■冬の間はとしまえんのプールが釣り堀に!
「としまえん」と言えば、遊園地とプールが併設されたレジャー施設ですが、冬の間は屋外プールが釣り堀になるって知っていましたか?今回は、小学生に上がったばかりの長男も一緒に連れて行った「としまえんフィイッシング」を360度写真付きでレポートしたいと思います。
としまえんフィイッシングエリアへの行き方
最寄り駅
としまえんの最寄駅は西武池袋線の豊島園駅、もしくは都営大江戸線の豊島園駅です。同じ名前の駅ですが、西武池袋線は地上、大江戸線は地下鉄で、若干西武池袋線の方が近いです。(とは言え、大江戸線も目と鼻の先ですが)
としまえんの駐車場
としまえんには有料の駐車場があります。料金は30分に200円、1日最大1,500円となっています。としまえんフィイッシングエリアを利用しても割引などはないようです。
入り口は遊園地とは別
プールで釣りを楽しみたい方は、としまえん遊園地の入り口とは別になっていますので、注意して下さい。としまえん遊園地は、入園料(乗り物チケット別)だけで1,000円かかりますので、遊園地の正門から入園してしまうと余計に1,000円払うことになってしまうので、ご注意を!
(逆に言うと、釣りだけを楽しみたい方は、としまえんの入園料は不要です!)
プールの釣り堀への入場は、としまえん正門ゲートに向かって左側に登り坂となっている小道があるので、そこを奥に向かって進んでいきましょう。
ウォータースライダー(ハイドロポリス)
坂を進んで行くと、ウォータースライダー(ハイドロポリス)が着地するプールに着きます。冬場はもちろん水は流れておらず、まるで廃墟のような有様です。「道を間違えていないか?」「もしかして立ち入り禁止」かと不安になりますが、気にせずウォータースライダーの下をくぐっていきましょう。
360度写真でぜひ上を見上げて下さい。入り組んだウォータースライダーを見ることができます。なんとなく、崩壊した未来都市のようです。
流れるプール
ウォータースライダーを抜けると、幅8メートルほどの流れるプールが見えてきます。
対岸には釣り人がいます。プールに張られた水は濁っていて、底はおろか数10センチ先も見えないほど。ここが夏場はプールになるのが想像もつきません…
今回私達親子が訪れたのがゴールデンウィークで、フィッシングエリアの営業終了も間近なタイミングでした。もう少し早い時期であればもう少しキレイだったんだろうなぁ、と思います。
流れるプール沿いに奥へと進んでいきます。流れるプールの反対側はジェットコースターのレールが走っています。
としまえんフィッシングエリアの受付
流れるプール沿いを200メートルほど奥へと進むと、フィッシングエリアの受付に到着です。写真の通り受付は仮設のような建物ですが、中には休憩スペースや幼児スペースなどがあります。釣り道具も色々と販売しているようですが、釣り素人の私にはさっぱり…
このとしまえんフィッシングエリアでは
- ルアー
- フライ
- 餌釣り
が楽しめるのですが、受付のスタッフさんに訊くと、「餌釣りが一番釣りやすく初心者にはオススメ」とのことだったので、今日は餌釣りを行うことにしました。
ちなみに、ルアーやフライ、餌釣りはそれぞれ場所が決まっています。詳しくは公式サイトをチェックしてください。
餌釣りは「アマゾンエリア」と呼ばれる流れるプールの一部のみとなります。
流れるプール(アマゾンエリア)で餌釣り
受付を済ませ、いざ釣り場へ。
流れるプールに向かって右側がルアーエリア、左側が餌釣り専用のエリアとなっています。仮設の橋を対岸に渡って釣り場所を探します。
(場所選びも釣果に関わってきそうですが、人が多いのでとりあえず空いている場所を探すしかありません)
この日はゴールデンウィークということもあって、沢山の釣り客が訪れていました。
餌釣り専用エリアはやはり初心者向けのようで、子連れ家族やカップルばかりで、子供が騒いでもあまり気にならず、気楽に釣りを楽しむことができます。
とりあえず、空いている場所を見つけて、釣り開始。
受付のスタッフさんによると、対岸付近がよく釣れるのでできるだけ遠くに投げると良い、とのことでした。
ちなみに、インターネットで調べてたところによると、土日などの人が多い日は「10時」「12時」「15時」など釣り客が入れ替わりそうなタイミングが釣れやすくなるそうです。ただ、「午前中は食いつきが良かったけど、午後はイマイチになった」という声も多く見られました。そこら辺を総合すると「朝10時」が1番の狙い目だと思われます。
アマゾンエリアの奥の方に行くと、木陰もあります。のんびり釣りたい人は奥のほうが良さそうです。食べ物の持ち込みも自由なので、レジャーシートを広げてお弁当やお菓子を食べながらまったりと釣りをすることも可能です。
釣果
他の家族連れを覗いてみると、平均すると5~6匹、多いところだと10匹くらい釣れている家族もいたのですが、私達親子は2時間頑張って2匹だけ。以前紹介した「阿佐ヶ谷にある金魚の釣り堀寿々木園」や「八景島シーパラダイスのうみファーム」に比べると難易度はかなり高く感じました。
また、たまたまなのか?釣った2匹はどれも針を深く飲み込んでいて、取るのに一苦労しました…。釣った魚は網の袋に入れ、生きたまま水(プール)の中に入れておけるようになっているのですが、針を抜いた時点で血まみれに。
もし、針を抜くのが大変そうな場合は、受付で抜いてもらうのが良さそうです。
釣った魚は塩焼きに!
フィッシングエリアで釣った魚は、受付横に設けられた焼き場で塩焼きにしてその場で食べることができます。(持って帰ることも可能です)
塩焼きにするには、自分で魚をさばく必要がありますが、包丁ではなくハサミでお腹を開いて内蔵やエラを取り除くだけなので、以外に簡単です。さばく場所に写真付きの説明が貼ってあるので、それを見ながらやれば初心者でも問題なくさばくことができます。(ただ、その後の「串を通す」というのが以外に難しかったです…)
としまえんフィッシングエリアの料金
今回、私達親子は(竿1本レンタルや餌代も含めて)2時間で「3,200円」でした。料金は少々高めな気もしますが、都心で手軽に楽しめることを考えると、まぁ致し方ないのかなぁ。というのと、「付き添い、見学者は入場料などはかからず一切無料」という嬉しいシステムとなっています。例えば、家族4人で来ても竿が1本で良いのであれば1人分の料金で楽しむことが可能です。(竿1本だと、それだけ釣れる確率も下がってしまいますが…)
料金システムの詳細は、少々複雑で以下のようになっています。
土日祝日 | ||||
区分 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 6時間 |
一般 | 1,200円 | 2,400円 | 3,000円 | 4,200円 |
女性・高校生 | 1,000円 | 2,000円 | 2,400円 | 3,300円 |
シニア・中学生以下 | 800円 | 1,600円 | 1,800円 | 2,500円 |
平日 | ||||
区分 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 6時間 |
一般 | 1,100円 | 2,200円 | 2,700円 | 3,600円 |
女性・高校生 | 900円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,600円 |
シニア・中学生以下 | 700円 | 1,400円 | 1,600円 | 2,100円 |
上の料金が入場料となり、その他竿をレンタルする場合は下の料金が別途発生します。
レンタル | ||
釣りの種類 | ~3時間 | ~6時間 |
ルアー | 1,100円 | 1,600円 |
フライ | 1,100円 | 1,600円 |
餌釣り | 600円 | 800円 |
餌1パック | 200円 |
また、釣った魚をその場で塩焼きにしたい場合は、串を1本100円で購入します。なんだかんだで結構お金がかかりますね。
としまえんフィッシングエリアのまとめ
今回私達親子が2匹だったせいもあって、コスパが良いとは言い難いですが、子供に「自分で釣ってその場で捌いて食べる」という経験を都内で手軽にできる。という意味では貴重な場所かと思います。
ちなみに上の360度写真はナイアガラエリアというルアー専用のエリアです。次回はぜひルアー釣りにも挑戦したいと思っています。エサ釣り専用以外のエリアには、「練馬サーモン」という大物もいるとのことなので、いつかそいつを釣り上げて美味しくいただきたいですね。(練馬サーモンが釣れればコスパも一気に良くなりますね!)
としまえんフィッシングエリアの基本情報
- 住所:東京都練馬区向山3丁目25-1
- 最寄り駅:西武池袋線「豊島園駅」
都営大江戸線「豊島園駅」 - 駐車場:あり(有料)
- 営業時間:8:00~19:00
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