臨港パークの釣り場は色々狙える!みなとみらいのポイントを360度写真付きで紹介

臨港パークの概要

臨港パークは神奈川県横浜市の観光地「みなとみらい」にある公園です。公園のすぐ近くにはヨットの帆の形をした「ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル」などがあり、みなとみらいの景観を眺めるには抜群のロケーションとなっています。

敷地面積は78,967平方メートルと、みなとみらい地区の中では最大の公園となっています。子供向けの遊具などはありませんが、

  • 芝生広場
  • 潮入りの池
  • レストハウス
  • 東京湾に面した護岸

などが整備されていて、都会のオアシスとして地元住民や訪れる観光客の憩いの場となっています。また、規模の大きさから各種イベントの会場となることも多い公園です。

臨港パークの釣り場

臨港パークの西側は東京湾に面していて、緩やかにカーブした弧を描く形の護岸となっています。海の向こうには横浜ベイブリッジが見えるロケーションで、夜景のスポットとしても人気のある護岸です。

この臨港パークの護岸は観光地のど真ん中に位置していますが、意外にも釣りが許可されていて釣り人もたくさん訪れる人気の釣りスポットにもなっています。

きちんと整備された護岸で足場も良く、また全面柵が設けられていますのでファミリーフィッシングにも向いている釣りスポットです。

東京湾からくぼんだ奥まった場所に位置していますが潮通しは良く、夏から秋にかけてはアジなどの回遊魚も回ってきます。水深は場所によって浅いところもありますがサビキ釣りもできますので、釣り初心者の場合はサビキ釣りでアジなどの回遊魚を狙うと良いでしょう。回遊のタイミングに合えば数釣りが楽しめます。

臨港パークの釣りポイント

臨港パーク-全体像

臨港パーク-全体像

臨港パークの護岸は全長500メートルほどで、比較的キャパの大きな釣り場です。

①北側

公園の北側の釣りポイントです。駐車場とトイレから一番近いポイントとなっています。臨港パークの釣り場の中では比較的観光客なども少ないイメージがあります。

足元はかなり浅いので、初心者の方はまずハゼ狙いがおすすめです。釣座の裏手にある「潮入りの池」と海とをつなぐ水路の入口があります。少し周りと異なる地形には魚が寄りやすいので狙ってみると良いでしょう。

②中央付近

釣座の後ろは階段状になっていて座れますので、のんびり待つ釣りも苦になりません。釣座となる護岸の際部分は更に一段下がっているのですが、その部分は波をかぶることがありますので、注意が必要です。

冬でもカサゴやメバルなどの根魚の他、ちょい投げのぶっこみ釣りでカレイを狙うことができます。

③南側

中央付近も同じですが、足元の水深はかなり浅いため潮汐表をチェックして干潮のタイミングは避けたほうが良いかもしれません。広々しているので子連れのファミリーフィッシングにも向いているポイントとなっています。

タチウオも釣果実績もありますので、サビキでアジを釣って泳がせ釣りをするのもおすすめです。

④ぷかり桟橋付近

臨港パークの南側にある客船ターミナルです。ぷかり桟橋という名の通り「浮桟橋」で、横浜港内の観光スポットにもなっています。

浮き桟橋のような障害物で周りの環境と異なるストラクチャーは魚影も濃くなっている傾向がありますので、臨港パークの釣り場の中では釣果を上げやすいポイントです。また、他のポイントに比べて水深もありますのでイチオシです。ヘチ釣りでクロダイなどを狙ってみると良いでしょう。

投げ釣り・ルアー釣りは禁止

臨港パークでは「投げ釣り」と「ルアー釣り」が禁止されています。アンダースローでちょい投げするくらいは黙認されているようですが、観光客など釣り以外の人もたくさん利用する公園なので、ルールやマナーは必ず守り、みんなが気持ちよく利用できるよう心がけましょう。

臨港パークで釣れる魚

  • メバル
  • アジ
  • サッパ
  • イワシ
  • シリヤケイカ
  • シーバス
  • クロダイ

  • アジ
  • イワシ
  • サッパ
  • コノシロ
  • ハゼ
  • キス
  • シーバス
  • クロダイ

  • アジ
  • イワシ
  • サッパ
  • コノシロ
  • ハゼ
  • メジナ
  • シーバス
  • クロダイ
  • シリヤケイカ
  • タチウオ

  • メバル
  • カサゴ
  • カレイ
  • シーバス
  • クロダイ

臨港パークへのアクセス

臨港パークの場所(地図)

電車

最寄り駅は、みなとみらい線の「みなとみらい駅」で徒歩8分ほどです。またJR京浜東北・根岸線の「桜木町駅」からも徒歩20分で利用可能です。いずれの路線でも駅から近い釣りポイントは「ぷかり桟橋」付近となります。

車・駐車場

臨港パークには収容台数100台と大規模な有料駐車場が備わっています。料金は

  • 平日:30分250円(最大1,100円)
  • 土日祝日:30分250円(最大料金の設定なし)

となっています。

こちらのページより駐車場の空き状況が確認できます。

ただ、残念なことに24時間営業ではなく「営業時間8時~21時」となっています。夜釣りや朝マヅメ狙いで釣りをしたい場合は、近隣のコインパーキングに駐める必要があります。

なお、駐車場の住所は「神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1」です。

臨港パーク近くの釣具屋

タックルベリー 横濱西口5番街店

臨港パークから車で15分ほどの場所にある釣具屋さんです。ただし、横浜駅近くで専用駐車場もないので車では少々行きづらいです。JR横浜駅みなみ西口から徒歩2分という立地なので、電車釣行の際には便利です。

  • 住所:神奈川県横浜市西区南幸1-5-29 太洋第二ビル B1F
  • 電話番号:045-565-9441
  • 営業時間:11時~21時
  • 定休日:年中無休

つり具の上州屋 関内店

臨港パークから車で10分ほどの場所にある釣具屋さんです。全国にチェーン展開する規模の大きな釣具屋さんで、品揃えも豊富です。ただし、こちらも専用駐車場はありませんので近隣の有料駐車場を利用する必要があります。

  • 住所:神奈川県横浜市中区日本大通り15 横浜朝日会館B1
  • 電話番号:045-663-2622
  • 営業時間:
    月~木・土:10時~20時
    金:10時~21時
    日:10時~19時
    ※祝日や月末などの状況に応じて上記と若干異なるケースがあります。詳しくは公式HPをご確認ください
  • 駐車場:ナシ
  • 公式HP

臨港パーク近くのその他釣り場

新港パーク(カップヌードルミュージアムパーク)

新港パークは臨港パークの隣(南東側)にある公園です。ぷかり桟橋の南に開通した歩行者用の女神橋を渡ると新港パークの釣り場となります。

臨港パークと同様に整備された護岸で釣りができる他、臨港パークとの間の水路でも釣りをすることが可能です。水路はシーバスの好ポイントとして人気の釣り場となっています。

新港パークについて、以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
新港パーク(カップヌードルミュージアムパーク)の釣り場を360度写真付きで紹介します!

汽車道

汽車道は臨港パークの南にある釣りスポットです。臨港パークと新港パークとの間の水路を更に奥に入った場所に位置して、大岡川の河口に位置しています。臨港パークからは徒歩20分ほどの距離です。

大岡川が流れ込むことで汽水域となっていて、シーバスやクロダイ、ハゼなどを狙えるポイントとなっています。

観光客の多い遊歩道となっていますのでガッツリ釣りをする雰囲気ではありませんが、移動しながら魚が溜まっている場所を探してみる場合の一つとして覚えておくと良いでしょう。

汽車道の釣り場詳細については以下の記事でご覧ください。
汽車道の釣り場でハゼやクロダイが釣れる!360度写真付きで紹介します

みなとみらいのその他釣りスポット

みなとみらい地区自体は観光地としてのイメージが強いかと思いますが、意外にも穴場な釣りスポットが多数あります。また、臨港パークから徒歩圏内の範囲にまとまっていますので、渋い場合は早々に移動してみるのも良いでしょう。

みなとみらい地区の釣りスポットについて、以下の記事でいくつか紹介しますのでみなとみらいで釣りを楽しむ際はぜひ参考にしてください。
横浜みなとみらいの釣りスポット6選。意外に穴場がたくさん!360度写真付きで紹介します

神奈川県のその他釣りスポット

臨港パークのある神奈川県には、臨港パークと同様に東京都内からでもアクセスしやすい釣りスポットがたくさんあります。公園や港だけでなくサーフ(砂浜)や磯など釣り場環境も様々です。

東京湾奥から三浦半島、湘南の海など幅広い釣り場を抱えているのが特徴で大きなメリットです。例えば、臨港パークを含むみなとみらいの釣り場は全体的に東向きとなっていて東寄りの強い風がふいている日は釣りがしづらいですが、三浦半島の西側であれば追い風となります。神奈川県での釣行の際は風向きを考慮して釣り場を選ぶことができます。

以下の記事では、数ある神奈川県の釣りスポットの中からファミリーフィッシングにも向いている釣り場を中心に多数釣り場を紹介しています。
神奈川県の釣り場31選!ファミリーでも楽しめるスポットを中心に360度写真付きで紹介

神奈川県での釣行の際には、ぜひご参考ください。

臨港パークの釣り場まとめ

今回紹介した臨港パークは、他の記事で紹介した近隣の山下公園に比べると釣り人の数も多く、観光客などの目が気になって釣りがしづらいということはなさそうです。ただし、観光客も多い釣りスポットであることに変わりはありませんので、十分注意して釣りをする必要があります。

近年、釣り人のマナーの悪さから釣り禁止となってしまう釣りスポットが増えています。当たり前のことですがゴミは持ち帰り、汚したら掃除をするなどマナーを徹底して釣りを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました