石神井池と三宝寺池の2つの池を持つ石神井公園
今回紹介する石神井公園は、南北に走る井草通りによって2つのエリアに隔てられており、東側には「石神井池」、西側に「三宝寺池」という2つの池をもつ公園です。
この石神井池と三宝寺池は共に、武蔵野三大湧水池として知られており、また、三宝寺池にある浮島は天然記念物にも指定されています。
横断歩道の向こう側が三宝寺池エリアの入口で、逆が石神井池エリアの入口です。目の前を走る井草通りからは、西武新宿線の「上井草駅」までのバスが出ています。
石神井池
石神井池にはローボートやスワンボートなどがあり、カップルや家族連れがボートに乗ってのんびり楽しんでいました。
また、公園側から見ると「釣り禁止」の立て札が沢山立っているのですが、対岸には釣りを楽しむ年配の方々が沢山いました。どうやら、全面が釣り禁止なのではなく、対岸の方からは釣りが許可されているようです。(※三宝寺池は全面釣り禁止です)
三宝寺池
三宝寺池は、より色濃く自然を残している印象がありました。池の中には「中の島」と呼ばれる浮島があり、カモやサギなどの鳥類が生息しています。
昔はこの浮島にも橋がかかっており、誰でも浮島に入ることができたようですが、現在その橋はなく、浮島に渡ることはできません。この隔離された浮島は水草が堆積してできた自然が多く残る島で、現在では天然記念物に指定されています。
石神井公園はクワガタムシやカブトムシの宝庫!?
石神井公園にはクヌギやコナラなど、クワガタムシやカブトムシが好む木が沢山あり、夏になると子供たちがクワガタやカブトムシを探している姿を見かけます。
この360度写真を撮影した日はまだ6月ですが、既にクワガタを探している小学生がチラホラいて、中にはヒラタクワガタを捕まえ自慢気に見せてくれる子もいました。うちの息子は早々にクワガタは諦め、クロアゲハを捕まえようと虫取り網を振り回していました。
結局、クロアゲハは捕まえることができませんでしたが、(名前のわからない)キレイな蝶々を何匹かとトンボ、カミキリムシを捕まえることができ、大満足でした。
ひょうたん池でザリガニ釣り
西側の三宝寺池エリアに入ってすぐの場所にあるのが、三宝寺池と水路で繋がったひょうたん池です。このひょうたん池には子供が大好きなザリガニが生息しており、複数の子連れ家族がザリガニ釣りを楽しんでいました。
釣ったザリガニを見せてもらったところ、結構大きなザリガニが3匹も釣れていました。
野外ステージ
石神井池エリアの真ん中あたりに、大きな野外ステージが設けられています。客席にはベンチがありますので、暖かい日はここでお弁当を食べてゆっくり過ごすのも良さそうです。
ボート乗り場
石神井池には、手漕ぎの「ローボート」、ペダルを漕ぐ「サイクルボート」「スワンボード」の3種類のボートが用意されています。
料金はそれぞれ下記となっています。
- ローボート:700円/60分(延長30分毎に300円)
- サイクルボート:600円/60分(延長30分毎に600円)
- スワンボード:700円/60分(延長30分毎に700円)
ボート乗り場には売店が併設されていて、椅子とテーブルもありますので小休憩をとることができます。
石神井公園の遊具
数は少ないですが、滑り台やうんていなどの遊具もあります。
この360度写真には写っていませんが、少し離れた場所(豊島屋側)には、ターザンロープの遊具もありました。
石神井公園の休憩所「豊島屋」
三宝寺池エリアには、マンガ「孤独のグルメ」でも取り上げられていた「豊島屋」という休憩所があり、緑を眺めながら軽食をとることができます。
おでんやカレー、ラーメンなどの軽食の他、懐かしい駄菓子あども販売しています。石神井公園にきたら、ぜひ立ち寄りたい場所です。
石神井公園の基本情報
- 住所:練馬区石神井台1-26-1(石神井公園サービスセンター)
- 開園日:常時(サービスセンターや各施設は年末年始休業)
- 入園料:無料
- 駐車場:あり(有料)
- アクセス:
西武池袋線「石神井公園」徒歩7分
西武新宿線「上井草」より長久保行きバス「三宝寺池」下車、石神井公園行きバス「石神井公園」下車
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