大崎の観光スポットを360度写真付きで紹介!歴史と自然が共存する東京の魅力をお伝えします

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再開発と歴史が共存する、東京の穴場観光スポット「大崎」

大崎駅前の風景-1

東京・品川区に位置する大崎は、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線の4路線が乗り入れる交通の要衝です。近年は大規模な駅前再開発が進み、高層ビルや複合商業施設が立ち並ぶ洗練されたオフィス街として知られていますが、実は観光スポットとしての魅力も非常に豊かなエリアです。

駅から数分も歩けば、江戸時代から続く神社や歴史ある寺院に出会えます。さらに少し足を伸ばせば、目黒川沿いの緑豊かな遊歩道や、旧大名屋敷の面影を残す回遊式庭園など、都会の喧騒を忘れさせてくれる自然スポットも点在しています。再開発による都市的な景観と、江戸・明治から受け継がれた歴史的な風景が独特の調和を生み出しているのが、大崎という街の最大の魅力と言えるでしょう。

また、大崎は徒歩圏内でさまざまなジャンルの観光スポットを効率よく巡れるのも大きな特徴です。神社仏閣、公園・自然散策、ショッピングまで、駅から徒歩25分以内にギュッと凝縮されているため、半日から1日かけてのんびり散歩するのにちょうどいい街です。山手線の内側にありながら、観光地らしい混雑が少なく、ゆったりと楽しめるのも、知る人ぞ知る大崎の魅力のひとつです。

大崎の観光スポット

神社・仏閣

居木神社(いるぎじんじゃ)

大崎駅西口から徒歩わずか3分の場所に鎮座する居木神社は、大崎エリアの鎮守として地域に深く根付いた神社です。主祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。創建年代は定かではありませんが、もともとは目黒川・居木橋付近に位置しており、たび重なる水害を避けるため、江戸時代の寛文年間(1661〜1673年)に現在の場所へ移ったと伝えられています。

社殿は昭和に再建されたものですが、境内には江戸時代の石造物が今もしっかりと残っています。正面参道の石造鳥居と参道脇の手水鉢は寛政4年(1792年)に奉納されたもので、歴史の重みを感じさせてくれます。また、末社の厳島神社は小型ながら精緻な彫刻に彩色が施された貴重なもので、品川区の指定文化財にも登録されています。境内には「居木橋かぼちゃ」の標識もあり、江戸時代前期にこの地で栽培されていた特産品の伝承も残っています。高層ビルが立ち並ぶ大崎の街並みの中に、こうした歴史の痕跡がさりげなく残っているのが、居木神社の面白いところです。

観音寺

居木神社のすぐ隣に佇む観音寺は、天台宗の寺院です。大崎駅から徒歩約5分とアクセスしやすく、居木神社と合わせて参拝するのがおすすめです。大阿闍梨法印光海によって開山されたと伝えられ、江戸時代初期に現在の地へ移転した歴史ある寺院です。ゆったりとした境内はきれいに整備されており、都会の喧騒の中にありながら静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。御朱印をいただくこともできるので、御朱印集めを楽しんでいる方にもおすすめのスポットです。

東海寺

大崎駅から徒歩約15分の場所にある東海寺は、寛永15年(1638年)に三代将軍・徳川家光が、禅宗の名僧・沢庵宗彭(たくあんそうほう)のために創建した臨済宗大徳寺派のお寺です。かつては157,000平方メートル余りという広大な寺域を誇り、歴代将軍が鷹狩りの折に頻繁に訪れたと伝わります。現在の東海寺は、かつての塔頭(たっちゅう)のひとつ「玄性院」がその名を引き継いだものです。また、沢庵和尚はたくあん漬けの考案者としても知られており、品川の東海寺はたくあん発祥の地ともいわれています。歴史好きにはたまらないエピソードが詰まった場所です。

東海寺大山墓地

東海寺と合わせてぜひ立ち寄りたいのが、大崎駅から徒歩約10分の場所にある東海寺大山墓地です。東海寺の本堂から少し離れた場所に位置するこの墓地には、東海寺を開山した沢庵宗彭をはじめ、江戸から昭和にかけて活躍したさまざまな偉人が眠っています。なかでも沢庵和尚の墓は国指定文化財(史跡)に指定されており、直径約1メートルの扁平な自然石が台座の上に載せられた独特の佇まいが印象的です。また、江戸時代中期の国学者・賀茂真淵の墓も国指定文化財(史跡)として残っています。そのほか、「鉄道の父」と呼ばれる井上勝、江戸の天文学者・渋川春海など、日本の歴史に名を刻んだ人物たちが眠るゆかりの地です。観光地らしい華やかさはありませんが、歴史の深みをしみじみと感じられる、静かな散策スポットです。

公園・自然

目黒川沿いの遊歩道

大崎を代表する自然スポットといえば、やはり目黒川沿いの遊歩道です。ゲートシティ大崎のすぐそばを流れる目黒川沿いには整備された遊歩道があり、大崎駅から徒歩数分でアクセスできます。春には両岸に咲き誇る桜が圧巻で、お花見スポットとして多くの人が訪れます。夏は深い緑が涼しげな木陰をつくり、秋には鮮やかな紅葉が川面に映える風景が楽しめます。四季ごとに表情を変える水辺の景色は、何度訪れても飽きることがありません。都心にいながらこれほど豊かな自然を感じられる場所は意外と少なく、散歩好きにはたまらないスポットです。

居木橋公園

目黒川沿いに位置する居木橋公園は、大崎駅から徒歩約5分とアクセス抜群の小さな公園です。目黒川のほとりでのんびりと川の流れを眺めながら休憩できる、地元の人々に親しまれている憩いの場です。規模は大きくありませんが、目黒川沿いの遊歩道散策の途中に立ち寄るのにちょうどいいスポットです。

大崎光の滝公園

大崎駅から徒歩約10分、目黒川沿いに整備された大崎光の滝公園は、春のお花見スポットとして知られる公園です。満開の桜と目黒川の景色が重なる春の風景は特に美しく、毎年多くの花見客で賑わいます。園内にはスタイリッシュなデザインの遊具も設置されており、子ども連れのファミリーにも人気のスポットです。夏には水遊びができる設備もあるので、暑い季節に子どもと一緒に訪れるのもおすすめです。

ThinkPark Forest(大崎の森)

大崎駅南改札口からペデストリアンデッキを歩いてわずか3分ほどの場所にあるThinkPark Forest(大崎の森)は、NBF大崎ビルを囲む豊かなグリーンゾーンです。高層ビルが立ち並ぶ大崎の駅前エリアに突然現れる緑の小道は、訪れる人を都会の喧騒から解放してくれます。品川区が推進する「水と緑のネットワーク構想」の一環として整備されたこのグリーンゾーンは、木々の作用で周辺気温を下げるヒートアイランド抑制効果も持つ、環境にも配慮したスポットです。ビジネス街の真ん中にこれほど豊かな緑があるのは大崎ならではで、オフィスワーカーだけでなく観光客にとっても、ほっと一息つける場所になっています。

ねむの木の庭

大崎駅から徒歩約25分ほどの住宅街の中にひっそりと佇むねむの木の庭は、上皇后陛下のご実家である正田邸の跡地を整備した品川区立の公園です。2004年に開園し、公園名は美智子さまが高校生時代に作られた詩「ねむの木の子守歌」に由来しています。園内には美智子さまゆかりの樹木や、お歌の中で詠まれた樹木・草花が約50種類植えられており、四季折々の豊かな表情が楽しめます。なかでも「プリンセスミチコ」と名付けられたオレンジ色のバラは、美智子さまが皇太子妃時代にイギリスのバラ育種会社から贈られた品種で、毎年春と秋に見頃を迎えます。また、公園のシンボルツリーであるねむの木は6月中旬頃に可憐な花を咲かせます。少し距離はありますが、静かで上品な雰囲気の中でゆったりと過ごせる、大崎の隠れた名スポットです。

池田山公園

大崎駅から徒歩約25~30分、高台の住宅街の中に位置する池田山公園は、江戸時代初期に岡山藩池田家の下屋敷があったことからその名がついた品川区立の公園です。昭和60年(1985年)に開園し、かつての屋敷の奥庭を整備した回遊式庭園として知られています。起伏に富んだ地形を巧みに生かした造りが特徴で、池や小さな滝、石組みが配置され、高台の東屋からは大崎・五反田方面の高層ビルや港湾施設を望むことができます。梅や椿、つつじ、花菖蒲、アジサイ、紅葉と、一年を通じて多彩な植物が楽しめるのも魅力です。入園無料で、都内でも有数の閑静な高級住宅街の中にある静かな庭園は、日常の喧騒から離れてゆっくりと散策したい方にぴったりのスポットです。

商業施設(ショッピングやレストラン)

ゲートシティ大崎

大崎駅南口改札から徒歩約3分、ペデストリアンデッキで直結しているゲートシティ大崎は、地上24階建てのイーストタワー・ウエストタワーを中心とした大規模複合施設です。オフィスやショップ、レストランが集積しており、ビジネスパーソンから地元の家族連れまで幅広い層に利用されています。施設内は吹き抜けの開放的な空間が広がっており、目黒川のほとりという立地を活かした緑豊かな中庭も見どころのひとつです。飲食店も充実しているので、大崎散策の途中でランチやカフェタイムを楽しむ拠点としても最適です。

大崎ニューシティ

大崎駅東口から徒歩約1分、駅と高架橋で直結している大崎ニューシティは、1998年に竣工した複合施設です。高層の現代的なツインタワーと、低層の南欧建築をモチーフにした店舗棟が豊かな緑と調和した独特の景観が特徴で、5層吹き抜けのアトリウムや噴水・彫刻を配置したコミュニケーション広場など、散策するだけでも楽しめる空間づくりがされています。施設内には後述するO(オー)美術館も入っており、ショッピングとアート鑑賞を一度に楽しめるのも魅力です。駅からのアクセスが抜群なので、大崎観光のスタート地点としても使いやすい施設です。

大崎駅前マルシェ(おおさき二十四節気祭)

大崎駅南口改札前では、毎週木曜日~土曜日に駅前マルシェ「おおさき二十四節気祭」が開催されています。全国各地の生産者や大崎近隣の事業者が多数出店し、新鮮な野菜や果物、海産物など旬の食材が並びます。駅前という好立地でありながら、生産者と直接会話しながら買い物ができるアットホームな雰囲気が魅力です。観光の合間にふらりと立ち寄って、季節ごとの旬の食材を楽しんでみてください。開催日や出店情報は事前に確認しておくと安心です。

その他

旧・陸奥仙台藩伊達家下屋敷跡(清泉女子大学)

大崎駅から徒歩約20分の高台に位置する清泉女子大学のキャンパスは、江戸時代に陸奥仙台藩伊達家の下屋敷として使われていた歴史ある土地です。その後明治時代に島津家の所有となり、大正6年(1917年)に旧島津家本邸として現在の洋館が建てられました。設計を手がけたのは、鹿鳴館や旧ニコライ堂なども設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルで、イタリア・ルネサンス様式の美しい洋館は2019年に国の重要文化財に指定されています。建設当時から奇跡的に現存するステンドグラスやマントルピースなど、当時の内装がそのまま残っており、歴史的・建築的な価値は非常に高いものがあります。

ただし、この洋館は現在も清泉女子大学の本館として現役で使用されているため、通常は一般公開されていません。毎年春と秋に、学生ガイドが案内する見学ツアー(事前申込制・抽選)が開催されており、これに参加することで邸内を見学し、庭園を自由に散策することができます。応募は大学公式サイトから受け付けており、定員は各回30名と少数のため、興味がある方は早めに情報をチェックしておくことをおすすめします。普段はなかなか足を踏み入れられない歴史的建造物だからこそ、見学ツアーに参加できた際の感動はひとしおです。

O(オー)美術館

大崎ニューシティ2号館の2階に入るO(オー)美術館は、大崎駅から徒歩約2分という抜群のアクセスを誇る美術館です。「O」という名前は、大崎の頭文字と山手線の環状の輪を掛け合わせて名付けられました。品川区が設立した公益財団法人によって運営されており、品川区ゆかりのアーティストをはじめ、さまざまなジャンルのアート作品を鑑賞できます。企画展によっては無料で入場できることもあり、気軽にアートに触れられる場所として地域の人々に長く親しまれています。ショッピングや散策のついでにふらりと立ち寄れる気軽さが魅力で、アート初心者の方にも入りやすい雰囲気の美術館です。休館日は毎週木曜日と年末年始で、開館時間は午前10時から午後6時30分までとなっています。

大崎駅へのアクセス

大崎駅にはJR山手線・JR埼京線・JR湘南新宿ライン・東京臨海高速鉄道りんかい線の4路線が乗り入れており、都内各方面からスムーズにアクセスできます。山手線が停まるため、東京の主要なターミナル駅からの移動が非常に便利です。

主要駅からの所要時間の目安は以下の通りです。品川駅からは山手線でわずか約3分と、非常に近い距離にあります。渋谷駅からは山手線で約9分新宿駅からは湘南新宿ラインや山手線で約11〜15分で到着します。また、池袋駅からはJR埼京線で約17〜18分と、乗り換えなしでアクセスできます。

地方から新幹線を利用して訪れる場合は、品川駅で山手線に乗り換えるのがおすすめです。品川駅は東海道新幹線・山陽新幹線の停車駅でもあり、乗り換え1回・約3分で大崎駅に到着できます。羽田空港からアクセスする場合は、りんかい線を利用すると乗り換えなしで約30分とスムーズです。

大崎駅は山手線の始発駅でもあるため、朝の時間帯は始発電車を利用できるメリットもあります。休日に都内のさまざまな場所から気軽に訪れやすい、アクセス抜群の駅です。

最後に

大崎-ビルの夜景

大崎は、再開発によって生まれた洗練された都市景観と、江戸時代から受け継がれてきた歴史・自然が絶妙に共存する、東京の中でも個性的なエリアです。駅周辺には高層ビルが立ち並ぶ一方で、少し歩けば緑豊かな目黒川沿いの遊歩道や、静かな回遊式庭園、歴史ある神社仏閣が点在しています。「都会的な街並みと、ほっとできる自然や歴史が同時に楽しめる」のが、大崎観光の最大の魅力と言えるでしょう。

今回ご紹介したスポットのほとんどが大崎駅から徒歩30分以内に収まっているため、特別な移動手段がなくても、のんびり歩きながら効率よく巡ることができます。気軽に立ち寄れる神社やショッピング施設から、旧島津家本邸の見学ツアーのように事前予約が必要な本格的なスポットまで、訪れる目的やスタイルに合わせて楽しみ方を選べるのも大崎の魅力のひとつです。

観光地として大々的に取り上げられることは少ないですが、だからこそ混雑が少なく、自分のペースでゆったりと街歩きを楽しめます。春の目黒川の桜、初夏のねむの木の庭のバラ、秋の池田山公園の紅葉など、季節ごとに異なる表情を見せてくれるのも大崎の魅力です。「次の休日、どこへ行こう?」と迷ったときは、ぜひ大崎を観光やお散歩の候補に入れてみてください。きっと新しい東京の一面に出会えるはずです。

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