うみかぜ公園の概要
神奈川県横須賀市にある「うみかぜ公園」は、市が運営する敷地面積52,000平方メートルの大規模な公園です。
その名の通り海沿いにある公園で、全長600メートルの護岸の一部では釣りを楽しむことができます。600メートルのうち200メートルは親水護岸となっていて、そこでの釣りは禁止されています。残り400メートルは柵付きの護岸となっていて、柵越しに釣りをすることが可能です。
一年を通して様々な魚を狙うことができますが、中でも大サバと夜釣りでのタチウオが人気のようです。
交通の便も良く、公園内の施設や周辺施設も充実していることから、かなり人気の高い釣りスポットとなっています。そのため、シーズン中は朝早く行かないと釣り場を確保するのが難しいほど混雑します。
施設が充実
公園内は大きく分けて以下のエリアで構成されています。
- 親水護岸
- バーベキュー&デイキャンプ場(芝生広場)
- スポーツ広場
- 水の丘噴水(じゃぶじゃぶ池)
- 遊具広場
- 芝生すべり
- 円形花壇
これらすべて無料で利用することができます。(バーベキューは有料で機材を貸し出してくれます)
子供が楽しめる設備が充実していますので、もし、なかなか釣れずに子供が釣りに飽きても安心です。すぐそばにはショピングモールもありますので、釣りに付き合わされるお母さんは釣りの合間にちょっとウィンドウショッピング。なんてことも可能です。
うみかぜ公園で釣れる魚
うみかぜ公園では一年を通して色々な魚が釣れるようですが、オンシーズンはやはりゴールデンウィーク明けから秋にかけてとなります。
春に釣れる魚
- メバル
- カサゴ
- アイナメ
- カレイ
- キス
- シーバス
- クロダイ
など。
夏に釣れる魚
- イワシ
- アジ
- サバ
- ソウダガツオ
- ワカシ
- キス
- クロダイ
など。
秋に釣れる魚
- イワシ
- アジ
- サバ
- ソウダガツオ
- ワカシ
- キス
- コウイカ
- クロダイ
- 海タナゴ
など。
冬に釣れる魚
- メバル
- カサゴ
- アイナメ
- カレイ
- メジナ
- クロダイ
など。
夜釣り
うみかぜ公園の釣り場は24時間解放されていて、夜釣りも楽しむことが可能です。
シーズン中は夜釣りでタチウオを狙う釣り人が多いようで、最寄りの釣具店(上州屋)には、タチウオの仕掛けが目立つ場所に並べられていました。
投げ釣り用の竿や仕掛けが必要
大サバもタチウオも、足元で釣ることは難しいので、ある程度は投げる必要があります。筆者家族のような初心者に最適な足元でのサビキ釣りではあまり釣果が期待できないようなので、「初めて釣りをします」という初心者には向いていない場所かもしれません。
投げる必要があるので、竿も4メートル以上のものが好ましいようです。360度写真を撮るために釣り場を一回りしたのですが、皆さん長い竿で沖の方にビュンビュン投げていました。
うみかぜ公園の釣り場の360度写真
サバを狙う釣り人
この日は、前日に大サバが釣れたとの釣果情報があり、皆さん大サバを狙っている方がほとんどでした。投げサビキやカゴ釣りで狙っているようです。
天気が悪くても混雑しています
この日(ゴールデンウィーク明けの週末)は、ゆっくり出発して11時ごろに到着したため、釣り場は埋まっていて、ここ釣りをすることは出来ませんでした。朝早く現地に到着しないと釣り場の確保は難しそうです。
広い足場
護岸の足場は広く、中にはテントを立ててデイキャンプを楽しみながら釣りをしているグループもいました。(釣った魚をカセットコンロを使ってスープにしているようでした)
ノジマモール裏手の釣り場1
釣り場の後ろにあるのが、ノジマモールというショッピングモールです。テナントは西松屋やトイザらスなど、子連れ家族向けの店舗が入居しています。
ノジマモール以外にも、うみかぜ公園近くには「リヴィンよこすか」や「島忠」などがあります。
ノジマモール裏手の釣り場2
ノジマモールの裏手あたりのポイントが一番釣れる。という情報をネットで見つけたのですが、この日は渋いようで皆さん釣れていない様子でした。
ノジマモール裏手の釣り場3
ノジマモール裏手の釣り場4

うみかぜ公園-360度写真09-CLICKでSTART
スポーツ広場裏手の釣り場
スポーツ広場裏手の釣り場です。
海の向こうに浮かんでいるは猿島という無人島です。
駐車場裏手の釣り場
釣り場は端から端まで混んでいて、筆者家族はこの日の釣りは諦めざるを得ませんでした。
右奥の釣り場
海に向かって右側は親水護岸となっていて釣りが禁止されているエリアですが、更にその奥(海に向かって右)に進むと、小さく海に突き出た部分があり、そこは釣りが許可されています。狭い場所なのでなかなか場所を確保するのは難しそうです。
うみかぜ公園は子連れに最適
うみかぜ公園内には釣り以外にも子連れ家族が楽しめる施設が充実しています。
親水護岸
うみかぜ公園の護岸は大きく分けて
- 海に向かって左側の柵付きの護岸
- 海に向かって右側の柵が無い護岸
の2つに分けられます。
海に向かって右側、バーベキュー場側の護岸は親水護岸となっていて、波打ち際まで降りて海に触れることができます。
親水護岸には小さな魚やカニなどが生息していて、間近で観察することができ、子どもたちにとっては貴重な体験ができる場所です。
足元は滑りやすいですし、小さなお子さんはきっと手や足を突っ込んで濡れてしまうと思いますので、それなりの靴や着替えは必須です。
うみかぜ公園親水護岸2
親水護岸では生息している生物を捕まえて持ち帰ることは禁止されていて、釣りも禁止となっています。(上の360度写真の通り、やっている人がいましたがルール違反です…)
親水護岸の後ろは、バーベキューができる芝生広場となっています。
バーベキュー&キャンプ場が併設
うみかぜ公園には、バーベキューやデイキャンプが楽しめる芝生の広場があります。場所のみであれば特に予約は必要なく、また料金も無料となっています。
機材などをレンタルする場合は有料となりますが、在庫があれば予約なしでもレンタルすることが可能です。釣り場が空いてない時など、バーベキューに切り替えちゃうことも出来るかもしれません。
上の360度写真はゴールデンウィーク明けの週末です。この日の天気はイマイチでしたが、バーベキューを楽しむグループが多数いました。
バスケットコート
釣りが可能な護岸の後ろには、バスケットコートもあります。
3on3が楽しめるハーフコートが2面並んでいます。
スケートパーク
同じく釣り場である護岸の後ろにあるスケボーを楽しめるスケートパークです。面積は3,560㎡と広く、小さなお子さんや初心者でも安心して練習することができます。
ショッピングモールがすぐ近くに
先程も書きましたが、うみかぜ公園の近くには「ノジマモール」「リヴィンよこすか」などのショッピングモールもあります。また、デニーズやサイゼリアなどのファミレスやマクドナルドやケンタッキーなどのファストフード店もありますので、子連れでの食事処にも困ることはありません。
うみかぜ公園へのアクセス
電車でのアクセス
最寄り駅は京浜急行の「県立大学駅」で、駅から徒歩15分程度です。また、県立大学駅よりは少し離れていますが、横須賀中央駅(徒歩20分)も利用可能です。
駅からは京浜急行バスを利用することも可能で、最寄りのバス停は「リヴィン前(徒歩3分)」や「日の出町三丁目(徒歩4分)」となっています。
駐車場
うみかぜ公園には収容台数182台の広めの駐車場(有料)も完備されていますので、車で行くことも可能です。駐車場は24時間利用可能なので、夜釣りの場合も安心です。
駐車料金は、時間帯によって異なり、
- 7時~22時まで:
最初の1時間310円、以後30分毎に150円
ただしこの時間帯での上限は1回につき610円 - 22時~7時まで:
1時間毎100円
最後に
今回は「天気が悪いからゆっくり行っても場所は空いているだろう」と思っていたのですが、予想外に釣り場は混雑していて筆者家族は釣りができませんでした。(空いていても筆者が持っている短い竿では厳しかったかもしれませんが…)
- 都心から近い
- トイレなどの設備も整っている
- 釣果が期待できる
という3拍子揃っている人気スポットは、朝早く行って場所取りをするのが何よりも重要。というのを痛感しました。
今回は残念な思いをした分、また時期を改めてうみかぜ公園での釣りに挑戦したいと思います。子供たちがもう少し大きくなったら夜釣りにも挑戦したいですね。
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