にとっては最適なビーチです。

透明度が高い

沖縄には美しいビーチが数多くありますが、離島の海の透明度は別格です。本島のビーチを見慣れている沖縄県民でも、透明度の高い浜比嘉島のビーチを見るとその違いに驚きます。

また、天然のビーチでは岩礁帯も多く、色とりどりの熱帯魚が集まりやすい環境があるのでシュノーケリングにも最適なスポットとなっています。

浜比嘉島へのアクセス

車で行く場合

那覇空港から浜比嘉島までは高速道路を利用しても1時間10~20分ほどかかります。最寄りのインターチェンジ「沖縄北IC」からも30分強の道のりです。

沖縄ICを下りた後は県道36号線、33号線、37号線を経由して海中道路まで進みます。海中道路で平安座島に入った後、平安座島の南から伸びる浜比嘉大橋を渡れば浜比嘉島に到着します。

路線バスで行く場合

浜比嘉島へは路線バスを利用していくことも可能です。那覇バスターミナルからは1度乗り換えが必要で、以下のルートで行くことができます。

「那覇バスターミナル」から27番・52番・80番の屋慶名バスターミナル行きに乗り「JAおきなわ与那城支店前」下車
「JAおきなわ与那城支店前」にて平安座総合開発のバスに乗り換えて浜比嘉島へ

なお、平安座総合開発のバスは便数が1日6~7往復と少ないため、時間を節約したい方は「JAおきなわ与那城支店前」からはタクシーを利用したほうが良いでしょう。JAおきなわ与那城支店前から浜比嘉島へはタクシーで10分ほどです。

浜比嘉島のビーチに関するツイート

浜比嘉島のビーチ以外の見どころ

浜比嘉島-シルミチュー

浜比嘉島は、琉球を創ったとされる女神「アマミキヨ(アマミチュー)」とその夫である「シネリキヨ(シルミチュー)」が暮らしていたという言い伝えがあり、沖縄県民にとって神聖な島となっています。

島内には30を超える拝所(うがんじゅ)があり、中でもアマミチューの墓である「アマンジの洞穴」や、二人が暮らしていたとされる「シルミチュー霊場」はパワースポットとして知られていて、浜比嘉島定番の観光スポットにもなっています。

いずれも子孫繁栄・子宝に恵まれるというご利益があると言われていますので、浜比嘉島に行く際はぜひ足を運んでみてください。

最後に

浜比嘉島のビーチはどのビーチも監視員はおらず、またハブクラゲ除けのネットは設置されていません。特に兼久ビーチやムルク浜などは天然のビーチで足元が岩礁となっていて注意しないと怪我をしてしまう危険性もあります。

天然のビーチで海水浴やシュノーケリングを楽しむ場合は、ビーチサンダルではなく足を覆うマリンシューズを履き、またお子さんが一緒であれば目を離さないようにしてください。

また、監視委員がいないためかビーチにゴミを放置する人もいるようです。美しい海を維持するためには利用客一人ひとりの心がけが大切です。神聖な島のビーチを守るためにもゴミのポイ捨ては絶対にやめましょう。

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