杉並児童交通公園で自転車練習!360度写真レポート&バーチャル体験

都心で自転車の練習するなら杉並児童交通公園

杉並児童交通公園 交差点 https://tokyo360photo.com/suginamitrafficpark – Spherical Image – RICOH THETA


私が幼少期を過ごした田舎町だと、自転車の練習をする場所なんて腐るほどあったのですが、都内に住んでいると近場でそういう場所を探すのも一苦労です。

家から遠いと、子供用の自転車を長い距離押して歩かなくてはならず、せっかく子供用の自転車を買ったのにめんどくさくなってしまい、ついつい行かなくなってしまいます。理想を言えば、自転車に乗る感覚を体が覚えられるように、頻繁に行きたいところですが…

そんな悩みを解決してくれるのが、今回紹介する「杉並児童交通公園」です。

交通公園とは、公園内に一回り小さな道路や信号機、標識などが設けられており、足漕ぎカートや自転車に乗りながら交通ルールを学ぶことができる公園です。都内に交通公園は複数箇所ありますが、その中でも杉並児童交通公園はレンタルできる自転車の種類や数も豊富なうえ、コースも立体交差があるなど他の交通公園よりも充実していて、都内では一番オススメな交通公園です。

杉並児童交通公園が自転車練習に最適な理由

自転車の種類や数が豊富!

杉並児童交通公園 自転車貸出 https://tokyo360photo.com/suginamitrafficpark – Spherical Image – RICOH THETA

無料でレンタルできる自転車が用意されていて、その種類も数も都内では一番多いかと思われます。種類は14インチ~26インチ(2インチ刻みで7種のサイズ)があり、小さな4歳児くらいから大人まで幅広くカバーされています。

また、14インチと16インチは補助輪の有り無しを選ぶことができ、さらに手押し棒(大人が後ろで支えてあげられる棒)が付いた練習用自転車も貸し出しています。さらにさらに、キックバイクとしてバランス感覚の練習ができるようペダルが外された自転車も用意されており、練習を始めたばかりの子供にとっては至れり尽くせりの充実っぷりです。

大人向けの24インチと26インチに関しても、通常の自転車と、幼児を載せる為の前カゴ付きの自転車が用意されており、小さな兄弟がいる場合は、上の子は補助輪付などに乗せ、下の子は前カゴに乗せて一緒にサイクリングを楽しむことも可能です。

このように、自転車の種類も豊富ですが、それぞれの数もたくさん用意されており、相当混んでいる日でない限り、順番待ちなどせずにすぐに借りることができます。私達親子はもう何度も足を運んでいますが、順番待ちができるほど混雑することはめったにありません。

杉並児童交通公園は自分の自転車も乗り入れ可能!

他の交通公園では、そこで貸し出している乗り物以外の乗り入れは禁止している公園も多いようですが、杉並児童交通公園は、自分の自転車で乗り入れることも可能です。

小さな子供たちが、買ってもらったばかりのピカピカの自転車で練習する姿はもちろん、近くにお住まいのパパ・ママが、自分たちの電動アシスト自転車に乗り、練習する子供と一緒に走っている姿もよく見かけます。

アップダウンのあるコース

杉並児童交通公園-360度写真-03

杉並児童交通公園-360度写真-03-CLICKでSTART

杉並児童交通公園のコースは、信号機や横断歩道、踏切はもちろん、立体交差やロータリー、細い一方通行など、バラエティに富んだ作りとなっています。また、立体交差があるので、必然的に坂道となっている部分もあり、自転車練習という意味では最適な作りとなっています。

善福寺川緑地のサイクリングコースに出てもOK!

杉並児童交通公園-360度写真-04

杉並児童交通公園-360度写真-04-CLICKでSTART

杉並児童交通公園は、善福寺川緑地という広い公園と隣合わせになっています。この善福寺川緑地には川沿いに全長1.3キロメートルのサイクリングコースがあるのですが、このサイクリングコースを借りた自転車で走ることが可能です。(補助輪ありの自転車でも可ですが、手押し棒付きの自転車はサイクリングコース不可となっています)

「緑地」という名前の通り、木々が多くとても気持ちの良いサイクリングコースとなっています。少しずつ自転車に乗れるようになってきた子供にとって、このサイクリングコース(園外)に出れることがモチベーションアップに繋がります。

杉並児童交通公園なら自転車練習に飽きても大丈夫!

杉並児童交通公園には、自転車練習以外にも足漕ぎカートやブランコなどの遊具もあり、自転車練習に飽きてきたら気分転換できるものがいくつもあります。

足漕ぎカート

杉並児童交通公園-360度写真-05

杉並児童交通公園-360度写真-05-CLICKでSTART

交通公園には定番の足漕ぎカートがあります。公園によっては園内を自由に走行できるところもありますが、ここ杉並児童交通公園の足漕ぎカートは、決められたコースを1回につき2周となっています。

なお、足漕ぎカートは1人乗り用と2人乗り用の2種類あり、2人乗り用には小さなお子さんと親御さんが一緒にのることができます。

三輪車やペダルカーエリア

杉並児童交通公園-360度写真-06

杉並児童交通公園-360度写真-06-CLICKでSTART

まだ自転車に乗れない幼児向けに、三輪車やペダルカーで遊べるエリアが設けられています。

遊具

杉並児童交通公園-360度写真-07

杉並児童交通公園-360度写真-07-CLICKでSTART

園内のコースの側には、ブランコ、砂場、円形(すり鉢状)の滑り台、ジャングルジムなどの遊具も設置されていています。

機関車D51(デゴイチ)

杉並児童交通公園-360度写真-08

杉並児童交通公園-360度写真-08-CLICKでSTART

園内には機関車のD51(デゴイチ)が展示されています。他所の公園でもたまに見かける機関車ですが、杉並児童交通公園は展示しているだけでなく運転席まで乗り込むことができます。

善福寺川緑地のヒコーキ広場

先述した通り、善福寺川緑地が隣接しており、この善福寺川緑地には「ヒコーキ広場」という、遊具が設置された広場があります。自転車練習に飽きてきたら、ヒコーキ広場まで足を運んでみるのも良いでしょう。

和田堀公園の武蔵野園

杉並児童交通公園-360度写真-09

杉並児童交通公園-360度写真-09-CLICKでSTART

善福寺川緑地をさらに進むと、和田堀公園につながっています。この和田堀公園には、「武蔵野園」という釣り堀&食事処があり、のんびり釣りを楽しんだり、食事で一息つくことができます。(食事処は、マンガ・ドラマ「孤独のグルメ」の舞台となった場所でもあります)

武蔵野園については、別の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてお楽しみください。
和田堀公園の釣り堀「武蔵野園」を360度写真付きでレポート。週末にのんびり釣りと散歩を楽しもう!

欠点はアクセスが不便

ここまでオススメできる良い点ばかりをあげましたが、欠点もあります。それは駅から遠く、また駐車場も無いため、バスを使って行かなければならないことです。

尚、バスはJR中央線の阿佐ヶ谷駅より出ている「すぎ丸」という小型バスの「けやき路線」に乗車し「児童交通公園入口」で下車。そのバス停より徒歩3分となっています。ただ、このすぎ丸というバスが小型なので、混雑時に小さなお子さんと乗るのはちょっとしんどいです。

そこでおすすめしたいのが、

  • 中野駅~吉祥寺を繋ぐ関東バス(中35/36)
  • 高円寺駅~五日市街道営業所を繋ぐ関東バス(高43)

で、「善福寺川緑地」というバス停で下車し、杉並児童交通公園に行くルートです。

善福寺川緑地というバス停も、杉並児童交通公園から徒歩10分はかからない場所にありますので、上記路線の沿線を利用できる方にはおすすめです。

また、近くの和田堀公園には駐車場(有料)がありますので、少し歩きますが、どうしても車で行きたい場合は和田堀公園の駐車場を利用するのがおすすめです。

杉並児童交通公園の基本情報

  • 住所:〒166-0016 杉並区成田西1丁目22番13号
  • 時間:午前8時半~午後5時
    自転車の貸出時間は午前9時~午後4時半まで
  • お休み:12月29日~1月3日
  • アクセス:
    京王井の頭線「浜田山駅」徒歩12分
    バス停「児童交通公園入口」徒歩3分
    バス停「善福寺川緑地」徒歩8分
  • 駐車場:ナシ

杉並児童交通公園のクチコミ・評判

コメント

タイトルとURLをコピーしました