埼玉県の野鳥観察スポット15選!初心者でもバードウォッチングが楽しめる公園などを中心に360度写真付きで紹介します

東京のベッドタウンとしても知られる埼玉県は、都心からのアクセスが良いことに加えて自然も多く残っていて、自然を活かした公園やレジャースポットが多いという魅力のある県です。

また、荒川水系や利根川水系など大小様々な河川が埼玉県内を流れていて、埼玉県の総面積約3,800平方キロメートルのうち『約3.9%』を河川が占めていて、その割合は日本一。海の無い埼玉県として知られていますが河川や池・沼などは多く、埼玉県の行政も『川の国埼玉』と銘打って、川の環境保護や再生事業に取り組んでいます。

秩父の山などの緑豊かな自然だけでなく豊富な水辺もある埼玉県は、多くの自然動植物の命を育み、また野鳥にとっても重要なエリアとなっています。

県内にはアクセスしやすく気軽に楽しめるバードウォッチングスポットが点在していて、東京など県外からもたくさんのバードウォッチャーが野鳥観察を楽しみに訪れます。

この記事では、埼玉県内の中でも初心者や年配の方でも野鳥観察がしやすい環境が整っている公園や池などを中心に、お勧めのバードウォッチングスポットを厳選して紹介しています。

季節ごとに異なる野鳥を観察することができますので、何度足を運んでも飽きずに楽しめるのがバードウォッチングの魅力のひとつです。気軽に行ける場所も多いので、ぜひこの記事を参考にバードウォッチングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

秋ヶ瀬公園

秋ヶ瀬公園はさいたま市桜区の敷地面積が約100ヘクタールもある規模の大きな公園です。西側には荒川、東側には鴨川と2つの河川に挟まれる場所に位置し、荒川に架かる羽根倉橋と秋ヶ瀬橋との間の約3kmが公園として整備されています。

広い園内には野球場やサッカー場、テニスコートなど多彩なスポーツ施設に加え、バーベキュー広場などアウトドアを楽しむレジャー施設も揃っています。

他にも野鳥園や野鳥の森などバードウォッチングに最適な施設も兼ね揃えていて、一年を通して季節ごとに様々な野鳥を観察することができるバードウォッチングスポットにもなっています。

中でも越冬するために3月~4月ごろに訪れるキレンジャクやヒレンジャクは人気の野鳥で、目撃情報が出るとたくさんのバードウォッチャーが一目見ようと足を運びます。

また、フクロウが営巣(繁殖)することでも知られていて、運が良ければ5月に巣立ちをするフクロウを見ることができる貴重なスポットです。

  • 住所:埼玉県さいたま市桜区道場4-17
  • 電話番号:048-865-7966(秋ヶ瀬公園管理事務所)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、エナガ、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワセミ、キジ、キセキレイ、ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、ダイサギ、チョウゲンボウ、ツミ、ヒバリ、ヒヨドリ、フクロウ、ホオジロ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、カイツブリ、シメ、トラツグミ、ノスリ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、アカショウビン、アカハラ、オオヨシキリ、キビタキ、コサメビタキ、コマドリ、サメビタキ、サンコウチョウ、チュウサギ、ツツドリ、ツバメ、アトリ、カシラダカ、キレンジャク、コガモ、コミミズク、タゲリ、タヒバリ、ツグミ、ハシビロガモ、ヒレンジャク、マヒワ…など

秋ヶ瀬公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
秋ヶ瀬公園で野鳥観察のススメ。埼玉で最大規模のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

北本自然観察公園

北本自然観察公園は北本市の『荒川ビオトープ』の東側に設けられた、敷地面積32.9ヘクタールの大きな公園です。

ビオトープとはギリシャ語の『bio(生命)』と『topos(場所)』とを組み合わせた造語で、動植物の『安息の地』という意味を持ちます。野生動植物の生息環境を守るために作られた荒川ビオトープと共に、北本自然観察公園も荒川河川敷に広がる生態系維持の役割を担っています。

北本自然観察公園は遊具などはなく、雑木林や湿地帯など自然をそのまま活かしたエリアが殆どで、たくさんの野鳥が暮らす公園となっています。

自然溢れる園内には歩きやすい遊歩道が整備されていて、また湿地帯にはボードウォークが整備されていて、バードウォッチング初心者や年配の方でも野鳥観察を楽しみやすいのが魅力のひとつです。

また、園内には埼玉県自然学習センターがあり、自然学習指導員へ質問ができたり、展示解説にて北本自然観察公園内の自然について学んだりすることもできます。

  • 住所:埼玉県北本市荒井5-200
  • 電話番号:048-593-2891(埼玉県自然学習センター)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、イソシギ、オオタカ、カケス、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、コゲラ、コサギ、コジュケイ、セグロセキレイ、チョウゲンボウ、ツミ、トビ、ハクセキレイ、バン、ヒメアマツバメ、ホオジロ、ミソサザイ、モズ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、アオジ、アリスイ、シメ、トラツグミ、トラフズク、ハイタカ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、キクイタダキ、アカハラ、オオヨシキリ、コサメビタキ、キビタキ、サシバ、ヨタカ、アトリ、オナガガモ、カシラダカ、キレンジャク、キンクロハジロ、シロハラ、タシギ、ツグミ、トモエガモ、ハシビロガモ、ハジロカイツブリ、ホシハジロ、ミヤマホオジロ、エゾビタキ…など

北本自然観察公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
北本自然観察公園で野鳥観察のススメ。出会える野鳥の種類が豊富なバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地は埼玉県の他、栃木県、茨城県、群馬県の4つの県にまたがる遊水地です。総面積は約33キロ平方メートルもあり、遊水池としては日本最大規模を誇ります。

もともとは明治時代におきた公害事件『足尾鉱毒事件』で発生した鉱毒を沈殿させることを目的に作られたと言われていますが、現在では上流から流れてくる鉱毒の量も減り、遊水池一帯に日本最大と言われるヨシ原が広がる自然溢れるエリアとなっています。

なお、植物が約1,000種、昆虫類は約1,700種、そして野鳥は約263種も暮らしていたり越冬のために訪れたりと、多くの命を育んでおり、2012年には『ラムサール条約』にも登録されました。

バードウォッチングスポットしての渡良瀬遊水地は猛禽類をよく観察できることで知られていて、中でもトラフズクやコミミズクなどフクロウの仲間が人気です。

また、コウノトリの野外繁殖の地としても有名で、渡良瀬遊水地の第1調整池、第2調整池、第3調整池それぞれに人工巣塔が設置されています。

  • 住所:栃木県栃木市、栃木県小山市、栃木県下都賀郡野木町、茨城県古河市、埼玉県加須市、群馬県邑楽郡板倉町
  • 電話番号:080-8818-9381(体験活動センターわたらせ)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式/PDF)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、オオセッカ、オオタカ、オナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、ゴイサギ、コウノトリ、コゲラ、セッカ、ダイサギ、チュウヒ、チョウゲンボウ、トビ、ハクセキレイ、バン、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミサゴ、クイナ、シメ、トラフズク、ノスリ、ハイタカ、ベニマシコ、マガモ、アカハラ、オオヨシキリ、カッコウ、コヨシキリ、チュウサギ、ツバメ、ヒクイナ、ホトトギス、アトリ、オオジュリン、オナガガモ、カシラダカ、カワアイサ、カンムリカイツブリ、コチョウゲンボウ、コミミズク、ジョウビタキ、シロハラ、セグロカモメ、タゲリ、タヒバリ、ツグミ、ハイイロチュウヒ、ハジロカイツブリ、ヒドリガモ、ミコアイサ、ヨシガモ…など

渡良瀬遊水地の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
渡良瀬遊水地での野鳥観察のススメ。猛禽類やコウノトリなど人気の鳥が見られるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

伊佐沼

伊佐沼は川越市にある、南北が約800メートルに対して東西は約200~300メートルと、長方形のような形をした沼です。面積約20万平方メートルあり、埼玉県内の自然沼としては最大となっています。

周辺は田畑が多く都会の喧騒から離れているため、多くの野鳥が飛来してきます。カモ類やサギの仲間などはもちろん、外周約2.4キロメートルの水辺には木々も植樹されていて、水鳥以外の野鳥も観察することができます。

なお、沼の北側にあるハス田には木道が設置されていて、湿地帯に訪れる野鳥を観察しやすいのも魅力のひとつです。絶滅危惧種のクロツラヘラサギが飛来してくるなど、野鳥にとっても貴重な沼となっています。

また、伊佐沼は旅鳥であるシギの仲間も多く見られることで知られています。

  • 住所:埼玉県川越市伊佐沼字沼田町584
  • 料金:無料
  • トイレ:あり(伊佐沼公園の公衆トイレ)
  • 駐車場:あり(無料/伊佐沼公園 西駐車場)
  • 見られる野鳥:アオサギ、イカルチドリ、イソシギ、オオタカ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、コサギ、セイタカシギ、セグロセキレイ、セッカ、ダイサギ、トビ、ハクセキレイ、ハヤブサ、バン、ホオジロ、ミサゴ、モズ、ノスリ、アマサギ、エリグロアジサシ、オオヨシキリ、コチドリ、ササゴイ、シロチドリ、チュウサギ、ツツドリ、ヨシゴイ、オカヨシガモ、カシラダカ、キンクロハジロ、タゲリ、タシギ、タヒバリ、ツグミ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、アオアシシギ、アカアシシギ、アカエリヒレアシシギ、アジサシ、アメリカウズラシギ、ウズラシギ、エゾビタキ、エリマキシギ、オオハシシギ、オグロシギ、オジロトウネン、クロハラアジサシ、コアオアシシギ、トウネン、ハジロクロハラアジサシ、ハマシギ、ムナグロ…など

伊佐沼の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
伊佐沼で野鳥観察のススメ。シギの仲間など旅鳥もたくさん訪れるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

埼玉県民の森

埼玉県民の森は秩父郡横瀬町にある、標高約960メートルの丸山の北に広がる森林に整備された森林公園です。

約68万平方メートルの広大な敷地内には

  • 森林・林業について学べる『展示館』
  • 会議室としても利用できる『森林学習室』
  • 芝生が広がる『中央広場』
  • 水遊びもできる『水辺の広場』
  • 奥武蔵丸山を眺められる『家族広場』
  • バーベキューが楽しめる『デイキャンプ場』
  • 関東平野を見渡せる丸山山頂の『展望台』

など、奥武蔵の自然を満喫できる施設が揃っています。

近くに駅がない上、最寄りのインターチェンジからも少々離れているためアクセスし辛いのが難点ですが、標高の高いエリアとなっているため、都心部では見かけない野鳥に出会うことができるバードウォッチングスポットです。

標高1,000メートル級の高地で越冬することが多い『オオマシコ』が越冬のために訪れることで知られています。オオマシコが見られる場所は日本国内でも埼玉県民の森と他数カ所のみと、大変貴重なスポットとなっています。

なお、冬は雪が積もりエリアですので、冬の野鳥観察はスタッドレスタイヤを履くなど、万全な準備をして行きましょう。

  • 住所:埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保字丸山北平
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アカゲラ、エナガ、カケス、キジ、キセキレイ、クマタカ、コゲラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツミ、トビ、ハクセキレイ、ヒガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、メジロ、モズ、ヤマガラ、ヤマドリ、アカウソ、ウソ、キバシリ、コガラ、トラツグミ、ノスリ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、イワツバメ、オオルリ、クロツグミ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ホトトギス、メボソムシクイ、アトリ、イスカ、オオマシコ、カシラダカ、ツグミ、マヒワ…など

埼玉県民の森の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
埼玉県民の森で野鳥観察のススメ。標高が高く普段見かけない種類に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

芝川第一調節池

芝川第一調節池は、さいたま市と川口市にまたがる調節池です。荒川の洪水の最大流量を減らすために、支流である芝川の左岸『下山口新田、差間地区』と右岸『蓮見新田地区』との両岸に整備されました。

調整池として役割を担う他、大震火災時には避難拠点として活用されたり、平時には見沼たんぼの自然環境の保全に役立てられたりと、様々な目的で現在も整備が進められています。

まだ工事が進められている調節池ではありますが、工事の完了している芝川左岸側の調節池は遊歩道も整備されていて、野鳥観察にも最適なスポットとなっています。

水辺にはサギの仲間やカモ類の他、オオタカなどの猛禽類も観察することが可能で、一年を通して様々な野鳥を観察することができます。埼玉県内では珍しいオオハクチョウが飛来してくることでも知られていて、貴重なバードウォッチングスポットと言えるでしょう。

  • 住所:埼玉県さいたま市緑区下山口新田
  • 料金:無料
  • トイレ:あり(池の東側にある川口自然公園内に公衆トイレあり)
  • 駐車場:あり(川口自然公園の駐車場を利用可能)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオサギ、アカゲラ、イソシギ、イソヒヨドリ、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、ゴイサギ、コサギ、コジュケイ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウヒ、チョウゲンボウ、ハクセキレイ、ハヤブサ、バン、ヒバリ、ヒメアマツバメ、モズ、アオジ、オシドリ、カイツブリ、シメ、ベニマシコ、オオヨシキリ、キビタキ、コアジサシ、コムクドリ、チュウサギ、ツバメ、ヒクイナ、アトリ、オオジュリン、オオハクチョウ、オカヨシガモ、オナガガモ、カンムリカイツブリ、シロハラ、タゲリ、ハイイロチュウヒ、ハシビロガモ、ハジロカイツブリ、ホシハジロ、ミコアイサ、ヨシガモ…など

芝川第一調節池の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
芝川第一調節池で野鳥観察のススメ。オオハクチョウも飛来してくる貴重なバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

狭山湖

狭山湖は所沢市と入間市にまたがる外周は約23キロメートルの大きな貯水池です。東京の上水道の貯水のために、昭和2年(1927年)から約7年もの歳月をかけて造られました。

東京と埼玉の県境にある狭山丘陵の北側に位置し、大都会東京の水源確保に重要な役目を果たしています。

周辺は緑が多く残る自然豊かなエリアとなっていて、多くの野鳥が生息しています。冬になると越冬のために飛来してくる渡り鳥も多く、バードウォッチングとしても人気を博しています。

西武鉄道の『西武球場前駅』から徒歩15分と交通の便も良く、電車で気軽に行けるのも魅力のひとつです。

なお、野鳥観察のポイントは狭山湖の東側にある堤防となっていますが、堤防は遊歩道が整備されていて年配の方でも野鳥観察を楽しみやすい環境が整っています。

また、狭山湖の東には『トトロの森』と呼ばれる遊歩道が整備されている森もあり、そちらでもバードウォッチングを楽しむことが可能です。

  • 住所:埼玉県所沢市勝楽寺12
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 見られる野鳥:アオサギ、イソヒヨドリ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、コゲラ、シジュウカラ、セグロセキレイ、チョウゲンボウ、トビ、ハクセキレイ、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミサゴ、メジロ、アオジ、オオバン、カイツブリ、シメ、ノスリ、マガモ、ルリビタキ、キクイタダキ、キビタキ、ノビタキ、ホトトギス、オカヨシガモ、オナガガモ、カシラダカ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、ツグミ、トモエガモ、ハジロカイツブリ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、キマユホオジロ、ノゴマ…など

狭山湖の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
狭山湖で野鳥観察のススメ。越冬する冬鳥に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

浅羽ビオトープ

浅羽ビオトーブは坂戸市を流れる清流『高麗川』の河川敷に設けられたビオトープです。埼玉県のふるさとの川整備事業により2003年に整備され、クヌギなどの木々が植樹され自然溢れる場所となっている他、遊歩道も整備され野鳥観察にも最適なスポットとなっています。

晴れた日には浅羽ビオトープの遊歩道から富士山を望むこともでき、その景色は関東富士見百景にも選ばれています。

浅羽ビオトーブには雑木林だけでなく、高麗川の水を引き込んで作られた小川やワンドなども野鳥が好む水辺も整備されていて、季節ごとに様々な野鳥を観察することができます。遊歩道も整備されているので、バードウォッチング初心者さんや年配の方でも安心して野鳥観察を楽しむことが可能です。

越冬のために訪れる冬鳥も多く、普段街中ではなかなか見ることのできない『ヒレンジャク』など珍しい野鳥に出会える貴重なバードウォッチングスポットとなっています。

  • 住所:埼玉県坂戸市浅羽
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、イカルチドリ、イソシギ、エナガ、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、ゴイサギ、コゲラ、コサギ、コジュケイ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、チョウゲンボウ、トビ、ハクセキレイ、メジロ、モズ、アオジ、オオバン、クイナ、クロジ、シメ、ハイタカ、ベニマシコ、イカル、キビタキ、コチドリ、センダイムシクイ、チュウサギ、ツバメ、ヒクイナ、アトリ、カシラダカ、キレンジャク、クサシギ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、タシギ、ツグミ、ヒレンジャク、マヒワ、エゾビタキ、オオムシクイ…など

浅羽ビオトープの野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
浅羽ビオトープで野鳥観察のススメ。埼玉県内有数のバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

彩湖

彩湖は戸田市にある荒川の洪水対策として設けられた荒川第一調節池内に設けられた貯水池です。貯水池の面積は約1.18平方キロメートル、外周は約4.7キロメートルと広大な貯水池で、池の周りには幅の広い遊歩道が整備されマラソンコースやサイクリンコースとしても人気があります。

また、彩湖には『彩湖・道満グリーンパーク』というスポーツ施設やバーベキュー場や釣り堀などのアウトドア施設が備わった大きな公園が隣接していて、週末などにはたくさんの方が訪れるレジャースポットにもなっています。

彩湖周辺は彩湖・道満グリーンパークを含めてとても緑豊かなエリアとなっていて、バードウォッチングにも最適なエリアです。

彩湖では一年を通して様々な野鳥を見ることができますが、特に冬場は越冬のために訪れたカンムリカイツブリやキンクロハジロ、ホオジロガモなどたくさんの水鳥を観察することができます。

中でもパンダガモという異名を持つ『ミコアイサ』は人気の野鳥となっています。

  • 住所:埼玉県戸田市大字重瀬745他(彩湖・道満グリーンパークの住所)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 見られる野鳥:アオサギ、イカルチドリ、イソシギ、オナガ、カルガモ、カワセミ、コサギ、セッカ、ダイサギ、チョウゲンボウ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、モズ、アオジ、オオバン、カイツブリ、シメ、ノスリ、マガモ、ルリビタキ、アマサギ、コアジサシ、チュウサギ、オオジュリン、カシラダカ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロエリオオハム、シロハラ、タヒバリ、ツグミ、ハジロカイツブリ、ホオジロガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、ミミカイツブリ…など

彩湖の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
彩湖で野鳥観察のススメ。広大な水辺を持つバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

見沼自然公園

見沼自然公園はさいたま市緑区にある敷地面積約10.9ヘクタールの大きな公園です。平成6年(1994年)3月に、隣接する『さぎ山記念公園』を拡張して作られました。

公園の名前にもなっている『見沼』は江戸時代に干拓されるまでは実在した大きな沼で、見沼自然公園のあった場所もその沼の一部でした。干拓後も一帯は自然が豊かな緑地空間となっていてい『見沼田んぼ』と呼ばれています。

広い園内には『自然観察園』『野鳥の池』など野鳥観察に最適な施設が揃っていて、人気のバードウォッチングスポットとなっています。

また、見沼自然公園のあるエリアはサギが営巣していた時期があり、『野田のサギ山』と呼ばれていました。昭和27年(1952年)には『野田のサギおよびその繁殖地』として国の特別天然記念物にも指定されていた歴史があります。

現在ではサギの営巣は見られなくなったため、特別天然記念物の指定は解除されてしまいましたが、現在でもアオサギやダイサギなどサギの仲間が飛来してくることも多く、一年を通してサギを観察することができるスポットとなっています。

  • 住所:埼玉県さいたま市緑区大字南部領辻450-1
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオサギ、アカゲラ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、ゴイサギ、コサギ、コブハクチョウ、ダイサギ、ハクセキレイ、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、アオジ、カイツブリ、クイナ、シメ、トラツグミ、マガモ、キクイタダキ、アカハラ、オオヨシキリ、キビタキ、コチドリ、サシバ、サンコウチョウ、チュウサギ、オカヨシガモ、オナガガモ、カシラダカ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、トモエガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ…など

見沼自然公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
見沼自然公園で野鳥観察のススメ。水辺の生き物が集うバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

智光山公園

智光山公園は狭山市にある総敷地面積が53.8ヘクタール(東京ドーム約11個分)もあるとても大きな公園です。

広い園内には市民総合体育館などのスポーツ施設の他、

  • こども動物園
  • ミニミニ水族館
  • 自然生態観察園
  • 管理釣り場
  • ピクニック広場
  • フィールドアスレチック
  • キャンプ場

など、多彩なレジャー施設が揃っています。

また、園内の大部分はコナラやクヌギ、アカマツなどで構成された雑木林となっていてバードウォッチングにも最適な公園です。

なお、智光山公園のひょうたん池はカワセミに出会える可能性が高いスポットとして知られています。同時に複数羽見られることも珍しくありません。

バードウォッチングを始めるにあたってカワセミは良い対象となる野鳥です。智光山公園をバードウォッチングデビューの場とするのも良いでしょう。

  • 住所:埼玉県狭山市柏原561
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、ウグイス、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、コゲラ、コサギ、コジュケイ、セグロセキレイ、ツミ、ハクセキレイ、ホオジロ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、アカウソ、オオバン、カイツブリ、シメ、マガモ、ルリビタキ、イカル、キビタキ、オカヨシガモ、オナガガモ、キレンジャク、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ハチジョウツグミ、ヒドリガモ…など

智光山公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
智光山公園で野鳥観察のススメ。狭山市の広大なバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

武蔵丘陵森林公園

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武蔵丘陵森林公園は比企郡滑川町と熊谷市にまたがる国営の森林公園です。国の明治百年記念事業の一環で整備された公園で、国営公園としては全国で初めて1974年7月にオープンしました。

入園料が発生しますが、園内には

  • 日本一大きなエアートランポリンが自慢の『ぽんぽこマウンテン』
  • アスレチック遊具のある『むさしキッズドーム』
  • フィールドアスレチックのある『冒険コース』
  • 巨大なじゃぶじゃぶ池の『水遊び場』
  • 水遊びもできる人工小川がある『渓流広場』

などレジャー施設が満載で、週末などにはたくさんの方が利用する公園となっています。

また、武蔵丘陵森林公園はレジャー施設以外にも広大な雑木林や池沼・湿地帯など野鳥が好む環境も揃っていて、野鳥観察のスポットとしても最適です。

芝生広場や原っぱではトラツグミ、雑木林ではフクロウに出会える可能性があるなど、季節や環境ごとに多種多様な野鳥を観察できるのが魅力のひとつとなっています。

なお、武蔵丘陵森林公園では定期的に野鳥観察会が開催されていますので、初心者の方はベテランの方のレクチャーも受けられる観察会に参加するのもお勧めです。

  • 住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920
  • 電話番号:0493-57-2111(管理センター)
  • 料金:有料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、エナガ、オオタカ、オナガ、カケス、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、セグロセキレイ、ダイサギ、ヒヨドリ、フクロウ、リュウキュウサンショウクイ、アオジ、ウソ、オシドリ、トラツグミ、ビンズイ、ルリビタキ、イカル、キクイタダキ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、サシバ、チュウサギ、ヤブサメ、アカハシハジロ、オナガガモ、キンクロハジロ、ツグミ、トモエガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、ミヤマホオジロ

武蔵丘陵森林公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
武蔵丘陵森林公園で野鳥観察のススメ。季節ごとにたくさんの鳥に出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

八丁湖

八丁湖は比企郡吉見町にある、満水時の面積52,000平方メートル、外周約約2キロメートルの大きな湖です。江戸時代に水田耕作のために造られた人造湖で、当時は『八丁八反の沼』と呼ばれていました。

八丁湖のある吉見町には他にも水田耕作のための溜池が複数ありますが、この八丁湖が比企地区では最大の人造湖です。

八丁湖は比企丘陵自然公園内にあり、湖の外周にウォーキングコース(遊歩道)が設けられている他、『自然植物観察コース』や『野鳥観察コース』なども整備されていて、バードウォッチングスポットとしても人気があります。

バードウォッチャーに人気のカワセミや見ごたえのあるサギの仲間などが飛来してくる他、オシドリが飛来してくることでも知られています。現在、オシドリが見られる池や湖はそう多くありませんので、貴重なバードウォッチングスポットと言えるでしょう。

  • 住所:埼玉県比企郡吉見町黒岩
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 見られる野鳥:アオゲラ、アオサギ、アカゲラ、ウグイス、エナガ、カルガモ、カワウ、カワセミ、コゲラ、シジュウカラ、ダイサギ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、オシドリ、カイツブリ、クロジ、シメ、ベニマシコ、マガモ、ルリビタキ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、アトリ、オオハクチョウ、オナガガモ、カシラダカ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ヒドリガモ、ホシハジロ…など

八丁湖の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
八丁湖で野鳥観察のススメ。オシドリやオオハクチョウにも出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

大宮公園

大宮公園は、さいたま市大宮区と見沼区にまたがる県営の都市公園です。明治18年に埼玉では初の県営公園として開園し、その後昭和55年に第二公園、平成13年に第三公園が開設された歴史ある公園となっています。

大宮公園といえば、埼玉西武ライオンズの試合が行われることもある『埼玉県営大宮公園野球場』や、Jリーグの大宮アルディージャのメインスタジアムでもある『さいたま市大宮公園サッカー場・通称NACK(ナック)』が有名ですが、それ以外にも

  • 小動物園
  • 児童遊園地
  • 梅林や桜並木
  • 埼玉県立歴史と民俗の博物館

など多彩なレジャー施設が揃っている魅力あふれる公園です。

また、園内にはサクアやウメ、アカマツやモミジ、イチョウやメタセコイアなど大小たくさんの木々が植樹されている他、ボート池(舟遊池)や白鳥池などの水辺もあり、野鳥が集まりやすい環境を有しています。

埼玉でトップクラスの都会である大宮駅近くに位置してアクセスの便が良く、また自然が残る園内には歩きやすい遊歩道も張り巡らされていて気軽にバードウォッチングを楽しむのに最適なスポットと言えるでしょう。

バードウォッチャーに人気のカワセミやサギの仲間に加え、オオタカが飛来してくることもあります。

  • 住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4丁目
  • 電話番号:048-641-6391(大宮公園管理事務所)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(有料)
  • 公式サイト
  • 園内マップ(公式)
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、ツミ、ハクセキレイ、バン、ヒヨドリ、ミヤマガラス、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ、アオジ、オオバン、カイツブリ、コガラ、ビンズイ、キクイタダキ、キビタキ、オオヨシキリ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ミコアイサ…など

大宮公園の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
大宮公園で野鳥観察のススメ。誰でも気軽に楽しみやすいバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

鎌北湖

鎌北湖は入間郡毛呂山町にある、農業用の貯水池として作られた人工湖です。正式名称は『山根溜池』ですが、毛呂山町観光協会が「かまきた湖」という呼んだことをきっかけに、鎌北湖という名前が定着しました。

鎌北湖は奥武蔵自然歩道の玄関口に位置していてハイキングコースとしても人気の高いスポットです。周辺は人里離れた外秩父山地となっていて、野鳥を含めたくさんの動植物が暮らすエリアとなっています。

カワセミやオオルリ、ベニマシコなどバードウォッチャーに人気の野鳥が目白押しで、普段街中ではなかなか見かけない野鳥に出会うことができる貴重なバードウォッチングスポットです。

中でも鎌北湖では『サンコウチョウ』が見られることで有名で、サンコウチョウが営巣する夏場は一目見ようとたくさんのバードウォッチャーの方が足を運びます。サンコウチョウはオスに長い尾羽があるのが特徴的な野鳥です。繁殖期のオスが長い尾羽を付けて飛ぶ姿は幻想的で、バードウォッチャーには一度は見てみたい憧れの野鳥となっています。

  • 住所:埼玉県入間郡毛呂山町大字宿谷
  • 電話番号:049-250-8143(毛呂山町観光協会)
  • 料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト
  • 見られる野鳥:アオサギ、ウグイス、エナガ、ガビチョウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ、アオジ、オシドリ、カイツブリ、カヤクグリ、シメ、ノスリ、ベニマシコ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コマドリ、サンコウチョウ、ツバメ、ヤブサメ、カシラダカ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ…など

鎌北湖の野鳥観察について、以下の記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
鎌北湖で野鳥観察のススメ。サンコウチョウにも出会えるバードウォッチングスポットを360度写真付きで紹介

最後に

近年バードウォッチングはコロナ禍でも楽しみやすいレジャーとして、若者の中でも流行りを見せつつあります。これからバードウォッチングを始めてみたい方も多くいると思いますが、バードウォッチングや野鳥の写真を撮る際には、

  • 巣を見つけても近づかない
  • 野鳥を追い回さない
  • 餌付けは行わない
  • ストロボは焚かない
  • 野鳥の生息環境を勝手に変えない

などの最低限のマナーを守って楽しむよう心がけましょう。

野鳥観察のスポットとなっている場所の多くは、公園など他の方も利用する施設です。他の利用者に迷惑がかかってしまうとバードウォッチングをする人すべてが悪い印象となってしまいますので、ご注意ください。

なお、今回紹介したスポット以外にも埼玉県にはまだまだたくさんのバードウォッチングスポットがあります。また、気にして観察するようになると、意外にも街中でもスズメやハト、カラスなどの他にもたくさんの野鳥がいることに気が付きます。日頃から楽しめる手軽な街角バードウォッチングもお勧めです。

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