品川駅ってどんなとこ?

新幹線や在来線、京急線、さらには羽田空港へのアクセスも便利な東京モノレールなど、数多くの路線が乗り入れる品川駅。ビジネスで利用する方はもちろん、旅行や出張の乗り換え拠点として訪れる方も多いターミナル駅です。そのため「新幹線の発車まで少し時間がある」「待ち合わせまでまだ間がある」といったシーンで、ふと足を止める方も少なくないのではないでしょうか。
品川駅の魅力は、なんといっても駅から少し歩くだけで表情がガラリと変わるところにあります。高輪口を出れば、御殿山や高輪といった緑豊かで落ち着いたエリアが広がり、江戸時代から続く神社仏閣や日本庭園も点在しています。一方で港南口側には、オフィスビルが立ち並ぶ近代的な街並みが続き、運河沿いの遊歩道でのんびり散策を楽しむこともできます。ビジネス街としての顔と、歴史・自然を感じられる街としての顔、この両方を併せ持っているのが品川駅周辺エリアの大きな特徴といえるでしょう。
また、駅周辺には大型の商業施設や複合施設が集まっているのも見逃せないポイントです。駅ナカ・駅チカでサクッと時間を潰せるスポットから、少し足を延ばして本格的に散策を楽しめるスポットまで、選択肢の幅が広いのも品川駅ならではの魅力です。今回は、そんな品川駅から徒歩圏内で楽しめる暇つぶしスポットを、ジャンル別にたっぷりご紹介していきます。
品川駅周辺の暇つぶしスポット
大型複合施設
品川駅周辺には、ホテルやオフィス、ショップなどが一体となった大型複合施設がいくつも点在しています。ショッピングはもちろん、緑地でのんびり過ごしたり、イベントをのぞいてみたりと、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。時間に余裕があるときは、こうした施設をぶらりと歩いてみるだけでも、ちょっとした街歩き気分を味わえますよ。
品川プリンスホテル
高輪口を出てすぐの品川プリンスホテルは、宿泊しなくても楽しめるスポットが充実しているのが特徴です。水族館の「マクセル アクアパーク品川」や映画館の「品川プリンスシネマ」、ボウリングセンターなどが集まっています。アクセサリーや雑貨を扱うセレクトショップも並んでいるので、ちょっとしたお土産探しにもぴったりです。駅からのアクセスの良さも含めて、時間つぶしの定番スポットといえるでしょう。
品川インターシティ
港南口側でおすすめしたいのが品川インターシティです。高さ140mのオフィスビル3棟を中心とした大規模な複合施設で、ショップやレストランが充実しているのはもちろん、パブリックスペースでは日曜・祝日にフリーマーケットが開催されることもあります。オフィス街らしい整然とした雰囲気の中を歩くだけでも、リフレッシュになりますよ。
品川グランドコモンズ
同じく港南口エリアにある品川グランドコモンズは、水と緑にあふれた開放的な空間が特徴の複合施設です。高層ビル街の中にありながら、都会のオアシスとして親しまれており、ベンチに腰かけてひと休みするのにも向いています。
品川シーズンテラス
少し先まで足を延ばせるなら、品川シーズンテラスもおすすめです。約3.5ヘクタールにも及ぶ緑地を備えたイベント広場と、1階から3階までの商業施設からなる施設で、オープンシアターやナイトヨガといったイベントが開催されることも。広々とした緑地でゆったり過ごせる、都心にいながら開放感を味わえる場所です。
御殿山トラストシティ
最後にご紹介するのは、高輪口から徒歩10分ほどの場所にある御殿山トラストシティです。ホテルやオフィス、レジデンスからなる複合施設で、敷地内には後ほど詳しくご紹介する日本庭園「御殿山庭園」も併設されています。都心の喧騒から少し離れて、静かな時間を過ごしたいときにぴったりのエリアです。
ショッピング
品川駅は「エキナカ」「駅チカ」のショッピング施設が非常に充実している駅としても知られています。改札を出ずに買い物ができる施設も多いので、荷物が多いときや天候が悪い日でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。ここでは、駅構内・駅直結で楽しめる代表的なショッピングスポットをご紹介します。
エキュート品川 / エキュート品川サウス
JR品川駅の改札内に広がるエキュート品川は、ベーカリーやスイーツ、コスメ、レストランなど多彩なショップが集まるエキナカ商業施設です。改札の向かい側にある「エキュート品川サウス」には、ユニクロやユナイテッドアローズといったファッションテナントのほか、お弁当やお惣菜を扱うお店も充実しており、新幹線に乗る前の買い物にもぴったりです。乗り換えの合間にふらっと立ち寄るだけでも、十分に時間を潰せるスポットといえるでしょう。
ウイング高輪 EAST・WEST
高輪口側にあるウイング高輪は、約100店舗が揃う駅ナカ商業施設です。EASTとWESTの2つのゾーンに分かれており、ファッションから雑貨、飲食店まで幅広いジャンルの店舗が集まっています。品揃えが豊富なので、目的を決めずにぶらぶら歩くだけでも新しい発見がありそうです。
アトレ品川
港南口の駅ビルとして2004年に開業したアトレ品川も見逃せません。ファッションや雑貨のショップが充実しているほか、世界各国の食材を扱うセレクトショップや、ワンランク上の食材が揃うスーパーマーケットも入っており、食べ物好きの方にもおすすめです。ウィンドウショッピングをしながらのんびり過ごすのに向いている施設です。
公園
ビジネス街というイメージが強い品川駅周辺ですが、実は緑豊かな公園や庭園が数多く点在しているエリアでもあります。散策の合間にベンチで一息つくもよし、季節の花や紅葉を眺めながらのんびり歩くもよしと、公園ならではの過ごし方ができるのも魅力です。ここでは、駅から徒歩圏内で立ち寄れる公園・庭園をご紹介します。
御殿山庭園
高輪口から徒歩10分ほどの場所にある御殿山庭園は、約2,000坪の敷地に広がる池泉回遊式の日本庭園です。江戸時代には桜の名所として親しまれていた土地で、春は桜、秋は紅葉と、四季折々の景色を楽しむことができます。都心にいながら滝の音や風の匂いを感じられる、癒しのひとときを過ごせるスポットです。園内は15分ほどで一周できるので、短い時間でもふらっと立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。
こうなん星の公園
港南口を出てすぐの場所にあるこうなん星の公園は、遊具こそありませんが、美しく植栽された緑とベンチが整備された駅前の憩いスポットです。ちょっとした待ち合わせの合間や、歩き疲れたときの休憩場所として気軽に利用できます。
東八ッ山公園
高輪口から徒歩5分ほどの東八ッ山公園は、緑が多く落ち着いた雰囲気の公園です。港区と品川区にまたがって整備されており、桜の名所としても知られているので、春先に訪れるのも良いでしょう。
高輪森の公園
品川プリンスホテルの裏手あたりにある高輪森の公園は、かつて島津家の下屋敷、後に後藤象二郎の邸宅として使われていた土地に整備された公園です。小さなポケットパークのような佇まいながら、日本庭園の趣が残っており、都心とは思えない静けさを味わえる隠れたスポットです。
高輪公園
高輪口から徒歩8分ほどの場所にある高輪公園は、丘のある起伏に富んだ地形が特徴の公園です。園内には池や遊具もあり、木々が生い茂っているため、夏場でも日差しを避けながらゆっくり過ごせます。
杜の公園
品川区と港区にまたがって整備された杜の公園は、公園の敷地内に区の境界線が通っているというユニークな特徴を持つ公園です。木々がたくさん植えられており、都会の中の小さな森のような雰囲気を楽しめます。
神社・寺院
品川駅周辺は、かつて東海道の宿場町として栄えた歴史を持つエリアでもあります。そのため、少し歩くだけで趣のある神社や寺院に出会うことができ、歴史散策を楽しみながら暇つぶしをしたい方にもおすすめです。参拝はもちろん、御朱印集めや街並みの雰囲気を味わうだけでも、良い気分転換になりますよ。
泉岳寺
高輪口から徒歩12〜15分ほどの場所にある泉岳寺は、忠臣蔵で知られる赤穂浪士(四十七士)ゆかりのお寺です。境内には大石内蔵助の銅像や、討ち入り後に吉良上野介の首を洗ったとされる首洗い井戸があり、隣接する赤穂義士記念館では忠臣蔵の歴史を詳しく学ぶこともできます。歴史好きの方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。
品川神社

徒歩15分ほどの場所にある品川神社は、東京十社のひとつに数えられる由緒ある神社です。境内にある「品川富士」と呼ばれる富士塚は実際に登ることができ、頂上からは品川の街並みを見渡すことができます。商売繁盛や交通安全などのご利益があるとされ、地元の方々からも親しまれているスポットです。
高輪神社
高輪口から徒歩7分ほどの場所にある高輪神社は、縁結びや学業成就のパワースポットとして知られています。境内には奉納から300年以上が経つという狛犬もあり、歴史を感じながら静かな時間を過ごすことができます。都心のビルの合間にひっそりと佇む雰囲気も魅力のひとつです。
雉子神社
徒歩20分ほどの場所にある雉子神社は、ビルの1階部分に組み込まれたユニークな構造が特徴の神社です。境内には樹齢150〜200年ともいわれるイチョウの木があり、区の天然記念物に指定されています。都会ならではの神社の在り方を感じられるスポットです。
東禅寺
高輪公園から北へ数分の場所にある東禅寺は、幕末に最初のイギリス公使宿館が置かれたことで知られるお寺です。歴史の教科書に登場するような出来事の舞台となった場所を、実際に歩いて感じられるのは大きな魅力です。
養願寺

新馬場駅周辺、北品川商店街の路地を進んだ先にある養願寺は、1299年創建という長い歴史を持つお寺です。「品川の虚空蔵さま」として親しまれ、東海七福神のひとつである布袋尊が祀られています。こぢんまりとした境内ながら、下町情緒あふれる商店街散策と合わせて訪れやすいスポットです。
文化施設
品川駅周辺には、企業が運営するミュージアムや資料館も点在しています。無料や数百円程度で入館できる施設が多く、展示は映像や模型、クイズなどを使ってわかりやすく工夫されているところがほとんどなので、専門知識がなくても気軽に楽しめます。雨の日の暇つぶしにもぴったりのジャンルです。
物流博物館
高輪口から徒歩7分ほどの場所にある物流博物館は、江戸時代から現代までの物流の歴史をわかりやすく展示している施設です。鉄道やトラック、港湾、空港などのジオラマ模型のほか、クイズやゲームのコーナーもあり、子どもから大人まで楽しく学べる工夫が凝らされています。入館料は大人200円、中学生以下は無料です。
Nikonミュージアム
港南口から徒歩7分ほどのNikon本社内にあるNikonミュージアムは、入館無料のミュージアムです。歴代のカメラはもちろん、バイオや医療機器、宇宙開発分野など、ニコンが手がけてきた幅広い技術の歴史に触れることができます。ミュージアムショップにはここでしか手に入らないオリジナルグッズも並んでいるので、お土産探しにも良いでしょう。
味の素「食とくらしの小さな博物館」
徒歩12分ほどの場所にある味の素「食とくらしの小さな博物館」は、食と暮らしの歴史をテーマにした企業ミュージアムです。企業ミュージアムは土日祝日が休館となっているケースも多いため、訪れる際は事前に開館日を確認しておくと安心です。
マリンサイエンスミュージアム
港南口から徒歩10分ほど、東京海洋大学の品川キャンパス内にあるマリンサイエンスミュージアムは、入館無料の施設です。「海へのいざない」をテーマに、海の生き物から食品にいたるまで幅広い展示が並んでおり、なかでもシャチやセミクジラの全身骨格標本は迫力満点です。土日祝日は休館ですが、鯨ギャラリーのみ土曜15時まで開館しています。
SONY歴史資料館
徒歩15分ほどの場所にあるSONY歴史資料館では、代表的なソニー製品およそ250点を見学することができます。完全予約制となっているため、訪れる際は事前に電話やFAXでの予約が必要です。ソニー製品の歴史を辿りながら、じっくり展示を楽しみたい方におすすめです。
その他
品川区立品川図書館
新馬場駅北口から徒歩2〜3分、品川駅からは徒歩15分弱の場所にある品川区立品川図書館は、一般図書約31万冊、児童書約8万2,000冊を誇る大型の区立図書館です。213席用意された閲覧席では読書や調べ物をすることができ、フリーWi-Fiも完備されているので、パソコンを持ち込んで作業をするのにも向いています。開館時間は9時から20時(日曜・祝日は19時)までで、静かな環境でしっかり時間を潰したい方にぴったりのスポットです。館内の閲覧自体は誰でも利用できますが、本を借りる場合は利用者登録が必要になるので、その点は覚えておくと良いでしょう。
品川駅へのアクセス
品川駅は、JR東海道新幹線をはじめ、JR山手線・京浜東北線・東海道本線・横須賀線、さらには京急本線と、非常に多くの路線が乗り入れる東京有数のターミナル駅です。東京モノレールも接続しているため、羽田空港からのアクセス拠点としても広く利用されています。
都内の主要ターミナル駅からのアクセスも良好で、新宿駅からは山手線で約20分、渋谷駅からは山手線で約13分、東京駅からは新幹線または在来線で約10分程度と、比較的スムーズに移動できます。新幹線を利用すれば、名古屋や大阪といった遠方の都市からもダイレクトにアクセスできるため、出張や旅行の合流地点として選ばれることも多い駅です。
このように交通の便が非常に良いことから、「乗り換えのついでに少し寄り道をしたい」「待ち合わせまで時間を潰したい」というシーンが自然と生まれやすいのも品川駅の特徴といえるでしょう。今回ご紹介したスポットは、いずれも駅から徒歩25分圏内に収まる場所ばかりですので、次に品川駅を利用する際の参考にしていただければ幸いです。
最後に

今回は、品川駅から徒歩圏内で楽しめる暇つぶしスポットを、大型複合施設からショッピング、公園、神社・寺院、文化施設、図書館まで幅広くご紹介しました。ビジネス街というイメージの強い品川駅ですが、少し歩くだけでこれだけ多彩な過ごし方ができる街だと知ると、ちょっと意外に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、今回ご紹介したスポット以外にも、品川駅周辺にはカラオケやカフェをはじめとした暇つぶしに使えるお店が数多くあります。天候やその日の気分、一緒にいる相手によって過ごし方を選べるのも、このエリアならではの魅力です。次に品川駅で時間ができたときは、ぜひ今回ご紹介したスポットをのぞきながら、自分なりの過ごし方を見つけてみてください。
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