阿佐ヶ谷の釣り堀「寿々木園」で高級金魚を狙う!360度写真付きで紹介

阿佐ヶ谷にある昔ながらの釣り堀は金魚が釣れる

住んでいないとなかなか立ち寄る機会も少ない阿佐ヶ谷。そこに金魚が釣れる釣り堀があるのをご存知ですか?JR中央線の阿佐ヶ谷駅から歩いて3分程度の場所、なぜこんな場所に?と思う住宅街の真ん中に、釣り堀『寿々木園(すずきえん)』はあります。

寿々木園-金魚と鯉の釣り堀-バーチャル写真 https://tokyo360photo.com/suzukien – Spherical Image – RICOH THETA

寿々木園、1924年(大正13年)から営業しており、かなり古い歴史を持つ釣り堀です。以前はもっと広く、釣り池の数も多かったようですが、現在は

  • 10メートル四方の金魚の釣り堀
  • 20メートル四方の鯉の釣り堀

の2つのみとなっています。

営業時間は朝8時からスタートし、日没まで。定休日は金曜日ですが、その他にも雨が降るとお休みになることもあるようです。実際、翌日の天気予報が雨だった日に店主さんに訊いてみると「明日は雨なのでお店を閉めます」と話しておりました。実際に休みにしたのかは定かではありませんが、気ままに運営しているようです。

金魚の池

寿々木園-金魚の釣り堀-バーチャル写真 https://tokyo360photo.com/suzukien – Spherical Image – RICOH THETA

入り口(事務所)側にあるのが金魚の釣り堀です。金魚のほうが簡単で、初心者はまず金魚釣りからスタートするのがおすすめです。

尚、釣った金魚は、1時間あたり3匹まで持って帰ることができます。持ち帰る場合は、袋代として別途50円の料金がかかります。

全く釣れなかった場合でも、3匹もらえるサービスもあるようです。(正式なサービスではなく、子供だけが対象、もしくは店主さんの気まぐれサービスなのかもしれません…)

ちなみに、筆者の息子が全く釣れなかった日は、金魚すくいなどで見かける普通の種類(和金)の中から自由に3匹選ばせてもらい、持ち帰ることができました。

鯉の池

寿々木園-360度写真-03

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やっぱり引きの強い魚で釣りを楽しみたい!という方は、奥側にある鯉の釣り堀へ。尚、鯉の方は釣っても持ち帰ることはできません。

また、金魚と鯉では竿や仕掛けが異なりますので、金魚池と鯉池とを行ったり来たりすることはできず、入場の際にどちらで釣りを楽しむのか?を決める必要があります。

鯉の池は真ん中に橋がかかっていて、その橋の上で釣ることもできます。

阿佐ヶ谷の釣り堀は値段も手頃!手ぶらで釣りを楽しめる!

料金は、金魚釣り、鯉釣り共に1時間650円で、釣り竿と練り餌が付いてきます。(筆者が最初に訪れた際は600円だったのですが、2020年10月現在は650円に値上がりしていました)

自分の竿を持ち込みむことも許可されていて、常連さんはマイ竿持参の方も多いようです。中には自分で練り餌を作って持ってきている人もいました。同じ餌だと飽きていて、そのほうが釣れるのかもしれません。

入場時に1時間分の料金を支払うと、釣り竿・練り餌と一緒に入場時間が記載された紙が渡されます。1時間じゃ物足りなくて延長する場合でも、特に1回1回申告する必要は無く、退場時にその紙を元に延長分の支払をするシステムとなっています。

延長料金は30分毎に300円です。

寿々木園-360度写真-04

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新宿から中央線で10分弱の場所に、手頃な料金なうえ手ぶらでフラッと行くことができる、コストパフォーマンスがすごく良い庶民のレジャースポットです。週末は常連さんだけでなく、小さなお子さんのいる家族連れや、若いカップルの姿もよく見かけます。

寿々木園は釣り初心者でも楽しめる!

私たち家族が初めてこの釣り堀に訪れた際、たまたま隣に座った常連さんがすごく親切な方で、いろいろとアドバイスをくれました。そのおかげもあってか、2時間で7匹ほど釣れ十分に楽しむことができました。

また、その常連さんから、「釣った金魚はどうせ逃がすから」と、ちょっと高そうな?リュウキンも私たち家族のバケツに入れてくれました。(私たち家族はそのリュウキンを持ち帰り飼ってみたのですが、金魚の飼育も意外に難しい…1周間程度で天に召されてしました…釣る前に、まずは金魚の飼い方をもっと勉強しないといけないですね…)

阿佐ヶ谷で狙うは高級金魚!

金魚の釣り堀では、よく金魚すくいで見かける和金を始め、ランチュウやリュウキン、オランダシシガシラ、アズマニシキなど、お値段の張る高級金魚も泳いでいて、運が良ければ1万円を超えるような金魚が釣れることもあるようです。

そういう高級金魚は泳ぎがあまり得意ではなく、なかなか餌に食いついてくれないのですが、釣るのが難しいほどアツくなってしまいますよね。

ちなみに私は、2回目にして結構大きなオランダシシガシラを釣り上げるというビギナーズラックに恵まれました!次回は出目金狙いで行きたいと思っています。

寿々木園-360度写真-05

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追記:2017年6月27日

私達家族が4回目に訪れた際、向かい側で釣りを楽しんでいた親子(しかもお子さんの方)が、大人の手のひらサイズの大物金魚を釣り上げていました。周りの釣り客からも「お~~~」「すげ~~~」と歓声があがるほどの大物で、常連のお客さんからは「あれは1万円だな~」とか「いや、1万5千円かなぁ~」という声が聞こえてきました。

大物が本当に釣れるところを目にすると、なかなかやめられないですね。ある意味、ギャンブルをしている感覚に近いかもしれません。

釣り堀は場所取りも大事!

釣り堀は上から見ると四角い形をしているのですが、常連さんいわく、事務所がある側の角は他に比べ少し水深が深くなっており、釣るのがなかなか難しいとのことです。そこがちょうど日陰になっていて、ついついそこに座りたくなるのですが、常連さんたちはその場所を避けて釣りを楽しんでいるようです。

ちなみに、金魚池内であれば場所の移動は自由なので、なかなか釣れないなぁ~と感じた場合は、早々に場所を移動するほうが良いかと思います。

釣りやすい日と釣れない日があるらしい…

これも常連さんから聞いたのですが、ポンポン釣れる日と、何時間粘ってもなかなか釣れない日とがあるそうです。

私たち家族も、数回足を運んでいるのですが、確かに初回と2回めは初心者の私たちでも結構簡単に釣れたのですが、3回目に行った時は全然釣れず、2時間頑張ってやっと3匹。周りの人たちもその日はなかなか釣れていない様子で、常連さんの方も「今日はダメだなぁ~」と話していました。

金魚は水温によって活性が変わり、水温が低い日はあまり活動しなくなります。暖かい日に訪れたほうが釣れやすそうですね。

その他寿々木園の360度写真

釣り堀の看板

寿々木園-360度写真-06

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阿佐ヶ谷駅から小さな商店が並ぶ路地を抜け、住宅街へと続く道に「釣り堀」の看板が立っています。JRの阿佐ヶ谷駅から5分とかからない場所にあります。

寿々木園の入口

寿々木園-360度写真-07

寿々木園-360度写真-07-CLICKでSTART

これが寿々木園の入口。一見マンションの駐車場の入口のようにも見え、初めて行った時は「ここから入っていいの?」と不安になりました…

ちなみに、上の360度写真は少々古いため写っていませんが、現在では入口の目の前にコンビニがオープンしています。お菓子やジュース、ビールなどもすぐ買えて便利になりました。

寿々木園の基本情報

  • 住所:東京都杉並区阿佐谷南3-38-33
  • 電話:03-3398-0607
  • アクセス:JR中央線「阿佐ヶ谷駅」徒歩3分
  • 駐車場:ナシ
  • 営業時間:AM8時~日没
  • 定休日:金曜日と雨天の日
  • 料金:1時間600円(レンタルの釣り竿と餌を含む)

寿々木園のクチコミ・評判

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