保存すべき?!都内最古の木造駅舎「原宿駅」を360度写真付きでレポート

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原宿駅の概要

今回紹介する原宿駅は、都心をぐるりと一周走る山手線の駅の一つ。住所は渋谷区神宮前一丁目となり、渋谷駅と代々木駅の間に位置します。

原宿駅 原宿駅表参道口 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

竹下通りや表参道、明治神宮に代々木公園など複数のお出かけスポットへのアクセスがよく、1日の乗車人員は7万人以上に上ります。(JR東日本の乗車人員数ランキングでは61位)

また、コンサート会場としても利用される代々木体育館の最寄り駅にもなっている為、コンサートなどのイベントがある日は、電車を降りたホームから出口まで牛歩並みにしか動かない長い行列ができていることもあり、原宿駅を抜け出すだけでも時間を要することになってしまうので注意が必要です。(そんな時は、隣の渋谷駅でおりて、歩いて目的地に向かった方が早い場合もあります)

ホームの360度写真

原宿駅 ホーム01 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

原宿駅自体の規模は大きくなく、通常時は出口も2つあるのみ。出口に向かう階段や通路も狭く、すぐにキャパオーバーになるのも頷けます。

表参道口の360度写真

原宿駅 表参道口02 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

表参道口には、東京メトロ(地下鉄)千代田線・副都心線の駅「明治神宮前駅」の地上出入り口が隣接しています。屋根が備え付けられているので、雨の日でも濡れずに乗り換えることが可能です。

原宿駅 表参道口改札01 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

表参道口の改札は多少広めに作られていますが、この出口に続く通路が狭い為、混雑時は前に進めなくなることもしばしば。入場規制がかかることもあるほどです。

原宿駅 表参道口からの通路 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

表参道口からホームへと続く通路です。イベントなどで原宿駅が混雑するとここがボトルネックとなってしまいます。

竹下通り口の360度写真

原宿駅 竹下口02 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

竹下通りの入り口横には、AbemaTVの撮影スタジオができ、ますます若者に人気のスポットとなっています。

原宿駅 竹下口01 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

若者に人気の竹下通りに続く改札ですが、改札機が4個しかないほどとても小さな出口です。

原宿駅 竹下口03 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

改札からホームへ向かう通路はこの狭さ。エスカレーターやエレベーターはありませんので、車椅子やベビーカーでは上り下りできません。(エスカレーターやエレベーターは表参道口側にあります)

原宿駅 竹下口04 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

ホームから竹下口へと降りる階段。

オリンピックに向け原宿駅の駅舎建て替え計画

先述した通り、複数のお出かけスポットの最寄り駅として利用客数が多にもかかわらずキャパの小さな原宿駅。オリンピックの会場となる国立代々木競技場からも近いため、混雑緩和への対応策が急務となっています。このままでは、オリンピック開催時は毎日が入場規制、なんて事態にもなりかねません。

この状況をうけ、JR東日本は、東京オリンピックが開催される2020年までに新駅舎へ建て替えることを発表しました。

現状の改良案は、明治神宮へと続く臨時ホームを外回りのホームとして利用し、既存の島式ホームを内回り専用として利用。新たな駅舎は線路をまたいで2階建になり、既存の出口に加えて明治神宮出口を新設することで混雑の緩和を図るというものです。

建て替えに反対する声も

オリンピック開催前に改良しておかなくてはならないのは誰の目からも明らかなのですが、その一方で、現在の駅舎から新駅舎への建て替えに反対する声もあります。

都内最古の木造駅舎

原宿駅 原宿駅表参道口 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

現在の表参道口の駅舎は、二代目の駅舎となっており、1924年(大正13年)に竣工された都内最古の木造駅舎です。洋風なデザインが取り入れられ、当時はモダンな建物として人気が高かったであろうことがうかがえます。
現在でも、この歴史の長いアンティークな作りの原宿駅の駅舎に愛着を持つ人も多く、取り壊しに反対する声も多いのです。

戦火を免れた奇跡の駅舎

また、原宿駅は第二次世界大戦の空襲で、10発の焼夷弾を被弾しましたが、すべてが奇跡的に不発で焼失を免れた。という逸話も残っています。
東京オリンピックが目前に迫る中、様々な駅で改良工事が進められていますが、この奇跡駅舎を持つ原宿駅は、どのような形で生まれ変わるのでしょうか。

臨時ホームと宮廷ホーム

原宿駅には、普段は使われていないホームが2つ存在しているのを知っていますか?それぞれ、臨時ホームと宮廷ホームと呼ばれている普段は立ち入ることのできないホームです。

臨時ホーム

原宿駅のホームの構造は、島式のホームが1本あり、その両側に山手線の外回り、内回りが発着する作りとなっています。しかし、外回りの山手線には、島式ホームと反対側にもう一つのホームがあり、また、明治神宮方面に面した出口があるのも見てとれます。
この、山手線外回りのさらに外側にあるホームは臨時ホームと呼ばれるホームで、大晦日と正月(12/31~1/3)のみ利用されるホームです。

原宿駅 臨時ホーム https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

明治神宮は毎年初詣の参拝者数が日本一となる、日本を代表する神社です。その明治神宮の最寄り駅の一つとなっている原宿駅ですが、先述した通り駅自体のキャパが小さく、初詣客を捌ききれません。そこで、初詣客が押し寄せる大晦日とお正月の3日間は、この臨時ホームと臨時改札が活躍するのです。

なお、この期間中、山手線外回りは臨時ホーム側のドアしか開かず、通常時に使用されている島式ホームは、内回り専用のホームとなります。島式ホームと臨時ホームは繋がっていない為、内回り・外回りのどちらに乗りたいかによって、入場する改札が異なりますので、注意が必要です。

宮廷ホーム

宮廷ホームは、少し離れた場所にある為、存在することを知らない方も多いのではないでしょうか。場所は、代々木駅側の山手線内回りの線路と埼京線の複線を越えた先にあります。

この宮廷ホームはその名の通り、天皇陛下専用のホームで、天皇陛下専用列車(お召し列車)のみが発着するホームです。1926年に大正天皇の為に作られ、当時は天皇陛下が地方にお出かけする際に使用されていました。現在は、「ダイヤの乱れで国民に迷惑をかけたくない。」という天皇陛下の意向により、使われていないようです。

夜の原宿駅360度写真

竹下通り口

原宿駅 夜の竹下口 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

表参道口

原宿駅 夜の表参道口 https://tokyo360photo.com/harajuku-station – Spherical Image – RICOH THETA

夜の原宿は、飲み屋街が近くに無いので意外に静かです。居酒屋が0というわけではないので、いつも混雑している渋谷や新宿で居酒屋を探すより、原宿の居酒屋に足を運ぶほうが賢い選択かもしれませんね。

ちなみに私がオススメなのは、「ゆかり」という居酒屋です。原宿駅の竹下口から歩いて2~3分のところにある居酒屋なのですが、とにかく安い!です。味はさておき、コスパはかなり良いので、原宿で飲む際はぜひ選択肢して覚えておいてください。

まとめ

明治39年(1906年)に開業し、長い歴史を持つ原宿駅。2020年開催のオリンピックを機に新たな姿に生まれ変わろうとしています。

時代に合わせて形が変わっていくのは必然で、また望ましいことではありますが、他の駅と画一化されたものではなく、原宿らしさを残した駅舎になることを期待しています。

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