大阪府内の野鳥観察スポット11選!初心者でもバードウォッチングが楽しみやすい公園を中心に360写真付きで紹介

西日本最大の都市と名高い大阪ですが、市街地から少し離れると多くの自然が残っていたり、都市公園にも緑が多いうえ池などの水辺が多数設けられていたりと、野鳥観察に最適なスポットがいくつもあります。

都市部ならではのアクセスしやすさも兼ね揃えたバードウォッチングスポットが多く、また遊歩道などが整備されているためバードウォッチング初心者や年配の方でも野鳥観察が楽しみやすいのが魅力のひとつです。

この記事では、大都会大阪にありながらも多種多様な野鳥に出会えるバードウォッチングスポットの中から、初心者でも楽しみやすい環境が整った公園などを中心に、大阪府内の探鳥地を360写真付きで紹介します。

週末の空いた時間に気軽に行くことができる場所も多いので、ぜひ大阪府内でのバードウォッチングの際に参考にしてください。

大阪南港野鳥園

大阪南港野鳥園は大阪市住之江区にあるバードウォッチングスポットです。その名の通り海辺に設けられた野鳥園で、野鳥の楽園と言っても過言ではないほど多くの野鳥が暮らしています。

年間約150種もの野鳥が飛来してくると言われていて、大阪府内随一の探鳥地と呼べるスポットです。

敷地面積約19.3ヘクタールのうち、大半を人工干潟が占めています。この人工干潟に飛来してくる野鳥を観察するための展望塔や観察所が複数設けられていて、野鳥を探して闇雲にあるき回る必要はないため、初心者でも野鳥観察がしやすい環境と言えるでしょう。

季節ごとに野鳥観察会も開催されていて、専門の野鳥ガイドの方によるレクチャーを受けることができるのも魅力のひとつです。

大阪南港野鳥園の基本情報

  • 住所:大阪府大阪市住之江区南港北3-5-30
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオサギ、イソシギ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、ケリ、コサギ、チュウヒ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ホオジロ、ミサゴ、アリスイ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オオバン、トラツグミ、ノスリ、ハイタカ、ビンズイ、ルリビタキ、アカハラ、エゾムシクイ、オオルリ、キビタキ、サメビタキ、サンコウチョウ、サンショウクイ、チュウサギ、ツバメ、ノジコ、ウミアイサ、ウミウ、オオジュリン、オカヨシガモ、オナガガモ、クロツラヘラサギ、ジョウビタキ、シロハラ、セグロカモメ、ダイゼン、ツクシガモ、ヘラサギ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ミヤマホオジロ、アカアシシギ、アジサシ、ウズラシギ、エリマキシギ、オオソリハシシギ、オオムシクイ、オオメダイチドリ、キョウジョシギ、キリアイ、コオバシギ、ソリハシシギ、ツルシギ、トウネン、ハマシギ、ホウロクシギ、ムギマキ…など

大阪南港野鳥園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
大阪南港野鳥園で野鳥観察のススメ。府内随一のバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

大阪城公園

大阪城公園は大阪市中央区にある、大阪を代表する観光スポットにもなっている史跡公園です。大阪中心部にありながら緑が豊かなことに加え、内堀や外堀など水辺も豊富で野鳥が野鳥が集まりやすい環境が揃ったバードウォッチングスポットとなっています。

記念樹の森や梅林、内堀や外堀の水辺など異なる環境が混在していることで、飛来してくる野鳥の種類が意外にも多く、一年を通じて様々な野鳥に出会うことができるスポットです。

内堀や外堀の水辺には越冬のために飛来してきたカモ類などの水鳥も多く、中でもパンダガモという異名を持つミコアイサはバードウォッチャーの人気者となっています。

なお、大阪城公園では日本野鳥の会大阪支部による探鳥会も定期的に開催されています。ベテラン向けのチームと初心者向けのチームに分かれて開催されますので、初心者でも参加しやすいのが魅力的です。

大阪城公園 の基本情報

  • 住所:大阪府大阪市中央区大阪城
  • 料金:無料(一部有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、イソヒヨドリ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ヒガラ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、アオジ、ウソ、オオバン、カイツブリ、クロジ、ノスリ、ハイタカ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、オオルリ、キビタキ、キマユムシクイ、クロツグミ、コサメビタキ、コマドリ、コムクドリ、サメビタキ、ノジコ、メボソムシクイ、ヨタカ、アカハジロ、アトリ、オジロビタキ、カンムリカイツブリ、キレンジャク、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、スズガモ、ニシオジロビタキ、ハチジョウツグミ、ヒドリガモ、ヒレンジャク、マミチャジナイ、ミコアイサ、ミヤマホオジロ、ユリカモメ、エゾビタキ、オオムシクイ、ノゴマ、ムギマキ、ヤツガシラ…など

大阪城公園 での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
大阪城公園で野鳥観察のススメ。都会の真ん中にあるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

千里南公園

千里南公園は吹田市にある大きな池を有した公園です。池の周辺にはたくさんの木々が植樹され、緑豊かな公園となっています。

池にはバードウォッチャーに人気の『カワセミ』もよく訪れ、大きな望遠レンズ付きのカメラで狙っている方も多くいます。初心者の方は望遠レンズ付きのカメラを持った方が集まっている場所を探すのも、珍しい野鳥を見るけるコツのひとつです。

千里南公園では夏鳥のオオルリなど色鮮やかな美しい野鳥を観察できますので、ぜひ探してみると良いでしょう。

なお、園内は多少アップダウンはありますが、歩きやすい遊歩道が整備されていて、バードウォッチング初心者さんや年配の方でも野鳥観察が楽しみやすい公園となっています。

千里南公園の基本情報

  • 住所:阪府吹田市津雲台1-3
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、ゴイサギ、コゲラ、コサギ、セグロセキレイ、ダイサギ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、フクロウ、メジロ、モズ、ヤマガラ、オオバン、カイツブリ、ニュウナイスズメ、マガモ、ルリビタキ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コヨシキリ、サシバ、ツツドリ、ハチクマ、ヤブサメ、アカエリカイツブリ、オジロビタキ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ニシオジロビタキ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、マミチャジナイ、ミコアイサ、エゾビタキ、ノゴマ…など

千里南公園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
千里南公園で野鳥観察のススメ。大きな池もあるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

鶴見緑地

鶴見緑地は大阪市鶴見区と守口市にまたがる、敷地面積約122ヘクタールの大きな公園です。1972年に開園し、1990年に開催された『国際花と緑の博覧会』のメイン会場として利用されたことにより、正式名称は『花博記念公園鶴見緑地』となっています。

広い園内には

  • 咲くやこの花館(植物園)
  • 日本庭園
  • ばら園
  • 国際庭園

多種多様な植物を観察できる施設が設けられている他、キャンプ場やバーベキュー場などのアウトドア施設やプールや球技場などのスポーツ施設等、レジャーを楽しむ施設が充実したスポットです。

また、園内にはたくさんの緑が植樹され雑木林を形成している他、公園の中心には大池があるなど水辺も豊富で、野鳥が集まりやすい環境が揃っています。

猛禽類のオオタカも見られることに加え、渡り鳥(夏鳥)のヨタカが飛来してくることでも知られています。運が良ければ猛禽類が仮をする瞬間に出会えるかもしれません。

鶴見緑地の基本情報

  • 住所:大阪市鶴見区緑地公園2-163
  • 電話番号:06-6911-8787
  • 料金:無料(一部有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ケリ、ゴイサギ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、チュウダイサギ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、オシドリ、カイツブリ、シメ、ハイタカ、アカハラ、アマサギ、オオルリ、キビタキ、コアジサシ、コサメビタキ、コチドリ、コマドリ、シロチドリ、ヨタカ、アカハジロ、アトリ、オナガガモ、キレンジャク、キンクロハジロ、シロハラ、セグロカモメ、ツグミ、トモエガモ、ニシオジロビタキ、ハシビロガモ、ハチジョウツグミ、ヒドリガモ、ホシハジロ、マヒワ、エゾビタキ、ムギマキ…など

鶴見緑地での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
鶴見緑地で野鳥観察のススメ。季節を感じながら楽しめるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

摂津峡

摂津峡は高槻市を流れる淀川水系『芥川』の上流に広がる渓谷です。渓谷を含め芥川の西岸は、面積約42.65ヘクタールの『摂津峡公園』となっていて、春には約3,000本の桜が咲き誇り、夏は川遊びをする家族連れで賑わいを見せるレジャースポットとなっています。

ハイキングスポットとしても人気が高く、

  • 渓流の景色を楽しめる『渓谷コース』
  • もみじ谷や白滝のある『中腹自然林コース』
  • キャンプ場などがあるバリアフリーなコース『スカイラインハイキングコース』
  • 生駒山などが望める展望台がある『階段コース 』

などのハイキングコースも整備されています。

自然が色濃く残る摂津峡は多くの野生動植物が暮らしていて、野鳥も例外ではありません。多くの種類の野鳥に出会うことができる大阪府内トップクラスの探鳥地です。

先にも書いた通り、ハイキングコースが整備されていますので、バードウォッチング初心者や年配の方でも野鳥観察がしやすい環境が整っていると言えるでしょう。

摂津峡の基本情報

  • 住所:大阪府高槻市大字原地内ほか
  • 電話番号:072-675-0081(公益社団法人 高槻市観光協会)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アカゲラ、ウグイス、エナガ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ダイサギ、トビ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミサゴ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、ムシクイ、アオジ、ウソ、ニュウナイスズメ、ノスリ、ルリビタキ、イカル、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ツバメ、ノビタキ、シロハラ、ツグミ、マヒワ、ミヤマホオジロ…など

摂津峡での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
摂津峡で野鳥観察のススメ。大自然と四季を感じられるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

大泉緑地

大泉緑地は堺市北区と松原市にまたがる敷地面積約100ヘクタールの大きな森林公園です。その名の通り園内は緑に溢れ、色や音、香りなどを使って草花を感じることができる『ふれあいの庭』や『かきつばた園』、『大泉緑地花と緑の相談所』など植物に関する施設が充実しています。

また、園内には『大泉池』と『頭泉池』という2つの池があり水辺も豊富で、野鳥が集まりやすい環境が揃っています。雑木林だけでなく芝生広場や池、湿地帯など異なる環境があるため、見られる野鳥が豊富な探鳥地です。

広い園内全域がバードウォッチングスポットとなっていて、歩きやすい遊歩道も張り巡らされていますので、バードウォッチング初心者や年配の方でも野鳥観察が楽しみやすい環境となっています。

なお、大泉緑地では日本野鳥の会大阪支部が定期的に野鳥観察会を催しています。専門的な知識を持ったスタッフの方のガイド付きで野鳥観察を楽しめますので、初心者のかたは参加してみると良いでしょう。

大泉緑地の基本情報

  • 住所:大阪府堺市北区金岡町128
  • 電話番号:072-259-0316
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、ケリ、コサギ、ハクセキレイ、バン、ヒメクイナ、ミサゴ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、アリスイ、オオバン、オシドリ、カイツブリ、クイナ、シメ、トラツグミ、ハイタカ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、オオヨシキリ、オオルリ、キビタキ、コマドリ、サメビタキ、ツツドリ、ヒクイナ、メボソムシクイ、ヨシゴイ、アトリ、アメリカヒドリ、オジロビタキ、オナガガモ、カシラダカ、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、マミチャジナイ、ミコアイサ、ユリカモメ、ヨシガモ、エゾビタキ、カラアカハラ、クロハラアジサシ、チュウシャクシギ、ノゴマ…など

大泉緑地での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
大泉緑地で野鳥観察のススメ。初心者でも楽しめるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

山田池公園

山田池公園は枚方市にある、敷地面積約73.7ヘクタールの大きな公園です。公園の名前にもなっている山田池という大きな池を中心に、

  • 花しょうぶ園
  • あじさい園
  • スイレン池
  • もみじ谷

など植物を通じて四季を感じられるエリアが魅力の公園となっています。

自然豊かな山田池公園は豊富な雑木林や山田池などの水辺、湿地帯があり野鳥が集まりやすい環境が揃っています。

公園の中心を横断する市道で北側エリアと南側エリアとに分けられますが、特に北側エリアはたくさんの木々が植樹されていることに加え、山田池やアシ原などの水辺も豊富で、野鳥観察に最適なスポットです。

また、公園の北端にある『春日山』は鳥獣保護区に指定されていて、野鳥をはじめとした多くの野生動植物の生態系維持に大きく貢献している公園です。

山田池公園の基本情報

  • 住所:大阪府枚方市山田池公園1-1
  • 電話番号:072-851-4761
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオゲラ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、タマシギ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ミサゴ、ミソサザイ、ヤマガラ、オオアカハラ、アオジ、オオバン、オシドリ、トラツグミ、ノスリ、ビンズイ、ルリビタキ、イカル、アカハラ、オオヨシキリ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、サンショウクイ、ヒクイナ、アカガシラサギ、アトリ、アメリカヒドリ、オジロビタキ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、コイカル、ツクシガモ、ツグミ、トモエガモ、ハシビロガモ、ハチジョウツグミ、ヒドリガモ、ヒレンジャク、ホシハジロ、マヒワ、ミコアイサ、ミヤマホオジロ…など

山田池公園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
山田池公園で野鳥観察のススメ。水辺も豊富なバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

服部緑地

服部緑地は豊中市にある敷地面積約126ヘクタールの大きな緑地公園です。園内には円形花壇やあじさい園、都市緑化植物園などがあり、四季折々の自然を楽しむことができます。植物関連の施設の他にも、陸上競技場や野球場、テニスコートなどスポーツ関連の設備も充実しています。

2024年には大規模な改修が行われ、『Hattori Well-being Park』として生まれ変わる予定で、今後ますます多くの人が訪れる一大レジャースポットになることが想定されます。

また、服部緑地はその名の通り緑豊かな公園であることに加え、うづわ池や新宮池、山ヶ池や若竹池など10個以上の池があります。雑木林やいなり山など木々があるエリアと水辺とが近くにあり、野鳥が集まりやすいバードウォッチングスポットとしても最適な公園です。

園内の桜の木や梅林などでは、開花の時期は花の蜜を吸いにメジロなどがよく飛来してきますので、花見と同時に野鳥観察を楽しむことができます。

服部緑地でも日本野鳥の会大阪支部による野鳥観察会が定期的に開催されていますので、初心者の方は参加してみるのも良いでしょう。

服部緑地の基本情報

  • 住所:大阪府豊中市寺内1-13-2
  • 電話番号:06-6866-3621
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、ウグイス、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、セグロセキレイ、ソウシチョウ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ミソサザイ、メジロ、モズ、ヤマガラ、オオバン、ビンズイ、マガモ、ルリビタキ、キクイタダキ、アカハラ、オオルリ、コサメビタキ、コマドリ、センダイムシクイ、ツバメ、アカガシラサギ、アトリ、オカヨシガモ、オナガガモ、カンムリカイツブリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、トモエガモ、ハシビロガモ、ハジロカイツブリ、ホシハジロ、マミチャジナイ、ミコアイサ、ヨシガモ…など

服部緑地での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
服部緑地で野鳥観察のススメ。初心者でも楽しみやすいバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

万博記念公園

万博記念公園は吹田市にある、かつて開催された大阪万博の跡地を整備して作られた公園です。日本を代表する芸術家の岡本太郎がデザインした『太陽の塔』が公園のシンボルとなっている他、

  • 日本庭園
  • 自然文化園
  • 国立民族学博物館
  • 万博記念競技場
  • 万博記念公園野球場
  • 万博テニスガーデン

など多くの文化施設やスポーツ施設があります。

また、万博記念公園の園内は施設が充実しているだけでなく、広い園内の各所に様々な木や草花が植樹されていて、とても緑豊かな公園でもあります。『夢の池』や『はす池・花しょうぶ田』、『水鳥の池』や『渡りの沼』など大小複数の池や湿地帯があり野鳥が集まりやすいスポットです。

カワセミやヤマガラやキセキレイなどの小鳥は一年を通して観察することができる他、夏はオオルリやキビタキなど色鮮やかな夏鳥に出会えたり、冬は越冬のために訪れたカモ類などで池が賑わったりと、季節ごとに違う顔を見せてくれるのも探鳥地としての魅力のひとつです。

万博記念公園の基本情報

  • 住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
  • 電話番号:0120-1970-89
  • 料金:無料(一部有料)
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、コブハクチョウ、セグロセキレイ、ダイサギ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、オシドリ、カイツブリ、シメ、トラツグミ、ビンズイ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コシアカツバメ、コチドリ、センダイムシクイ、ツバメ、メボソムシクイ、ヤブサメ、アトリ、オジロビタキ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ニシオジロビタキ、ヒレンジャク、ヤツガシラ…など

万博記念公園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
万博記念公園で野鳥観察のススメ。観光やレジャーも楽しめるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

蜻蛉池公園

蜻蛉池公園は岸和田市の中心付近に広がる丘陵地帯に設けられた、敷地面積約60ヘクタールの大きな公園です。園内にはバラ園やあじさい園、桜や水仙郷など季節ごとに花々を楽しめるエリアやスポーツ施設も充実しています。

また、蜻蛉池公園は緑に溢れた自然豊かな公園であることに加え、蜻蛉池や大池など大小複数の池や湿地帯があり、野鳥が集まりやすい環境が揃っています。園内全域に歩きやすい遊歩道が張り巡らされていて、バードウォッチング初心者や年配の方でも野鳥観察が楽しみやすい魅力的なバードウォッチングスポットです。

なお、公園の北側にある『ふれあいの森』にはビオトープ池も設けられています。ビオトープとはギリシャ語の『bio(命)』と『topos(場所)』をかけ合わせた造語で、動物や植物が安定して生息可能なエリアのことを言います。

蜻蛉池公園の基本情報

  • 住所:大阪府岸和田市三ケ山町大池尻701
  • 電話番号:072-443-9671
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、イソヒヨドリ、エナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、キジ、キセキレイ、コゲラ、コブハクチョウ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、オシドリ、コガラ、シメ、ビンズイ、マガモ、イカル、ルリビタキ、トラツグミ、オオヨシキリ、コサメビタキ、チュウサギ、ツバメ、カワラヒワ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、トモエガモ、ヒドリガモ、ミコアイサ、ヨシガモ、エゾビタキ、オオアカハラ…など

蜻蛉池公園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
蜻蛉池公園での野鳥観察のススメ。ビオトープ池もあるバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

錦織公園

錦織公園は富田林市にある、広さ65.7ヘクタールもある大きな都市公園です。羽曳野丘陵の起伏に富んだ地形を活かして作られています。

園内には桜並木や梅林の他、『きつつきの森』や『どんぐりの森』『水映の森』などの雑木林が豊富で、大阪府が選定する自然名所『大阪みどりの百選』にも選ばれている緑豊かな公園です。

また、園内には複数の池や湿地帯もあり、とても多くの野鳥が集まるエリアとなっていて、バードウォッチングにも最適です。

起伏に富んだ地形ではありますが、歩きやすい遊歩道が整備されていますので、バードウォッチング初心者や年配の方でも安心して野鳥観察を楽しむことができます。

錦織公園の基本情報

  • 住所:大阪府富田林市錦織1560
  • 電話番号:0721-24-1506
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(平日無料・土日祝は有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ
  • 見られる野鳥:アオサギ、イソヒヨドリ、ウグイス、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コジュケイ、セグロセキレイ、ダイサギ、チョウゲンボウ、ツミ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、オシドリ、カイツブリ、シメ、トラツグミ、ノスリ、ハイタカ、ビンズイ、マガモ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、アマサギ、オオルリ、キビタキ、ツバメ、メボソムシクイ、オナガガモ、コガモ、ジョウビタキ、セグロカモメ、ツグミ、ヒドリガモ、ホシハジロ、エゾビタキ、オオムシクイ…など

錦織公園での野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
錦織公園での野鳥観察のススメ。初心者でも楽しみやすいバードウォッチングスポットを360写真付きで紹介

最後に

今回紹介した野鳥観察スポットの他にも、大阪府内にはまだまだたくさんのバードウォッチングスポットがあります。また、普段生活している街中にもハトやスズメ以外にも多くの野鳥が生息していて、気にして見ているとたくさんの種類の野鳥に気がつくでしょう。

最後に、バードウォッチングを始めてみたい方も多くいると思いますが、バードウォッチングや野鳥の写真を撮る際には、

  • 巣を見つけても近づかない
  • 野鳥を追い回さない
  • 餌付けは行わない
  • ストロボは焚かない
  • 野鳥の生息環境を勝手に変えない

などの最低限のマナーを守るよう心がけてください。

野鳥観察のスポットとなっている場所の多くは、公園など他の方も利用する施設です。他の利用者に迷惑がかかってしまうとバードウォッチングをする人すべてが悪い印象となってしまいますので、ご注意ください。

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